バンクーバー五輪10日目:小平奈緒は日本Sスケート界の宝

小平5位、田畑は19位=女子1500〔五輪・スピードスケート〕(時事通信) - goo ニュース

 今日オリンピックオーバルで行われたスピードスケート女子 1500mで、
13組目に登場した1000m5位の小平奈緒は1:58:20 のタイムでトップに
立ち結局3位とは0秒28差の5位に入賞した。

 1500mでの入賞は92アルベールビルで橋本聖子が銅メダルを獲得して
以来だ。
 そして小平の1000mに続く入賞は日本スピードスケート界にとっても希望
が持てる内容なのだ。

 かつて80レークプラシッドで男子5種目を全種目制覇したエリック・ハイデン
や88カルガリーで女子5種目を全種目入賞した橋本聖子のようなオール
ラウンダーと呼ばれる選手達が消えて久しい。

 どうしても500mを中心とした短距離で勝とうと思うと瞬発系の筋肉を中心
に鍛えないといけないし、ラップを刻む長距離で勝つには持久系の筋肉を
鍛えないといけない。

 1500mは この2つを両立する必要があるのでスペシャリスト種目と呼ば
れていたのだが、昨今は1500mの選手が1000mで活躍したり 5000mで
活躍したりするシーンを目にする。
 さらに前回のトリノから団体追い抜きが加わったが、この種目でも中心は1500mの選手であって500mの選手ではないのだ。

 どうしても日本の企業は手っ取り早くメダルが獲得しやすい500mの強化
には ご執心だが、中長距離に関しては海外との差が大きいという事もあり
及び腰である。

 だから男子など1000mすら世界レベルから置いていかれているのだ。

 それを考えると今回の小平奈緒や高木美帆らは1500mでも力を発揮
できるタイプなだけに4年後以降も楽しみだ。

 彼女達が世界相手に互角以上に戦い、メダルを取れれば企業の方も中
長距離にも力を入れ始める可能性が高い。

 だからマスコミも彼女達を大きく取り上げていって欲しいし、大いなる
活躍を期待したい。

  カーリングは2試合。
 午前中の試合でロシア相手に0-6から大逆転で勝った日本だが、ドイツ
相手に5-6で敗れ痛恨の3敗目となった。
 やはりロシア戦で大逆転したものの、かなりの消耗があったのだろうか。

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