アニメなのに肉弾戦が多いタツノコ作品

 先月末にWOWOWでタツノコ・アニメの最終回特集がOAされた。

 マッハGO!GO!から始まりみなしごハッチ・ハクション大魔王・新造人間キャ
シャーン・科学忍者隊ガッチャマン・破裏拳ポリマー・タイムボカン・
ヤッターマン
などがOAされたのだが気づいた事が1つ。


 キャシャーン・ガッチャマン・ポリマーなどのリアルアクション作品は肉弾戦が
主体だという事。


 基本的にウルトラマンなどの特撮巨大ヒーローは時間制限がある上に肉弾

戦が多いと建物などのセットを壊してしまう予算の関係で光線技で決まるという
パターンが多いのに対し、仮面ライダーなどの等身大ヒーローは光線技
などを
使うと予算が かさむので肉弾戦が多いという。


 一方でロボットアニメなどはセル画の関係で肉弾戦が少ないらしいが、同じ
アニメでもガッチャマンやキャシャーンなどは光線技でのフィニッシュ
ではなく
電光パンチなどの肉弾戦が主流になっている。


 そういえばガッチャマン・キャシャーン・ポリマーは等身大で肉弾戦が多いので
セル画なども多く使うだろうから予算も かさむだろう。


 それでも あえて肉弾戦をする事で作品のクオリティを上げているのが分
るし、科学忍法火の鳥など特撮ではできないアニメならではの必殺技が
登場
するのも凄い。


 リアルアクション作品やコメディ作品に感動モノ作品など多彩なタツノコ作品
の素晴らしさを堪能しただけでなく、労力を惜しまずにグレードの高い
作品を
作っていった心意気は素晴らしいと思う。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (アミーゴ今野)
2012-05-26 20:10:44
吉田竜夫さん没後の昭和53年以降ではムテキングやスターザンSあたりそうですね。
 
 
 
たしかに (こーじ)
2012-05-26 23:50:35
>アミーゴ今野様
 たしかに ムテキングも肉弾戦ありましたね。
 スターザンSは記憶にありません。
 
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