フィギュアスケート世界選手権の代表決まる

浅田、高橋らを選出=世界フィギュア(時事通信) - goo ニュース

 昨日終了した全日本フィギュアスケート選手権の成績を受けて来年3月に
フランスのニースで行われる世界選手権の代表が発表され男子シングルは
高橋
大輔・小塚崇彦・羽生結弦が、女子は浅田真央・鈴木明子・村上佳菜子と
男女シングルの上位3人が代表に選ばれる事になった。

 男子は織田信成が、女子は世界女王の安藤美姫が欠場しているので順当な
結果だと思う。

 男子はSPで最高得点をマークした高橋大輔が圧倒的に有利な展開でフリー
に臨んだものの、冒頭の4回転トーループで転倒したのを皮切りにトリプルアク
セルに3回転フリップでも転倒するなどSPの貯金が生きた形での逃げ切り
だった。

 SPで2位以下に圧倒的な差をつけていたので思い切ってチャレンジできたの
だろうが1度ならまだしも3度の転倒は いただけないし、これではパトリック・
チャンに勝つのは厳しいか?

 2位の小塚も4回転ジャンプは成功したもののトリプルアクセルで転倒、3位の
羽生が4回転を含めてジャンプをほぼノーミスでまとめてフリーは1位と健闘。

 現状では高橋・小塚・羽生の序列になっているが羽生が17歳だけに伸びしろが
期待できるのではないかと思うし、世界選手権での表彰台は4回転を確実に跳べ
ないと厳しいので特に高橋は4回転ジャンプの確実性が求められるだろう。

 女子はSPで演技に深みが見られた村上が浅田に0,16差で1位通過したが、
フリーでは最終滑走というプレッシャーからか転倒して浅田に逆転され2位に
終わった。

 もっともジャンプで世界に出た村上が演技力が磨かれてSPとはいえトップに
立ちプレッシャーを経験できたのは今後のキャリアには大きな収穫だろうし、
バンクーバー五輪代表の鈴木明子に勝ったのも素晴らしい事で浅田・安藤との
違う年代構成のトリプルエースが期待できる。

 浅田は母親の逝去という不幸を乗り越えての優勝だけに大いに価値がある
し特にSPでノーミスでクリア、フリーでもトリプルアクセルを回避してでも逆転
できるだけの成長を遂げたのは嬉しい事だ。

 浅田の代名詞ともいえるトリプルアクセルは確かに魅力だが、どうしても
それだけに拘る傾向が出るだけにトリプルアクセル抜きでも高得点を出して
勝てるというのが理想だから これからが楽しみだ。

 

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