ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
無視された名勝負
今から17年前の今日91年2月3日は、WBC世界Jフェザー級
タイトルマッチで畑中清詞が王者のペドロ・デシマから 6度の
ダウンを奪って8R TKO勝ちでタイトルを奪取した日である。
1Rに畑中がダウンしたものの、4Rに畑中が4度のダウンを
奪って形勢逆転。
そして8Rに2度のダウンを奪い劇的な逆転 KO勝ちだった。
ところがこの素晴らしい試合を残念ながら福岡に住んでいる
私だけでなく、関西や中部地区を除く大多数の地域のファンは、
この試合を見られなかった。
何とキー局であるTBSが放送しなかったのだ。
ホープと言われた畑中だったが88年9月にWBC世界Jバンタム
級王者のヒルベルト・ローマンに挑戦して惨敗して、それ以来
6勝(4KO)1分の成績で2階級上のJフェザー級に上げて挑戦という
形になったのだ。
ローマン戦の惨敗と、ベストウエートより2階級上の強打者・デシマ
への挑戦という事で勝ち目なしと見て、スポンサーが付かなかった
のか?
TBSの言い分によると‘当日は12時から別府大分毎日マラソン、
2時半からスポーツ番組をやったので 3枠連続でのスポーツ中継は
いかがなものか?という意見が出て’らしかったが、世界戦の代わりに
TBSが放送したのが綱引き選手権だった。
(福岡では、スペシャル番組の再放送)
これなどボクシングの世界戦を 冒涜する行為である。
以後もTBSは薬師寺保栄が、辺丁一から世界バンタム級タイトルを
奪取した試合や竹原慎二が、世界ミドル級タイトルを奪取した試合など
放送せずにボクシングファンからヒンシュクを買い続けている。
バ・カ○ダ一家を必要以上に取り上げる傍ら、正統派王者の坂田
健史の世界戦を全国ネットで中継しないという暴挙を演じているTBS
だが、かの局の姿勢は今にして思えば17年前から萌芽があったと見て
間違いないだろう。
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WBOはな
欧州で
優遇されてた
だけだから
でも
又元世界王者のとこだけ
強調して
それじゃ
変わってないじゃん
ホセ・ロペス・ブエノは下り坂のベテランらしいですからね。
こんなヤツを連れて来てもワケわからんですよ。
日本王者の吉田健司とやらせれば、いいのに。