THE FIGHTING FISTS OF SHANGHAI JOE=荒野のドラゴン

 先日動画サイトを見ていて荒野のドラゴンのテーマを聴いてみた
くなったので、検索するとメインテーマだけでなくフルバージョン
がヒットしたので久しぶりに見てしまった。

 実は荒野のドラゴンはブルース・リーがカンフーブームを起こし
た時期に友人達と初めて見に行った一般映画で、それまでは小学生
だった事から友人達と一緒に映画館に行く時は東宝チャンピオンま
つりなどしか行ってなかったわけである。

 当時は燃えよドラゴンが上映されて以来カンフー映画が雨後の筍
の如く‘〇〇ドラゴン’などというタイトルで片っ端から上映されてい
た時代で、別の友人もジミー・ウォング主演の片腕ドラゴンを見に
行って‘凄かったぞ’と興奮気味にしゃべっていた。

 そこで友人達と誘い合わせて行ったのだが、同時上映は子連れド
ラゴンだった。

 荒野のドラゴンに関しては事前に情報番組などで映像は見ており
主演はチェン・リーという、あまり知らない俳優で日本語吹き替え
版だったのには驚いた。

 とりあえずブルース・リー以外のカンフー俳優といえば片腕ドラ
ゴンのジミー・ウォングや帰ってきたドラゴンのブルース・リャン
などが有名だったが、チェン・リーは後から調べると早川明心とい
う日本人だったらしい。

 当時初めて見るカンフー映画だったので1人を除いて‘おおっ!ス
ゲー’状態だったのだが、唯一‘大した事ない’というリアクションだ
ったのは燃えよドラゴンを兄と一緒に見た経験のある友人のみだっ
た。

 改めて見ると主役が東洋人という事からけっこう白人から差別を
受けるシーンが多々あるし、動画サイトで見たバージョンはサンフ
ランシスコを駅馬車で出発するシーンからあるのだが正規の値段を
払ったにも拘わらず荷台に乗せられていたシーンが印象的だった。

 ちなみに荒野のドラゴンのオリジナルタイトルはTHE FIGHTING
FISTS OF SHANGHAI JOEで荒野のドラゴンとは似ても似つかない
タイトルで、イタリア映画だった事からディープレッドがサスペリ
ア2になったような感じだろうと思う。

 ただこういった作品は以前は夜中に地上波でやったりしていたが、
最近はBSですらOAしなくなっているのでたまには見たくなるのだ。

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