ざるソバ大好き！

　子供の頃にデパートなどに買い物に行くと、だいたい上の階のレストラン
で食事をしていた。
　面白いのが子供はレストランでは‘お子様ランチ’が定番だが私は物心
ついた頃から、なぜか‘お子様ランチ’ ではなく‘ざるソバ’ばかり注文して
いたのだ。
　しかもツユの蓋の上に乗っているネギやワサビも全部入れて食べていた。　

それぐらい、ざるソバは好きだった。

　ざるソバは通常の店に行くと少し割高になるし、必ずしも満腹感が
なかった。
　だから家庭用のざるソバを買ってきたときは、多めにゆがいて食べて
いたのだ。
　自分で、ゆがいて食べるようになってからは拘って作るようになった。

 　例えば昨日の昼食、私と女房に父と次男の4人で通常は 6玉をゆがく。
　血は争えないもので、息子達もざるソバは大好きだ。
 　大鍋で多めに湯を沸かし、ソバを茹でるのだが最後に火を止めて1分
ばかり蒸らすのがコツ。

 
　茹で上がったソバを金ざるに入れるが、そば湯を取るために下に手鍋を
敷いておく。
　そして隣のゾウシバケツには氷水を準備。
　氷水で茹で上がったソバを3回ばかり洗う、これをする事でソバがしっかり
コシが出る。

　ざるに移して水を切って でき上がり！
　食べ終わったら、茹で上がった時にざるの下に敷いていた手鍋で取った
そば湯を 残ったツユと一緒に混ぜて飲む。

　これが美味しい！

 
　私が茹でだしてから、そば湯は必ず取るようにしている。
　コチラでは そば湯はあまり馴染みがないようだが、本格的なソバ屋に
行くと出るし東京などでは必ず付いてくる。
　必ずそば湯を取って飲むので、最近では息子達もそば湯の味を覚え
‘そば湯を飲む’と必ず言うのである。