クリフハンガーでのサッカーネタ

 先日30年前の元日にクリフハンガーを見に行った話を上げた
のだが印象的だったのは劇中で強盗団の1人デルマーが主役ゲイ
ブ・ウォーカーの同僚ハル・タッカーをサッカーの話をしながら、
いたぶるように蹴りながら崖から落とそうとして足をナイフで刺
されて転落死するシーンがあった。

 ハリウッド映画ではアメフト用語は度々聞くのだがサッカー用
語は珍しく不思議に思っていたら、この年アメリカでサッカーW
杯が開催されていたのでサッカーは一躍話題になっていたようだ。

 個人的に当時のサッカー界はプレッシングが主流だったので、
その流れからアメフトではブリッツディフェンスが流行り始めた
のではないかと思ったりする。

 ブリッツディフェンスは相手がパスシチュエーションの時に、
本来レシーバーをマークしパスを邪魔するのに対しQBにパスその
ものを投げさせないようにするもの。

 つまり前でQBにプレッシャーをかけQBサックを狙えるのだが、
反面QBにかいくぐられるとゾーンが空いてロングゲインされるリ
スクも派生するギャンブル的なプレーである。

 これが流行り始めたためオフェンスラインの作ったポケットに
守られてパスを投げるポケットパッサーが激減し、RBのスキルを
持った走れるモバイルQBが登場し始めるのだ。

 まぁバスケでもボールキャリーに2人でプレッシャーをかける
ダブルチームDFなどがありブリッツも元々あったのだろうが、
サッカーW杯開催でプレッシングが流行していた流れからブリッ
ツディフェンスが流行し始めたのなら相当な影響を持つ事になる。

 つまり欧米のスポーツは常に他の競技からも貪欲に戦術を吸収
しようとしているのが分かるのに対し、日本では今でも1つの競技
に集中するあまり他の競技に興味のない指導者が野球を中心にい
るのは残念でならない。

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