ボクシングの世界戦が早く終わった時には・・・・

 昨日ウィングハット春日部で行われたボクシングのダブル世界戦は昨日も
記したようにWBA:Sフェザー級王者の内山高志が3Rの偶然のバッティングに
よる負傷引き分けで5度目の防衛に成功、WBCフライ級タイトルマッチは1位の
五十嵐俊幸が王者のソニーボーイ・ハロに2-1で判定勝ちして新王者誕生と
1勝1分になった。

 昨日のダブルタイトルマッチはディレー中継だったのだが中継時間の20:00
から21:54までの間に前フリの煽りドキュメントの時間が異常に長く、2試合とも
両選手入場からOAしていたので‘早いラウンドでのKOも’と思わせていた

実際 内山の試合が始まる時には残り時間から3Rぐらいしか時間がない状態に

なっていたのだ。

 OAしたTV東京の事情と会場の都合と考慮すれば生中継は厳しいのでディレー
なるのはやむを得ないと思うが、昨日のような中継になると いささか興ざめして
しまう。


 ボクシングは早いラウンドでのKOがある反面、我々の世代は そういう場合の
特集が もう1つの楽しみではあった。 

 TV東京なら渡辺二郎が韓国での防衛戦で5RでKO勝ちした後にアレクシス・
アル
ゲリョやシュガー・レイ・レナード、トーマス・ハーンズにマービン・ハグラーら
海外のスーパーファイトの試合映像を見る事ができた。

 また86年7月24日に行われた浜田剛史の戴冠試合では19:00から2時間枠
でOA。


 最初は浜田剛史が拳の骨折から復帰するまでのドキュメントが流され、王者の
レネ・アルレドントの紹介VTRもあって試合自体は1Rで終わると日本TVならでは
大場政夫物語がOAされ凄く嬉しかったのを覚えている。

 一方で日本選手が負けた場合にVTRを延々と見させられるのには閉口するので
‘負けるなら早いラウンドでKOされた方が後の楽しみがある’と思ったりしていた。

 そんなわけで早いラウンドで終わった後の楽しみがボクシング中継にはあった
のだがディレー中継の場合は時間調整ができるとはいえ昨日なら内山の試合を
せめてフルラウンド分の時間は確保しておかないと面白味がないと思うし、3Rで
終わった場合は内山のKO特集や過去の名勝負を流して欲しいと思う。

 過去の名勝負を流す事によって大場政夫や具志堅用高など昭和の名選手達の
偉業を若いボクシングファンにも教える事ができる。

 やはり どんなスポーツでも過去の名勝負という歴史の積み重ねが大事だし、
それを知る事で目利きのファンを作る事ができるのだから。

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