タイガーマスクWが終わって思う事

 10月から土曜深夜にOAされていたタイガーマスクWが終わった。

 新興団体ジパングプロレスの若手レスラー・東ナオトと藤井タク
マは虎の穴の傀儡GWMからジパングプロレスが壊滅状態に追い込
まれたためナオトは初代タイガーの後輩・高岡拳太郎に鍛えられて
タイガーマスクとなり、タクマは父親を再起不能にしたイエローデ
ビルを倒すために虎の穴に入門してタイガー・ザ・ダークと名乗り
イエローデビルへの復讐を誓うというのが物語りの導入部分だった。

 だからタイガーマスクとタイガー・ザ・ダークが絡むOPで‘最強
の虎はオレかオマエか’というキャッチコピーも旧作のタイガーマスク
の流れは継いでいるものの異質の作品というもの。

 2人の直接対決は最初にタイガーが勝ってイエローデビルへの挑戦
権を獲得するものの中身は別人だったのに対し、2度目は変則タッグ
マッチとなった事からケビンの助けを受けたダークが勝ってイエロー
デビルの正体タイガー・ザ・グレート・ザ・サードと対戦し再起不能
と思われる重傷を負う。

 ここで両者は互いの正体を知り互いに今度は協力しながら力を付け
GWMとの全面対決に挑みタッグマッチでナオトは虎の覆面を破られ
素顔を晒されるわけだが、それがWのネーミングの基になるとは思
わなかった。

 破れた虎の覆面をダークの覆面で縫い合わせて‘タイガーマスクW’
と名乗り、ザ・サードをKOして虎の穴を日本から撤退させるという
結末には‘よくぞここまで旧作の世界を崩さずに今風に仕上げたもの’
と感心するものだった。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 仮面ライダー... W杯アジア最終... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。