ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
死ね死ね団のM作戦開始から50年
現在地元中学の野球部は来年度から統合する近くの中学のグラン
ドで合同練習しており、私もリハビリを兼ねてキャッチボールの球
拾いなどしているのだが移動に車で10分近くかかるため野球部員の
移動を手伝っている。
当然のように車中では音楽をかけて野球部員に聴かせるわけだが
先日、愛の戦士レインボーマンの敵組織・死ね死ね団の歌を流した
ところ大うけで部員達はテンションが上がっていた。
まぁ昭和ヒーローソングの中でもNo1と言っていいぐらい過激な
歌詞だからインパクトも強いだろうし今どドキこんな歌はダメだろ
うから、部員達も新鮮だったのだろうが当然曲名を聞くので死ね死
ね団の歌というと‘何それ’状態。
確かにショッカーやデストロンにファントム軍団などに比べれば
ふざけたネーミングだが、やる事はリアルで今から50年前の今頃は
M作戦編で日本は大変な事になっていた。
死ね死ね団は世界征服ではなく日本壊滅を狙っている組織でレイ
ンボーマンという番組は1年4クール作品なのだが、1クール13話で
死ね死ね団は作戦を立ててレインボーマンが撃退するという展開。
そして2クール目のM作戦編は大量のニセ札をばらまいて日本の
経済をハイパーインフレに巻き込み経済破綻を目指す一方、レイン
ボーマン相手には魔女イグアナ率いる殺人プロフェッショナル軍団
を差し向けて抹殺を企てるもの。
1クール目で人間の精神を破壊して狂気にする薬=キャッツアイ
を蔓延させるキャッツアイ編も妙にリアルだったのだが、M作戦
編は実際に起こったらとんでもない事になる内容だしニセ札を蔓
延させる方法として御多福会という宗教団体を名乗ってやるのだ
から子供向けとは思えない内容だ。
しかも松前源吉という引退した腕利きの製版工を偽札原版作り
の技術者として誘拐するなど、やり方も現実味を帯びており22話
あたりから実際に日本はM作戦のためハイパーインフレが起きて
大変な事になるシーンまであったのだ。
なにかの読み物でレインボーマンは当初2クール予定だった的な
記事があり、これを見ると作戦もリアルなわりに大掛かりなので
M作戦編のラストで死ね死ね団のボスであるミスターKが行方不明
になっているのを見ると妙に頷ける。
1クール1エピソードというのは敵組織の陰謀をじっくり描ける
ので、他の番組の敵組織の作戦より現実味を帯びているから実際
にこんな事が起きたらと思うと恐ろしい話。
このリアルな作戦にレインボーマン対魔女イグアナ率いる7人
の殺人プロフェッショナルが見られるM作戦編こそ、個人的には
レインボーマン屈指のEPだと思うのだ。
« 日本人1位の意... | 日本のマスコ... » |
コメント |
コメントはありません。 |
コメントを投稿する |
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません |