マスコミは渋野日向子のアメリカツアー挑戦への背中を押すべし

 
 今年の全英女子OPで初優勝した渋野日向子が、アメリカツアー
挑戦に興味を抱いている事を明かしたらしい。
 
 全英女子OPで優勝しアメリカツアーの出場権を得た直後には
‘シード権を行使するつもりはなく、日本ツアーに専念する’と語
っていた渋野だったが予選ラウンドでアメリカツアー日本人トッ
プの6位に付けている畑岡奈紗や全米OP2位の柳簫然らから刺激
を受けたようだ。
 
 特に畑岡奈紗は同い年なだけにアメリカで堂々と活躍している
姿を見れば嫌でも意識するだろうし、より高いレベルでプレーし
たいというのはアスリートとしての本能だから当然だろう。
 
 正直言って渋野が全英OPで優勝した時には‘誰?’という感じ
だったし、アメリカツアーよりも日本ツアーを選ぶと語ってい
た時は‘まだ自信がないのか’とも思っていた。
 
 アメリカツアーでプレーするというのは生半可な覚悟では厳しい
し、本人にその気がないならば無理する事はないと思ったのだ。
 
 しかし畑岡のように10代からアメリカでプレーしている選手と
一緒にプレーする事により何らかの刺激を受けるし、自分も通じ
るという自信も付ける事ができるはずだ。
 
 確かに日本ツアーでプレーすればトーナメントへの注目度は上
がりマスコミも大きく取り上げてくれるだろうが、何年かすれば
取り上げなくなるのは確実だし周囲からチヤホヤされるぬるま湯
のような環境にいると百害あって一利なし。
 
 そういう意味でアメリカツアーのような厳しい環境に身を置く
事こそ更なる成長を促す事ができるわけだから、マスコミもアメ
リカツアー挑戦にブレーキをかけるようなマネをして欲しくない。
 
 
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