宇宙戦艦ヤマト2199:砲雷科と航空隊の対立はあったものの

 宇宙戦艦ヤマト2199の冥王星攻防戦編ではヤマト航空隊の隊長・加藤三郎
と南原康雄砲雷長が対立するシーンがあった。


 南原は戦闘機部隊など不要と言っていたものの、反射衛星砲攻略及び冥王星
基地を壊滅させるためにはコスモゼロやコスモファルコンら航空隊との連携なし
では無理だったという結果になった。


 南原は波動砲だけでなくショックカノンを含めた主砲の威力に絶対の自信を
持っていたので‘航空隊など不要’的な発言をしていたのだが、よくよく考えると
イスカンダルまで護衛艦なしの単独航行だけに航空隊との連携は必要不可欠
だし第2次大戦でも証明されたように戦艦の天敵は航空戦隊だからガミラスの
艦載機から襲撃されたら防空システムだけでは防ぎきれない。


 航空隊と砲雷科は互いに自分達の武器に誇りを持っているので、地球を出発
して間もない時期にはクルー達も若い事もあって こういう対立があっても然る
べしだろう。


 それが戦いを進めていくうちに互いの部署を認め合ってチームワークが生ま
れるのだろうが、オリジナルでは描ききれなかった こういう細かい部分を丁寧に
描写している2199はすばらしい作品だと思う。


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