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稀勢の里、この1敗が どう作用するか

稀勢の里、白鵬がともに初黒星 名古屋場所

 7月10日から始まった大相撲名古屋場所は5日目の今日、綱取りを
目指す大関・稀勢の里が前頭筆頭の栃煌山の突き落としに敗れて痛
恨の1敗を喫した。

 立ち合いから押し込む稀勢の里だったが まわしを取る事ができ
ずに攻めあぐねる形で強引に寄って行ったものの土俵際で突き落と
されて敗れたのだった。

 まわしを取れずに強引に寄って行っただけでなく弱点の1つである
腰高だったため、せめてまわしを取らないとやばいと思っていたら
案の定 突き落とされたわけだ。

 先場所も言っていたように中日まで全勝でクリアすると勢いが付
くだけでなく周囲も‘横綱が見えた’的なムードになると思ってい
たのだが、前半最終日の5日目に土が付くというのは最近の取り口
から見ても意外な展開だった。

 名古屋場所は前師匠の隆の里だけでなく千代の富士や旭富士らが
横綱に昇進した縁起のいい場所だから今場所の綱取りが大いに期待
されていたのだが、千代の富士は35年前の名古屋で琴風から敗れて
1敗になりながら終盤にかけて調子を上げ千秋楽に北の湖に勝って
の逆転優勝だった。

 つまり綱取りには痛い1敗ではあるものの開き直る事ができると
いう面もあるわけで、下手なプレッシャーから解放され伸び伸び
取れれば悪いものではない。

 ありがたい事に稀勢の里が敗れた直後の一番で最大のライバル・
白鵬も初黒星を喫しているので星勘定では並んでいるのだから、
そういう意味でも致命的な1敗ではないが綱取りの条件は14勝あた
りだから綱取りには踏ん張りどころである。

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