Ｔ先生、1年間お疲れ様でした

　今日で息子達が行っている小学校と幼稚園の3学期が終わり、明日から
春休みに入る。

　思えば長男が2年だった昨年度は次男が同じ敷地内にある幼稚園に行き
始め、私が送って行っていたので学校と縁が深くなった。
　そして長男の担任の先生も1年の時から替わっていたが、このT先生が
妙にインパクトが強かったのだ。

　私が小学生の頃は1・2年、3・4年、5・6年は同じクラスで担任の先生も
移動がない限り替わらなかったのだが、長男の時は1年の担任の先生が
移動してないのに3年の担任になっていた。

 　昨年の1月の始業式から帰った長男が‘担任の先生が替わった’ と言う
ので新しい先生の名前を見ると聞きなれない名前で転任の先生だろうか？
と思って新聞で調べたものの違う。
　実は4年の担任をしていた先生が春休みに結婚して苗字が替わっていた
のだ。

 　とはいえ前年の教え子だった4年生の文集で‘尊敬する人’で ‘T先生’
と書いていた生徒が5人ぐらいいたので‘いい先生だろう’と思っていたし、
家庭訪問で話を聞いたときに‘ボーっとした長男には ちょうどいい先生だ’
と実感したのだった。

　聞くところによると学生時代に陸上の走り高跳びをしていたという事で、
体育会系のようだから実際に運動会の時などダラダラしている子供達には
ビシッと言っていたのが印象深かった。

　7月に長男が発熱で欠席した時にT先生も休んでいたのだが、車で追突
されて入院したらしい。
　だから1学期の期末懇談会では成績表の説明が早々に終わり、事故の
話で盛り上がった。

　10月ぐらいになるとT先生が妊娠しているのが分かり、つわりできつそう
だったし 11月の授業参観の頃はダウンしてしまったようだ。
　そして3学期になると お腹の赤ちゃんが動いているのを子供達に触らせて
くれたりしていたようで格好の命の授業になっていると思った。

　そんなワケで4月からの新学期は当然のように産休に入るだろうからT先生
にとって長男達は結婚して最初の教え子であり、母親になる前の最後の教え
子になるわけで印象深い1年だったのではないかと思う。

 　T先生、1年間本当に ご苦労様でした。

　元気な赤ちゃんを無事に産んでください。