夏休みの出校日に ついて

 今日8月6日は日本人としては決して忘れてはいけない広島原爆の日と
同時に、中学までは出校日で必ず平和授業を受けていたのを思い出す。

 今年も次男を幼稚園に送っていくのだが、いつもと違って登校時間の
8:20を過ぎて走って登校している子供達が多いのに気が付く。
 そういえば私が小学校の頃もラジオ体操に行っていたので早起きには
慣れているはずが、朝食などをゆっくりと食べるクセが付いていて遅刻し
そうになる事が多々あった。

 ただ同じ出校日でも6日と21日では少し雰囲気が違う。

 6日の場合は夏休みも まだまだこれからが本番という事で大いに楽しみが
あるし、1週間後には盆休みが来るので従兄弟達の帰省や旅行などワクワク
感が強い。

 更に小学校の低学年の頃は夏休みに会いづらい遠方の友人とので久し
ぶりに会えるという楽しみもあった。

 ところが21日(今年は20日)の場合は高校野球も終わり夏休みも残り10日
間ほどだし、楽しかった盆休みのノスタルジーに嵌っている最中にやってくる
ので宿題をやっていなかったという現実を突きつけられ暗澹たる気分になる
というのが定番だった。

 面白いのが友人と宿題の進み具合を話し合うのだが友人が進んでないと
安心できていたし、ほとんど終わっている友人がいると妙に焦っていたのが
印象深い。 

 やはり人間とは弱いもので同類がいると安心してしまうのだ。 

 それにしても夏休みで盛り上がっていた気分が盆休みを境に一気に楽しい
ムードがしぼむのは毎年同じだし、それに拍車をかけるのが21日の出校日
なのだった。

 だから今日 登校している長男を含めた小学生を見ると楽しそうだったが、
2週間後には こんな顔はしてないだろうと思った次第だ。   

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