ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
スキー競技には五輪の金より価値の高いものがある
葛西、健闘9位 沙羅は4連勝! W杯ジャンプ(夕刊フジ) - goo ニュース
ソチ五輪が終わって1週間が経つのだが先日も記したように
女子ジャンプW杯では五輪でメダルを逃した高梨沙羅がルー
マニアでのW杯で連勝して2年連続総合優勝を決めているし、
男子の方も再開されたW杯で五輪で念願の個人メダルを獲得し
た葛西紀明が膝を痛めながら3位に入るなどポスト・ソチの動き
は既に始まっている。
面白いのがマスコミの反応で葛西らが一旦帰国して挨拶回りを
した後に早くも再開されるW杯に参戦するために出国したのに
対し‘五輪が終わったのに大変ですね’という声が多々あった事。
つまり一般のマスコミは五輪こそ唯一無二の大会という意識が
強い事を証明しているコメントだろうが、ここから既に感覚のズ
レがあるのだ。
スキー競技の世界では恒常的に転戦して戦い総合優勝を決める
W杯の総合優勝こそ最高のグレードだし、選手達もW杯総合優
勝を目指して日々戦っているわけで‘五輪だから’といって特別
にプレッシャーを感じる事はないようだ。
ところが日本では冬の競技でも五輪こそ唯一無二の最高の大会
という歪んだ位置付けをしているのでマスゴミも一般のファンを
ミスリードしがちだ。
ルーマニアでのW杯で連勝した高梨沙羅の試合ぶりを見る限り
決して調子が悪いわけでもないようだから、メダルを逃したのは
マスゴミを初めとした周囲が いらぬプレッシャーをかけ続けた
からという事が証明された。
五輪の金メダル以上の価値を持つ競技は いくらでもあるわけで
マスコミはそういう事をしっかり一般のファンに教える義務がある。
4年に1度の五輪で大騒ぎするのならプロ野球がオフの間ぐらい
W杯を五輪並みに取り上げてしっかり報道するべきだろう。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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スゴイ転戦。
1戦休んだだけで、「抜かれた~」と、ブログで嘆いていました。
恥ずかしながら、私も昔は「オリンピックが一番」だとおもっていました。
だから、直前までW杯に参戦している選手が不思議でした。
キングオブスキー荻原健司は、欧州でのほうが人気ある、とか、葛西紀明にしても、欧州でこそ「レジェンド」と言われているのですよね。
今大会で個人と団体でメダルをとったけど、逃していたら、またマズゴミや、スポーツ無知のヤカラが叩きまくったんでしょうね~。
私の、昔からのリア友は、後者のパターンが多くて、参りました…
どうしても日本は五輪一神教ですからね。
札幌五輪前に笠谷幸生がジャンプ週間に出場して3連勝したにも拘わらず、最終戦を代表合宿のために帰国したらヨーロッパのメディアはクレージー扱いだったそうです。
そういう報道は日本では一切ないですから無垢なファンは影響されますが、荻原健司ぐらいから正統な感覚のファンが増え始めてますね。