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こーじ苑
キューバ人選手 獲得解禁はいいけれど
キューバ市場がついに一挙開放か?国交正常化が野球界に与える「影響」。(Number Web) - goo ニュース
昨年プロ野球ではキューバからの移籍が正式に認められジャイア
ンツがセペダを獲得したのを皮切りにベイスターズはグリエル、マ
リーンズはデスパイネを獲得し今シーズン以降も その流れは加速
しそうな感じだ。
ただ個人的にキューバ選手の獲得するのはいいが中心戦力として
アテにするのは危険だと思う。
まずキューバにはプロという概念がないため、ナショナルチーム
での活躍が優先される可能性が高いしオフシーズンにはキューバで
プレーしたりとオフなし状態になるとケガが怖い。
また日本のように人工芝の球場が多いと下半身に負担がかかるの
で、前記したようにオフなしでのプレーはケガのリスクに拍車が か
かるのではないか。
更にキューバの野球はMLB以上にシンプルで大らかなスタイル
だから、その対極にあるチームプレーやサインプレーなど緻密な面が
強過ぎる日本のスタイルにアジャストできるかどうかという不安も
ある。
投手が思いっきり得意な球を投げ打者がフルスイングで打ち返す
というスタイルに慣れていたキューバ人選手が、徹底的に敵の弱点
を突くだけでなくベンチから出る‘待て’のサインにも従いながら
結果を残さないといけないのだから大変だろう。
確かに身体能力が高いのは魅力ではあるが、こういったリスクも
頭に入れておかなければならない。
更に厄介なのは日本同様MLBもキューバ人選手の獲得が解禁し
た事で、スタイル的に近いだけでなく資金力に勝るMLBに主な選
手は流れ日本に来るのは第2グループという事になる可能性も高い。
ただし完成された選手より これから伸びる選手の方が日本のスタ
イルにアジャストできるという希望もあるのだが。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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ちなみに最初にキューバに注目したのは長嶋茂雄ですよ。
80年に解任された後キューバを訪問して魅入られてましたから、第2期長嶋ジャイアンツはキューバや西鉄ライオンズを再現したかったようです。
ただこのスタイルは嵌れば強いけど、崩されると脆いという弱点があり9年間で3度の優勝という事になったようですね。