昨日は夕方から次男を連れて福岡市内の友人宅に行き友人の髪を
切った後に、持参した土産のケーキの選択権をかけてUNO界まで
行った。
今から30年以上前の修行時代にカットモデルになってくれてい
た友人宅に2ヶ月に1度行くのだが、その時に買う土産のケーキは
基本的に老司にある店に行く事にしている。
ここは修行時代は大橋にもあって師匠の店の先輩から評判を聞き
何度か行っていたわけで修行が終わり家で両親と働きだしてからも
何かある時は必ずここのケーキを手土産に持って行っていたのだが、
20年ほど前に都市計画で大橋の店は立ち退きになり老司の本店のみ
での営業になっていた。
大橋は交通の便がよかったのに対し老司は行き先からすると遠回
りになるため‘わざわざ感’があるだけでなく、行き先までの道も
渋滞に嵌りやすいため一時よほどの事がないと立ち寄れなかった。
ところが10年ほど前に環状線の都市高速が開通しただけでなく
下を通る道も環状線として整備されたので、コチラから行く場合は
糟屋ICから野多目まで乗って降ると10分ほどで着くのだから環状
線様々だ。
ここのおばちゃんとも30年以上の付き合いになるので結婚前は
女房と、子供ができても一緒に行くためすっかり覚えてくれている
し子供の成長を喜んでくれる。
また月曜休みの時があるので事前に電話して行くのだが名前を言
わなくても、私だというのを分かってもらえるので凄く嬉しい話で
ある。
聞くところによると孫さんが先日結婚したとの事だが、ご主人は
‘体が続く限り店は続ける’との事で凄くありがたいし、こういう
付き合いは少しでも長く続けたいと思っており子供達にもこういう
縁の大事さを身をもって教えられている事になる。