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こーじ苑
2014夏の甲子園 第9日
大阪桐蔭、明徳義塾破る=山形中央、聖光学院も3回戦へ―高校野球(時事通信) - goo ニュース
2回戦最終日となる9日目の注目カードは第3試合の明徳義塾-
大阪桐蔭戦。
3年連続の対戦で12年は大阪桐蔭、昨年は明徳が勝っているの
で今年はある意味 決着戦となるのだが明徳の岸と桐蔭打線の
対決というのが見どころになるだろう。
カギを握るのは初戦で7点奪ったけど4安打に抑えられた看板の
打線で、初戦同様のできならば岸相手だと厳しい。
第1試合は9回に逆転勝ちした山形中央打線が初戦で九国大付
打線を1点に抑えた東海大四の西嶋を どう攻略するか。
第2試合は共に継投が持ち味のチームだけに継投のタイミングが
明暗を分けるだろう。
第1試合:山形中央 2⑩0 東海大四
山形は1回と3回に2アウトからヒットが出るものの得点できず、
東海も5回までノーヒットで西嶋と初戦で6四死球を出した佐藤の
投げ合いとなる。
6回から山形は初戦で4回6失点の石川にスイッチし東海は6回&
7回と先頭打者からヒットを打たれるものの後続を絶ち、9回には
2アウトから6番が2ベースで出塁し7番がセンター前に抜けるよう
な打球が石川のグラブに収まってサヨナラならず。
直後の10回に山形は先頭の7番が歩きキャッチャーからの牽制
悪送球にライトも悪送球でノーアウト3塁から1アウト後9番のタ
イムリーで遂に先制すると、盗塁を仕掛けたランナーが2つの送
球エラーで2点目が入り勝負を決めた。
山形が勝つには初戦同様打ち勝つしかないと考えていただけに
2人の投手の好投は意外だったし、東海の西嶋は8回以降疲労から
か打たれ出したので山形投手陣の踏ん張りが効いたし9回の西嶋
の一打が石川のグラブに直接入った時点で山形にツキありという
感じだった。
第2試合:佐久長聖 2-4 聖光学院
1回に佐久はヒットで出塁した2番を4番の2ベースで返すと1回に
1アウト2塁を走塁ミスで潰した聖光も2回に4番が2ベースで出塁し
連続2塁ゴロで追い付く。
迎えた4回に聖光は3番の2ベースを足場に死球などで1アウト1・3
塁から6番の犠牲フライと7番の3ベースで2点を勝ち越すと、5回
にも1アウトからヒットで出塁した1番が盗塁とキャッチャーからの
悪送球で3塁に進み2番の犠牲フライで4-1とリードを広げる。
佐久もその裏に四球で出塁した8番を2アウト2塁から2番のタイ
ムリーで返したが盗塁に失敗し1点止まり。
6回以降 佐久は初戦で甲府打線をノーヒットに抑えた両角を投入
して反撃の機会を狙い、両角も期待に応えヒットは打たれても牽制
アウトなどで凌ぐ。
しかし佐久打線は船迫の前に6回以降ノーヒットに抑えられ9回
2アウトから連続死球で一打同点のチャンスを作ったものの、8番
が三振で試合終了。
結果的に佐久は1回に先制した直後5番のヒットで2アウト1・3塁と
続いたチャンスでたたみかけられなかったのが響いた形だ。
第3試合:明徳義塾 3-5 大阪桐蔭
1回に桐蔭は1アウトから2番が2ベースで出塁し3番の2ランで先制
すると、1点差に迫られた3回には2番&3番の連打でチャンスを広げ
1アウト後5番&6番の連続タイムリーで4-1とし5回にも1番&4番の
長短打で5点目を挙げる。
明徳も2回に7番のHRで1点を返し反撃体制に移るが3回にヒットで
1番が出塁し2アウト後に4番&5番の連続四死球で満塁、6回の2アウト
1・2塁に7回にも1アウト満塁と4回以外は毎回ランナーを出すものの
得点できず。
9回に2アウトから内野安打で出塁した3番を4番の2ランで2点差に
追い上げ5番もヒットで続くが、6番が三振に倒れ試合終了。
岸は桐蔭打線を5回以降1安打に抑えるなど尻上がりに調子を上げ
ていったので余計に4回までの5失点は大き過ぎ、3点までに凌いで
おけなかったのが敗因だろう。
ヒット数も10本対10本と期待に違わぬ好ゲームだった。
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第2試合。。。チャンスをモノにできなかった佐久長聖と卒なく得点に絡めた聖光との実力&経験の差を(目には見えないが)何処と無く感じさせた一戦でした。福島ではもはや大鵬・双葉山・千代の富士級の聖光はドシリとした大人の風格を感じさせるチームです。01年の明豊戦など記憶の隅に追いやるかの如く逞しい集団に変貌。打ち合いも接戦も何でもござれというポテンシャルの高さですよね。北信越勢が遂に初黒星ですが、僅差の敗戦に長聖強しを実感したのも確か。藤原監督はPL時代の苦い(マエケン最後の夏など)経験を経て指揮官としての懐が深く(若三杉違いますよ~)なった印象を強く受けました。彼もまだアラフォーですからまさにこれからが勝負ですよね。大阪人としても応援していきたい所存です☆ 第3試合。。。共に10安打で得点も2点差。正しくどちらが勝っても何ら不思議ではない実力伯仲の好勝負でした。岸投手の立ち上がりを巧みに攻めた桐蔭の集中力も凄かったですし、再三スコアリングポジションに走者を賑わせた明徳の地力の高さも優勝候補に違わぬ風格が感じられましたよね。内野手が向こう向きでキャッチした桐蔭の遊撃手に84年選抜決勝の岩倉宮間(9回先頭打者の黒木の打球を好捕)をタイムリーに思い出しました。あの当たりがポテンヒットなら清原まで打順が回りあわよくば逆転サヨナラ弾があったかも。。。なんて時々懐かしむ私です。明徳と大阪桐蔭の対決は桐蔭の2勝1敗となりましたが今回が最もインパクトがありましたね。投打に非凡な才能を知らしめた岸投手の今後は。。。?精悍なマスクですしスターになる素養も十分。プロ、メジャー球界で大きく羽ばたいてもらいたいですね。八頭ナインよ、アグレッシブな野球で桐蔭に挑めo(`^´*)!!
西嶋のスローボールに対しいろいろと言う輩がいるようですが、打たれれば悔いが残るボールをあえて投げるというのは勇気ある選択ですから批判される筋合いはないでしょうね。
むしろ福岡県にこういう投手は いないし、西短の小野のような豪腕を打ち込んでいるので九国にとっては盲点だったでしょう。
盲点といえば大分の佐野も県内ではバットを短く持ってミート中心の短打狙いの相手ばかりだったのが、日本文理がバットを普通に持ってフルスイングをしていたのがボディブローのように効いていたとの事ですね。
そろそろ日本野球のセオリーも変えていかないといけないでしょう。
九国大付の自信はプロ注目の小野(西短)を打ち崩してコールド勝ちした事が大きく、それゆえマスコミも優勝候補に挙げてましたが西嶋のような技巧派とは対戦がないのですよね。
もっとも2回までに先制しておけばああいうピッチングもできなかったわけで、3度の走塁ミスをやらかした九国大付にバチが当たったという事でしょう。
そして体調面を考慮して退任すると宣言しながら、敗退後に埼玉栄への就任を発表した監督に対しても野球の神様がソッポを向いた感じですね。
東山は確かに81年に早実、83年には創価に勝ってますが勢いに乗ると思いきや次で上宮や学法石川に完敗しているのを考えると不思議なチームですね。
ちなみに東山が最後に出場した02年は75春の北海道日大戦を髣髴させるような7-1からの逆転負けでした。