一ノ谷博士 恐るべし

 WOWOWでOAされていたウルトラQが今日で終わった。

 佐原健二演じる万城目淳と西條康彦演じる戸川一平に桜井浩子演じる江戸川
由利子の3人がレギュラーで活躍するのだが、最もインパクトが強かったのが
江川宇礼雄演じる一ノ谷博士である。

 レギュラーの3人と違って出演話数は全部で9話、それも制作Noでは17番
目の13話・ガラダマが最後の出演作になっている。

 ちなみに出演作品は制作No順で

4:マンモスフラワー

22:変身

25:悪魔ッ子

28:あけてくれ

5:宇宙からの贈り物

12:鳥を見た

27:206便消滅す

8:甘い蜜の恐怖

13:ガラダマ

 変身では巨大化した男に自分が開発した熱原子X線を浴びせて巨大化して
しまった男の体内にあるモルフォ蝶の毒素を分解し、元の姿に戻す事に成功
させる。

 悪魔ッ子では少女の幽体離脱をシナプスの破壊現象として見破り、超短波ジア
テルミーで元に戻す。

 宇宙からの贈り物では自分の研究所の庭で誕生したナメゴンに対し全く慌てる
事なく助手を呼んで塩水を作らせているところで終わるので、博士達が塩水を
かけて倒したのだろう。

 また甘い蜜の恐怖でも大モグラが出没する場所の下が火山脈という事を突き
止めて総攻撃させ、地中深く逃げ込んだところ火山層に衝突させている。

 これらを見ても一ノ谷博士の専門は何なのか?という疑問に突き当たる。
 
 一応自衛隊などの防衛庁に出入りする博士という事だろうし、だからこそセスナ
のパイロットに過ぎない万城目らが あらゆる現場に入っていく事ができたのかも
しれない。

 もっともマンモスフラワーでは突如丸の内界隈に出現したジュランに対し‘太古
の生物は みんな巨大だ’などという 持論を展開しているのだが・・・・

 こういう何でも博士のようなキャラが昔は よく登場していたが、今なら専門以外
の あらゆる事を知っているので 却って登場しづらいのかもしれない。 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 足りないはず... 3日連続の夕立 »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。