久しぶりに北斗の拳を見た

　月曜日に福岡の友人宅で私が友人をカットしている間に次男が、
アニメ・北斗の拳を見ていたのでカット終了後に4話まで一気に
見る事に。

　アニメ版の北斗の拳がOAされた頃の私は福岡での修行の真っ最
中だったから残念ながらまともに見る機会がなかったので1話から
見てなかったので妙に嬉しかったし、キャラの声を聞いているとケ
ンシロウの神谷明だけでなく昭和の声優達が揃っていたので友人と
次々に‘○○の声’と当てあっていたのだ。

　一方で友人の奥さんと次男は呆れたように我々を見ているのが妙
に面白かったわけで、今回は来てなかった長男が平成のアニメを数
年したらそういった感じて声優の声などを説明するようなるのかと
思ったりもする。

　次男にしてみると北斗の拳は昨年女房の友人夫婦が遊びに来た時
に土産として単行本の全巻セットをもらっていたので、読破し内容
を知っていたからアニメとの対比をしていたわけだ。

　しかも昨年は聖帝・サウザーの‘愛などいらぬ’というセリフが
付いたTシャツを購入し着ていたので、北斗の拳には馴染みがあり
見比べた感想を聞くと‘原作に比べて絵の迫力が今ひとつ’と言っ
ていたのだがアニメで原作のような雰囲気を出させようと思ったら
膨大な時間がかかって毎週OAに間に合わないだろうと言ったのだ。

　よくしたもので22日にBSプレミアムのアナザーストーリーズ
の中で北斗の拳ができるまでをOAしていたから見ていたのだが、
原作者の武論尊が絡まずに原哲夫のみで描いた読みきり作品で同じ
北斗の拳があったとの事。

　ただし読みきり版では現代劇で主人公も学生だったし、明らかに
ブルース・リーのカンフーアクションの影響を受けている事が分か
るものの迫力という意味では舞台設定がマッドマックスのような世
界に変更されてよかったと思ったりする。

　それにしてもアニメでは動画ならではの演出を入れて迫力を出し
てはいるものの、やはり原哲夫の画力には勝ててないわけで作者が
いかに入魂の作品だったか分かるのだ。