ウルトラマンガイアEP7・地球の洗濯

 今回登場する敵キャラは自然コントロールマシーンのテンカイ。
 台風と思われていた暴風雨の中に潜み風速80mの突風を起こすが、
誰がこれを作ったのかは不明。
 表面に‘天界’という文字が刻まれていたので‘テンカイ’というネーミン
グになったようだ。

 我夢が搭乗するファイターEXに取り付けるリモートフライングシステム
を作り終えたときに堤チーフから呼び出しがあった。
 横浜に隕石が落ちたので調査すべく我夢はEX機で現場に急行したが、
ここで藤宮博也と再会。
 藤宮は‘地球を救う事と人間を救う事は別で、むしろ環境を破壊する
人間のために地球が危機に陥っている’という事を指摘していた。

 我夢は隕石を調査している樋口とジオベースに向かった。
 ジオベースとは地球防衛の頭脳中枢で、見た目は資材置き場の倉庫
だが地下深くまで広がったハイテクを駆使した基地である。
 そこで2人は隕石の分析に入るが地球外から来た物ではない事が判明。

 しかも横浜に行く途中で揺れを感じていた原因の台風は目の部分が
黒雲に覆われ、膨大なエネルギーを噴出している事が判明。
 台風が通過した後の大気はフロンやメタンなどの有害成分が急激に
減少していて、このまま台風が続くと半年ほどで地球の大気は完全に
浄化されるようだ。

 どうやら この台風は何者かによって作られた物らしい。

 ライトニングの梶尾リーダーは台風の目の部分に突入し黒雲の部分を
ミサイル攻撃後、急上昇して離脱する。
 すると台風が消えて中からマシーンが登場、房総半島南部に降り立つと
暴れ始めた。

 我夢はガイアに変身してテンカイと戦いドリルのように回転しながら
突入し、コアの部分を取り出して大爆発させた。

 テンカイの破片を回収してXIGに戻った我夢は‘地球を洗濯、掃除して
侵略者の食料や新しい生命体の種を蒔こうとしているのではないか?’
と想像するのだった。  

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