名城信男の存在を忘れる なかれ

両者異常なし=名城、KO決着に意欲-WBA・Sフライ級(時事通信) - goo ニュース

 3月下旬から日本ボクシング界は亀田興毅の本当の実力が分かるといわ
れた亀田-ポンサクレック戦や4月30日に行われたWBC・WBOバンタム級
王座統一戦の長谷川-モンティエル戦に、5月9日に行われる内藤大助の
復帰戦。
 更に5月17日に行われる内山高志の初防衛戦や因縁の亀田大毅-坂田
健史戦は入札の末に坂田サイドに興行権が落札されるなど話題性に事
欠かなかったが、忘れてならないのがWBAのSフライ級王者・名城信男対
ウーゴ・カサレスの再戦だ。

 両者は昨年9月に指名試合で対戦し、序盤から中盤までカサレスに支配
されていたものの終盤に名城の猛攻でカサレスがダウン寸前に追い込んで
判定に持ち越された末 引き分けとなっている。

 前回の試合前にカサレスは‘名城は根性だけのボクサー’と挑発していた
ものの、終盤には名城の根性がモノをいい一方的な猛攻でダウン寸前に
追い込んだ。

 やはり勝負事は最後に勝利への執念が勝った方が勝ちという使い古され
た言葉を再認識させる名城の好ファイトだった。


 そういった意味での再戦だけに大いに楽しみではある。

 再戦では学習能力が高い方が勝つのだが名城はカサレスのスイッチなど
に惑わされててこずった事を、カサレスは終盤の失速をどこまで反省して
対策を立ててくるかというのも見どころの1つだ。

 戦術の幅という意味ではカサレスの方が上かもしれないが、名城には愚直
ながらプレッシャーをかけ続けられるスタミナと根性があり こればかりは
‘分かっていても・・・・’というモノだろう。

 勝った方が暫定王者のノニト・ドネアやビク・ダルチニアンなど強豪との
対戦に臨めるのだから両者のモチベーションも高いはず。

 残念なのがTV中継が地上波のTV大阪がOAするものの関西ローカルのみ
で全国放送されず深夜での録画中継や、BSジャパンでの中継もないという
事。

 少なくともT○Sフライト級タイトルマッチよりも
レベルの高い好試合が見られるというのに・・・・・  

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