ファイヤー星人の無駄な策略

 ウルトラマンエース39話に登場したファイヤー星人は地球侵略のためにTAC
の新兵器であるシルバーシャークの破壊とエース抹殺を狙って暗躍するのだが、
理解しづらいのが なぜ梅津ダンの叔父さんである三郎に化けて登場するのか
という事。

 北斗がダンとアパートに帰宅していたら子供が10階ぐらいの階段の手すりに
ぶら下がって助けを求めていた所に星人が化けた三郎が現れて北斗と一緒に
落ちてきた子供を受け止めるのが両者のファーストコンタクト。

 そして‘死んだ母親にプレゼントする予定’だったペンダントをダンの姉の首に
かけてやるのだが、そのペンダントが盗聴器だったという事。

 ただし星人がやった事を考慮すると、そこまでやる必要があったのか?と
思ってしまう。

 というのも盗聴器でシルバーシャークが完成するのを知る前に開発している
秘密研究所の周囲をパトロールしていた山中と美川のパンサーが星人から
襲撃されたのだが、それを考えれば星人は秘密研究所の場所の目星は付けて
いたわけで わざわざ北斗と親密な梅津姉弟に盗聴器を仕掛ける必要はない
だろう。

 最初に山中達を襲撃した時に腕に嵌めていたブレスレットを落としたのだが、
これで星人が三郎に化けていたと北斗にバレてしまうわけで近づいてなければ
正体不明の敵という事でTACを混乱させる事はできたはず。

 しかも北斗が三郎の正体を語った時に本来なら‘三郎を信じる’などと梅津
姉弟が言い張って(ちょうどメトロン星人Jr編のように)モメ事を起こしたりする
なら、多少の効果があったかもしれないがペンダントが盗聴器だというのが分かり
ガク然とさせて‘本当のことを確かめる’と言って姉弟で北斗に付いて来たのを
人質にしたものの大した効果もなかった。

 結局ムダな策略を弄したものの大した効果はなく、それならばパトロール中の
パンサーを星人自ら襲撃するよりも秘密研究所の辺りをファイヤーモンスを
使って破壊した方が よっぽどシルバーシャークの破壊にはなったのではない
だろうか?

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