スポーツ新聞1面の違和感

 少し旧聞ではあるが昨日のスポニチの1面は‘星野代表監督を固辞’と
いうもの。
 この日はライオンズがファイターズに勝って日本シリーズ出場を決め、
セ・リーグではCSが始まりドラゴンズが初戦を勝った。
 またサッカーでは大阪が浦和に逆転勝ちしてACLのファイナル進出を
決めている。

 確かにスポーツ紙は売れてナンボだから、1面に最も刺激がある見出
しを載せるのは当然だが少なくとも旬のニュースが3つもあるのに星野
仙一が代表監督を固辞した話で使うのは違和感がある。
 92年にライオンズがスワローズとの死闘を制して日本一になった翌日
の1面が‘貴花田・宮沢りえ婚約’に乗っ取られたような感覚だ。

 これが代表監督問題でも誰かの就任が決まったのなら別だが、プロ
野球のCSの最中に候補者が辞退しただけでなぜ貴重な1面を使うのか
理解に苦しむ。

 スポーツ紙がCSより代表監督について1面を使うという事は、 CSの
結果より代表監督が誰になるのかの方が野球ファンの関心事となって
いる事を証明している。

 そして心あるファンの反対を押し切って始めたCSが、代表監督のイチ
候補が固辞しただけでスポーツ紙の1面を奪われる程度の感心しかない
のでは?と思えるぐらいの扱いになっている。

 かなり嘆かわしい話ではないか!

 

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (禿鷹)
2008-10-24 23:41:57
全くをもって同感ですよ。 日本シリーズも終わってないのに来年行われるWBCの監督の件で一面を賑わすのはどうかと。

もう少し意義のある報道を願いたいもんです。
しかしWBCも、監督決定に揉めている様ではシラケムードになりますなぁ。
それに加えてマスコミの過剰報道で支離滅裂になっている様に思えます。
 
 
 
そうでしょう (こーじ)
2008-10-25 23:55:34
>禿鷹様
 ホント最近のマスコミは旬の話題より、いかに売れるかにシフトしてますからね。

 WBC監督も、ここまで揉めるとは思いませんでした。
 
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