箱根駅伝が終わって正月終わる

早大、18年ぶり総合優勝=3校目の3冠達成―箱根駅伝(時事通信) - goo ニュース

 正月の風物詩である箱根駅伝は今日が復路。
 往路で27秒差で2位に つけていた早稲田が6区の山下りで東洋を抜いてトップに
立ち、終盤の追い上げを振り切って21秒差と大会史上初のタイム差で18年ぶりの
優勝を飾った。

 一方で優勝争い以上に熱い戦いになっていた10位以内をかけたシード権争いは
日体・青山学院・国学院・城西の4校で3つの枠を争う展開になり、国学院が
コースを間違えるハプニングがあったものの2秒差で城西を振り切ってシード権を
確保したのだった。

 ランナー同士の競り合いや山上りが見られる往路より、最終順位が決まる復路の
方が視聴率が いいのだが今日のような展開なら復路の面白さが満載だったので
納得できる。

 将来の五輪代表を擁して毎年優勝候補の一角に挙げられるものの、山上りや
山下りの‘鬼門’区間での不調で総合優勝を逃していた早稲田が前回の総合優勝
したのは現監督の渡辺康幸が1年で武井・櫛部・花田の最強トリオを擁していた
93年以来。

 今回も志方・佐々木というエース2人を欠いていたし、往路でも1区こそ1年の
大迫が区間賞の快走でトップに立ったものの4区までに思ったほどのリードを
奪えずに5区の山上りで東洋の柏原から逆転され2位に終わった時は‘今年もか’
と思っていた。

 ただし5区の猪俣が柏原から抜かれても粘ってリードを広げられずに27秒差
での2位に付けていたのが効いて、6区の高野が15㌔過ぎに凍結した路面で
転倒するアクシデントがあったものの18㌔過ぎで東洋を突き放しトップに立つと
7区で1分20秒に差を広げ その後は東洋から追い上げられたがアンカーの中島が
21秒差を守りきって逆転優勝を飾った。

 5区で柏原から2分54秒差を16㌔地点で逆転されたのだが残り7㌔で最大で
34秒差までしか広げられなかったのが大きかったし、復路でも8・9・10区の3区
間を東洋が区間賞を取ったのに対し早稲田の区間賞は1区のみだったものの
5人が区間2位という粘りを見せたのが勝因か。

 それにしても2日・3日の2日間は箱根の話題が どうしても中心になるので、
まるで夏の甲子園と同じようなムードだから夏の甲子園も終わると夏の終わりを
感じてしまうのと同様、箱根駅伝が終わると正月休みが終わる気分だ。

 願わくば箱根で活躍したメンバーが、ここで

燃え尽きる事なく、マラソンやトラックの代表

選手として大きく羽ばたければ言う事ない

のだが・・・・・

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