凪がデュナミストに心を開き始めた

 ウルトラマンネクサスEp28でジュネッスブルーがグランテラとのリターンマッチ
に臨むのだが、新たに現れた脅威であるアンノンウンハンドがメタフィールドを
ダークフィールドGに変換してしまう可能性が高くナイトレーダーはδ機のみで
出動してデータの収集だけをするようにとイラストレーターから指令を受ける。

 そしてδ機に孤門と共に乗り込むのが自ら志願した凪だというのが面白い。

‘青いウルトラマンがこの状況でどう戦うか見極めたいだけ’というのが理由
らしいのだが・・・・

 凪がデュナミストを目の仇にしていたのは子供の頃に自分の両親が人間型の
ビーストから殺害されたのが原因で、だからこそ当初は姫矢のようにデュナミスト
ならではの超能力を持っている人間をビーストと思い込んで付け狙っていた。

 さらに敬愛していた溝呂木眞也が闇の力の象徴であるダークメフィストになって
いただけに、その思いに拍車がかかっていたのだろう。

 しかし姫矢と敵としてながら接するうちにデュナミストと人間型ビーストの違いに
気付き始め、EP23では死を覚悟して最後の決戦に臨もうとする姫矢に対し
‘行かせてあげなさい、彼が望むようにさせるべきだわ’と理解を示したのが
象徴的だろう。

 これでデュナミストへの偏見もなくなったのだろうと思ったがEp27で負傷した
憐を発見して黙っていた孤門に対して詰問し
‘新たなデュナミストが姫矢と同じような人間とは限らない、力を手に入れたため
闇に引き込まれる人間もいる’と暗に溝呂木の事を言って警告していた。

 にも拘わらず今回は孤門に付き合ってδ機で出動するだけでなく、苦戦するジュ
ネッスブルーを援護するべくアビロックミサイルを命令を無視して撃ち込むの
だった。

 こういうシーンを見ると凪にもデュナミスト=人間型ビーストではないという事を
認め始めたのではないかと思ったのだった。

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