西暦で‘5’の付く年のジャイアンツは・・・

内海、開幕アウト＝左前腕部炎症で２軍調整―プロ野球・巨人(時事通信) - goo ニュース

　Jリーグの開幕に続きプロ野球の開幕も間近となりファン達には
心躍らせる時期となっているのだが、今年は2015年という事から
西暦で5の付く年のジャイアンツの成績に注目したい。

　戦後に西暦で5が付く年は55年がホークス相手に1勝3敗から3連
勝して水原ジャイアンツ最後の日本一になったのに続き、65年は金田
正一の加入や8時半の男・宮田征典らの活躍でV9のスタートとなる
などゲンのいい年のはずだった。

　ところが75年に第1期長嶋ジャイアンツ発足1年目に最下位に終わ
ると85年もタイガースの後塵を拝す形で3位になり95年は広沢克巳
やチャック・ハウエルら大型補強元年だったものの3位、05年は堀内
ジャイアンツが5位に終わるなど75年を境に優勝を逃し続けている。

　しかも75年は王貞治が開幕前に肉離れで1ヶ月スタメン落ち、85
年は河埜和正がショートフライ落球、95年は開幕2試合目に桑田真
澄が完封寸前の9回に危険球退場後に逆転負けなどのハプニングで
試合を落とし流れに乗れずにズルズルという形でもあった。

　そして05年には堀内恒夫監督と清原和博が一触即発の剣呑な
状態になり、チームがバラバラになっている。

　94年まで言われていたのは戦後のジャイアンツが西暦で4の年に
優勝できないというジンクスで、54年に杉下茂を打てずにドラゴン
ズから優勝をさらわれたのを皮切りに64年が3位で74年はV10を
逃すと84年は創立50周年を飾れずという形だった。

　そして94年も6月終了時点で独走していたのが7月以降に大失速し
10,8決戦に持ち込まれたので、仮に敗れていたらボストンのバンビー
ノの呪いのように言われていただろう。

それでも04年は3位で昨年はリーグ優勝しながらCSでタイガース
から4連敗しているので、ジンクスの片鱗が残っているのだろうか。

　それを考えると5の付く年は先述したようなハプニングで負けた
後に流れを取り戻せずズルズルと優勝争いから脱落しているので、
シーズン前に中心選手のケガ人や記憶に残るハプニングでの負けが
あるとジャイアンツの優勝に赤信号が点る事になるかもしれない。