釜山の焼き肉屋で感じた事

　昨日の釜山ネタの続き。
　食事は釜山に行き慣れていた引率の先生が日本人が利用しない、
地元の人達専用の焼き肉屋に連れて行ってくれた。
　2階に案内されると我々が日本人というのを知った店員さん達が、
現地流の焼き肉の食べ方を教えてくれた。

　驚いたのがボウル一杯のチシャや皿にてんこ盛りされた大葉やカブの
薄切りなどが出てきた。
　そしてチシャに大葉、カブを乗せた上に焼き肉を一切れ置き巻き付けて
食べるのだ。

　面白いのが肉は追加注文しないと持って来ないが、野菜類はなくなると
注文しなくても持ってくる。
　つまり韓国では肉1に対し、野菜5ぐらいの割合で食べるのが常識という
わけか。　

　そういえば蒲田時代の89年に店の慰安旅行でグァム&ロタに行った時に
地元のレストランに行ったが、現地の人達が文字通り草履の底のような
サイズのステーキに洗面器のようなボウルに山盛りのサラダが出てきた
のを思い出した。
　つまり肉を食べる時は野菜を3倍以上食べるのが、肉を食べる伝統が
ある欧米や韓国などは常識なのだろう。　

　それに引き換え日本人にとって肉をまともに食べ始めたのが戦後と
歴史が浅い。
　だから どうしても焼き肉屋に行っても野菜を注文する予算があったら
肉を注文してしまう。
　その結果、肉ばかり食べてメタボになったり成人病になったりすると
今度は‘日本人には肉食が合わない’などという理論が まことしやかに
流れたりする。

 　釜山から帰ってから焼き肉屋に行く時には必ず野菜を多目に注文する
事にした。
　その結果、焼き肉を食べ過ぎても以前なら胸焼けしたりしていたのが
なくなった。

　いい勉強になった！

　ちなみに釜山から帰ってもう１つ習慣化したのがJINROをストレートで
飲むようになった事。
　現地では みんながストレートで飲んでいるのでマネして飲むと意外に
美味しかった。