祖父の慧眼

 今から40年前の6月19日&20日の第3日月連休に我が家は屋根瓦の
葺き替え工事を行ったのだが、当時お客さんの一部から‘梅雨時の6月
にするのはギャンブルじゃないのか?’的な事を言われたらしい。

 基本的にこういった大がかりな仕事は第3日月連休にしかできない
のだが、確かに瓦の葺き替え工事のような雨が降ったらできない作業
を梅雨の最中に行うのは賭けに近いのだが発案者だった祖父の言い分
は‘6月20日前後は梅雨の中休みという時期だから7月17日&18日の7月
第3連休より雨が降る確率は少ないはず’との事。

 実際40年前の6月第3連休の頃は晴れの日が続き正しく‘今は梅雨な
のか?’的な時期で工事は滞りなく行われ、2日間で予定通り終了し
たのだった。

 一方7月に入ってから今年同様の梅雨末期の大雨に見舞われ7月の
第3連休の頃は雨が降っていたし、これではとてもじゃないが瓦の
葺き替えは無理だと思ったのだ。

 それを見た祖父は‘やはり梅雨明け前後の7月より梅雨の晴れ間の
6月の方が雨が降るリスクは小さいやろうが’と自慢げに、お客さん
にも言っていたわけで年長者の知恵だと実感した。

 だから以降は屋外で行う用事は7月の第3連休より6月の第3連休
の方が雨のリスクは少ないし、むしろ7月上旬の方が雨のリスクが
高いと考えて予定を立てるようにしている。

 そういった意味では今回の井戸ポンプの取り換えなども梅雨の
晴れ間に行うべしと思ったし、取り換えた2日後から雨が激しく
なり始めたので祖父の慧眼を実感するのだった。

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