元のサイズに戻せたM1号

 昨日OAされたウルトラマンZの20話に登場したのは人工生命
M1号で、ウルトラQの10話とウルトラマンXの19話に続く登場
となる。

 ウルトラマンXでのM1号は地球の衛星軌道上にいて、いなづ
ま号のシーンが登場したり‘私はカモメ’という言葉を話すなど
ウルトラQに登場した個体という事が強調されており地底超特
急西への続編という扱いだった。

 しかし今回はパコさんことイナバ・コジローの娘・ルリが生
み出した人工生命で万能性に富んだ細胞を有しており、将来的
には再生医療の応用が期待されていたのだが当然ながらそれを
狙うテロ組織が登場し拉致されかける。

 この時に駆け付けたルリを庇って高圧電流を浴び細胞が活性
化して巨大化してしまうというわけで、破壊工作をする意思は
ないものの動き回るだけで街が破壊されるので駆除命令が出る
事になり元のサイズに戻す
細胞分裂逆進剤を作り出すまでの時
間稼ぎをキングジョー&ウインダムにZのベータスマッシュが
行うというもの。

 キングジョーとウインダムで足止めをする作戦がテロップ
で記されるのはウルトラマンのスカイドン編を彷彿させるし、
細胞分裂逆進剤で元に戻るのはウルトラQの変身の要素が入っ
ていただけでなくM1号を抑え込んで撃ち込むというのはセブ
ンのキングジョー編でのライトンR30爆弾を撃ち込むシチュエ
ーションだ。

 正直言ってM1号の巨大化はカブラギ・シンヤから宿主をアサ
ノに変えたセレブロの暗躍による仕業と考えていたし、そうな
るとホロボロスのような結末か宇宙に追放される形になるので
はとい思っていた

 こういった場合の結末はコスモスのような作品なら狂暴化した
怪獣への興奮抑制作用を持つフルムーンレクトや、狂暴化させる
カオスヘッダーを切り離すルナエキストラクトなどの技を使うの
だろうがZにはそういうのはないのでメツボロスは倒さざるを得
なかった。

 それが巨大化した原因が高圧電流の通電で元のサイズに戻せる
細胞分裂逆進剤を撃ち込むという事から、こういった終わらせ方
があるのかという感じだった。

 ないパコさんが細胞分裂逆進剤を撃ち込むシーンはゴジラVSビ
オランテでの権藤一佐が抗核バクテリアを、
VSスペースゴジラで
結城晃が血液凝固剤入り弾丸をゴジラに撃ち込もうとするシーン
と被った。

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