玉鷲の昭和以降最年長優勝は凄いのだが


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/sponichi-spngoo-20220925-0274

 大相撲秋場所は今日千秋楽を迎え2敗で先頭を走っていた東前頭
3枚目の玉鷲が、星1つの差で追いかける4枚目の高安に押し出しで
勝って13勝2敗で21場所ぶり2度目の優勝を飾った。

 高安の左を差すような立ち合いを右からのおっつけからのど輪で
攻勢を取り続け、そのまま押し出した玉鷲の完勝で37歳での優勝は
昭和以降では最年長優勝となった。

 負けたのは7日目に関脇・若貴景から突き落とされたのと、12日
目に若元春から寄り切られたもので横綱&大関など上位陣には全勝
というのだから37歳という年齢からしても凄いと思う一方で上位陣
のふがいなさが余計に目立つわけだ。

 それにしても今場所は横綱・照ノ富士が9日目に4敗目を喫し10日
目から休場したのを皮切りに大関陣も貴景勝こそ勝ち越したものの
正代は2日目から9日目までに8連敗し、負け越して最終的に2桁負け
を喫しているし御嶽海に至っては6日目からの6連敗で負け越し大関
陥落となった。

 だから千秋楽は玉鷲ー高安戦が幕内20番のうち13番目に組まれて
いたのに対し、千秋楽の‘これより三役の最後の2番には負け越した
大関が登場するというのは前代未聞だろう。

 ちなみに役力士では貴景勝が千秋楽に既に負け越している正代に
勝って辛うじて2桁の10勝を挙げ、関脇で春場所優勝の若貴景が初
日からの3連敗を跳ね返し11勝と最多の勝ち星で霧馬山と千秋楽に
何とか勝ち越しを決めた小結・豊昇龍で10人中勝ち越しが4人とは
さすがに酷い。

 まぁ関脇や小結が強い場所は面白いとは言うし混戦の場所で誰
が優勝するか分からないというのは本来なら盛り上がるのだが、
ここまで横綱・大関が負けまくると魅力半減となる事を実感した
今年の秋場所だった。

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