5日にOAされたウルトラマンエース25話のピラミットは超獣の巣では南夕子が
活躍するのだが、このEPの次にウルトラ兄弟が全滅しウルトラの父が登場する
ヒッポリト星人偏。
そして28話で南夕子は月の人間だったという事で月に帰ってしまうので、この
EPが南夕子が活躍する最後のEPになった形である。
突如小学校の校庭から出現したピラミッド型の建造物から赤いガスが噴き
出て被害者が出るのだが、その付近にいたミチルという少女を北斗が保護する
ものの怪しい点が多く夕子がミチルを追跡していく。
ミチルはオリオン星人でTACの新型ミサイルV7の後継であるV9を破壊する
ために送り込まれていたのだが地球人の害になる赤いガス・オリオンガスを吸入
してないといけない体質。
被害者に混じってTAC基地に侵入すると警備員達をオリオンガスで昏倒させて
時限爆弾を仕掛けていたのだが、駆けつけた南夕子がガスを浴びながら気を取り
直して最終的に時限装置を外して失敗させるのだ。
合体変身が売りだったエースではメインの北斗星司が お人よしで敵から騙され
罠に嵌るケースが多々あり、パートナーの南夕子は北斗が騙されて酷い目に
遭っているのをフォローするというパターンだった。
つまりロマンチストの北斗とリアリストの夕子という事だろうか。
そういう意味でも夕子が途中退場になったのがホントに惜しいと思ってしまうし、
もうすぐ南夕子が月に帰るという事を知っているだけに‘夕子の活躍も見納めか’
という思いで見てしまうオリオン星人偏だった。