日本柔道重量級第3の男登場を喜ぶべきか?それとも・・・

21歳王子谷が初優勝=上川に一本勝ち―全日本柔道(時事通信) - goo ニュース

 今日 日本武道館で行われた全日本柔道選手権で21歳の王子谷剛志が
決勝で10年世界選手権無差別級王者の上川大樹に一本勝ちし初優勝を
飾った。

 柔道の日本男子重量級は08北京五輪で石井慧が金メダルを取ったのを
最後に低迷し、10ロンドン五輪での金メダル0の元凶ともいわれた。

 重量級の復活を期すべく大会前に期待されたのは今年の体重別を制し
復調を見せている10年世界選手権無差別級王者の上川大樹や、今年の
GSパリ大会で優勝した七戸龍の2人だった。

 ところが七戸は初戦の羽賀龍之介に技ありを奪ったものの3つの指導
を受けて辛うじて逃げ切った形だし、2試合続けて一本勝ちしたが準々
決勝で西潟健太に袈裟固めで一本負け。

 一方の上川は3試合連続一本勝ちの後に西潟を残り数秒で一本勝ちし
決勝進出。

 ところが決勝では3回戦の大野戦以外を一本勝ちして決勝に進出して
きた王子谷に大外刈りで一本負けしたのだから驚いた。

 低迷状態にある時にはジャンプがそうだったように世界と戦える選手
層を厚くする必要があり、上川や七戸だけでなく第3の男が誕生したと
いうのは喜ばしい事ではある。

 ただ悪く言えば どんぐりの背比べ状態になっているは明白で王子谷
が仮に世界選手権に出場してもメダルすら厳しいだろうし、上川や七戸
ともども銅メダルさえ取れれば上出来という状態だろう。

 とりあえず100㌔超級の選手がファイナリストになった事で重量級復活
への光明は見えたものの、時間はまだかかりそうだ。 

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