畑違いの防衛チーム

 一昨日のマイブログでSGMについて記すと、柴田真紀さん
から「実験室で化学反応ばっかりやっていた人間が、次の日に
いきなり甲子園出場を目指してしまうような違和感」という
コメントを戴いた。
 確かに怪奇大作戦のSRIのような分析専門だったチームが、
突然戦闘機に乗ってインベーダーと戦うのだから違和感あり
まくりである。彼らはいつ操縦訓練を受けたのだろうか?
 
 しかしヒーローモノでは、上には上がいる。
 宇宙猿人ゴリ&スペクトルマンに登場した公害Gメンである。
 E惑星を追放された天才科学者・ゴリは、宇宙を旅して目に
ついた地球を侵略すべくスモッグやヘドロなどを吸収して成長
する怪獣を送り込む。 
 それに対しスペクトルマンが変身している蒲生譲二は公害を
摘発する政府機関である公害調査局第8分室・通称公害Gメンに
所属している。
 もともと遊星ネビュラのサイボーグの蒲生だが、戸籍もない
のに公務員である公害調査局に押しかけて居座るようにして、
入り込んでしまった。
 当初は公害の調査中に怪獣と遭遇するケースが、殆どだった。
 ただ本来は単なる公務員。土曜日は午後から勤務は休みで、
麻雀に興じているような連中だった。
 
 ところが36話から`勤務中に怪獣と遭遇し、戦っていたから
経験を生かして’というとんでもない理由で公害Gメンは怪獣
Gメンに模様替えされた。
 とはいえ装備はレーザーガンやプラスチック爆弾などで単座
ヘリとジープが与えられたが、それ以上の戦闘機などの兵器は
なし。
 こんな装備で怪獣を倒せると思っているのだろうか?
 本来公害をチェックするだけで、戦闘訓練すら受けてない連
中に武器を持って戦わせるという事自体がムチャクチャだ。
 こんな貧弱な装備で命をかけた任務を押しつけられるとは、
本来なら辞退する人間が続出するはずだ。
それでもリタイアする者はいなかった。
 これは奇跡的である。

 ただ最終的にゴリの地球侵略を阻んで地球に平和が戻ってから
怪獣Gメンのメンバーは、公害Gメンに戻れたのだろうか心配だ。
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