女子バレー世界選手権では7位

日本、最終戦は競り勝つ=ドミニカ共和国に3―2―世界女子バレー(時事通信) - goo ニュース

 イタリアで開催された今年の女子バレー世界選手権で日本は残念
ながら2次ラウンドで敗退となった。

 8月に行われたワールドグランプリで、ハイブリッド6といわれる
新戦術を引っ下げて決勝でブラジルに敗れたものの2位に入った事
から期待されて臨んだ今回の世界選手権。

 ただし予選ラウンドではトルコ・ロシア・アメリカにイタリアや
中国にも敗れるなど5連敗スタートで7位だったものの開催国枠で
決勝ラウンドに進出し4勝1敗での2位となったのだが、トルコや
香港・マカオで行われた予選ラウンドでは4勝5敗と負け越しており
アウェー開催の世界選手権で どこまで戦えるかが注目ポイント
だった。

 ところが1次ラウンドの初戦でアゼルバイジャンにフルセットで
敗れる まさかのスタートとなり、ベルギー・プエルトリコ・キュー
バ相手に3連勝するものの最終戦で中国からフルセットで敗れ3勝
2敗のグループ2位で2次ラウンドに進出。

 ただし2次ラウンドは1次ラウンドでの直接対決の勝敗を持ち越す
事から中国相手の1敗はともかく初戦で敗れたアゼルバイジャンが
2次ラウンドに進出したので、既に2敗している状態で3位以内に入
るには1敗が限度となる。

 その2次ラウンドで日本は初戦でクロアチアにフルセットで敗れ
ドイツにはフルセットで勝ったが、イタリアからストレート負けし
最終戦でドミニカに勝ったもののグループ4位で敗退が決まった。

 結果的に2次ラウンドまでの9試合を5勝4敗でストレート負けは
イタリア戦のみなのだがストレート勝ちもプエルトリコ&キューバ
戦の2試合で、フルセットの試合は2勝3敗と負け越しているので
ここらへんが響いた形だ。

 日本の新戦術・ハイブリッド6は高さを諦めた戦術でもあるので
トライ&エラーの結果だし上手く嵌ればワールドグランプリの決勝
ラウンドの4勝1敗につながるのだが、上手くいかなければ予選ラ
ウンドや今回の世界選手権のようになってしまう。

 はたしてハイブリッド6の熟成がリオに間に合うのか?6年後の
東京までかかるのか?

 時間との戦いが注目だ。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
« 宇宙戦艦ヤマ... 親近感がある... »
 
コメント
 
 
 
相変わらず日本は優遇されているな。 (テコンドーを五輪から除外しろ!!)
2014-10-11 23:57:46
「アウェーでの大会」とは聞こえは良いけど、日本戦の試合開始時間は開催国のイタリア戦を除くとほぼ17時(日本時間0時)前後で固定されていたよな。
これでは日本での開催と大して変わらないし、午前中にも試合が実施される五輪で体調管理を万全にするのは難しいだろな。

あと最近のバレーは勝率ではなく「勝ち点制」で順位を決めるのだから、1次リーグで最大のライバルの中国にフルセット負けは勝ち点1を確保したからまだ許容範囲内だけど、アゼルバイジャンとクロアチアに敗れてドイツに苦戦するなど、中堅国を相手に不必要に勝ち点を落としたのが極めて痛恨だった。
結局、対戦相手に徹底的に研究されて1次と2次の各ラウンドの初戦を落としたことが命取りになったと思う。
 
 
 
それは言えますね (こーじ)
2014-10-12 23:09:13
>テコンドーを五輪から除外しろ!!様
 やはり4年前の世界選手権と2年前のロンドン五輪で3位に入り、ワールドグランプリで2位に入れば世界各国から
研究されるのは自明の理ですからね。

 しかも世界選手権とワールドグランプリは自国開催だったというのも考慮するべきでしょう。

 敵に研究されてなおかつアウェーで結果を残せるのか
というのが、これからの課題だと思いますね。
 
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