バトルは地味だが見どころの多いセブン17話

 今から50年前の今日68年1月28日にOAされたウルトラセブン・
17話は地底ロボット・ユートムが動き回る謎の地底都市が登場し、
探索のために地底戦車・マグマライザーが登場するだけでなくモロ
ボシ・ダンの誕生秘話まで語られるという内容の濃いEPだ。

 朝池炭坑地下で謎の落盤事故に巻き込まれ生き埋めになった薩摩
次郎青年を救出するのと、落盤事故の原因調査のためにウルトラ警
備隊がマグマライザーで出動する。

 そして生き埋め状態の次郎を同僚は200mの谷底に滑落したにも
拘らず、かすり傷のみで済んだ事からミラクルマンと呼んでいるの
を聞いたダンは透視能力で次郎の様子を見ると自らが助けた事があ
る青年だというのが分かる。

 ところがマグマライザーで地底を進行しているうちに防護壁に閉
じ込められてしまうのでMS爆弾で壁を破壊すると謎の地底都市が
あり、その中では地底ロボットのユートムが動き回っておりダンは
捕獲されてしまう。

 辛うじてセブンに変身して1体のユートムを倒すと次郎を救出し
最後はMS爆弾を仕掛けて脱出すると、地上に戻った直後に爆弾が
爆発し地底都市は壊滅するという結末。

 友人との登山中に宙吊りになっていた次郎は友人を巻き添えにし
ないため自らザイルを切断し滑落するのだが、その様子を見ていた
セブンは次郎を救出しただけでなく仲間の命を救うために自らを犠
牲にしようとした姿に感動し次郎の姿と魂をモデルにしたため1話
で登山服姿で登場したわけだ。

 基本的にこういった説明は1話で語られるのが常だったがセブン
では珍しく17話にして判明するし、脚本もメインライターの金城
哲夫ではなく上原正三だったというのが意外だ。

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