07年佐渡ヶ嶽部屋・朝稽古見学

　3年連続で、11月の第1月曜は佐渡ヶ嶽部屋の朝稽古を
見学に久山町まで行く。
　一昨年は、みんなで行ったが昨年から長男が幼稚園に
行き始めたので、次男と2人で行く事になった。
　昨年は朝青龍が、出稽古に来ていたので次男と2ショッ
ト写真を撮ってもらったからか、次男は車の中で「今日は
朝青龍は来るの？」と私に尋ねる。
　ご存じのように朝青龍は、まだモンゴルだが3歳の次男に
そんな話をしても通じない。
　8:10に家を出て車を走らせるが、通勤ラッシュの時間帯
ゆえ八木山バイパスの手前で渋滞に巻き込まれ、通常1時間
以内で着くのが1時間過ぎてしまった。
　部屋は、久山町の工業団地の中にあるので分かり辛い。
　9:15頃にようやく到着するが、平日にも拘わらず見学の
車が多い。

　さっそく稽古場の左側にある窓から稽古を覗くが、途中
老人福祉施設の年寄り達が見学に来た。私らの胸あたりに
窓があるので次男も肩車したり、肩に乗せて見せているの
だが、福祉施設の老人達に車いすの方々がいる。
　見せるのは、どう考えても無理なのだが・・・・・・。

　さて稽古場では、尾上部屋の関取・白乃波と把瑠都が
出稽古に来ていた。
　ただ残念ながら琴欧州と琴光喜はケガなどのため、稽古が
できないようだ。
　それでも白乃波と琴春日が、熱心に20番以上の申し合いを
やっていた。

　172㎝の白乃波が小さいので琴春日は、やりづらそうだった。

　続いて琴奨菊と把瑠都の申し合い。こちらも20番以上の熱の
こもった稽古だったが、巨漢力士の把瑠都が意外にも低く立ち
会って琴奨菊を潜り込ませない。
　把瑠都が、かなり優勢だ。

　そうこうしている間に10:30頃になった。稽古場には前記した
ように老人福祉施設の年寄り達が、大勢見学し始めたので周囲を
見るべく散策していたら稽古場と調理場の間で若手力士達が、
ちゃんこを作っていた。

　それからほどなく、締めのぶつかり稽古があって整理体操と
四股踏みが行われ、最後に相撲道の賛歌を合唱して終了。
　琴欧洲と琴光喜の両大関は、ぶつかり稽古で胸を出しただけ
だった。

　終了後は、控えで力士達が談笑していた。

　やがて手形を押していた琴奨菊と白乃波、そして把瑠都と次
男は2ショット撮影をしてもらった。やはり子供は得だ。

　終了後に尾上部屋の関取衆が、車に乗って帰るさまを撮影。


　ところで、今日稽古場見学していて隣で一緒に見ていたのが
サラパパさん。尾上部屋の贔屓で把瑠都に声をかけたりされて
いたが、相撲論などですっかり意気投合。
　佐渡ヶ嶽の宿舎が、込み入った所にあって最寄りの駅まで遠い
ので篠栗駅まで送って行った。
　当然のように車中では、相撲などの話で盛り上がり10分ほどの
時間が、あっという間に過ぎてしまった。
　やはり本場所もいいが稽古場の見学も、こういったハプニング
があるので楽しいし止められない。