U-19代表、悲願のアジア制覇!

U-19日本、6試合無失点でアジア初制覇! PK戦までもつれる死闘制す

 日本時間の今日未明にバーレーンで行われていたサッカーU-19
アジア選手権の決勝でサウジアラビアと対戦した日本代表は、サウ
ジの攻めを凌ぎながら耐え続けて0-0で延長でも決着が付かずPK
戦の末に5-3で勝ち念願の初優勝を飾った。

 グループステージから準決勝まで5試合連続無失点で来た日本は
準決勝でイラン相手に6-5という壮絶な打ち合いを制して進出して
来たサウジ相手に何度も決定的な場面を作られながらも、何とか凌
いで来た日本は最後までゴールを許さずに延長戦でも踏ん張って
120分を終えて引き分けるとPK戦では先攻の日本が全員決めたのに
対しサウジは4人目が外して5-3での勝利となった。

 今回の日本は強豪のイランや前回優勝のカタールと組んだので下
手すればグループステージ敗退もあり得ると思われたし、初戦のイ
エメン相手に3-0で勝ったものの内容的には酷く前半は0-0で折り
返すと2試合目のイランにも攻めあぐんで0-0での引き分けだった。

 それが最終戦のカタール戦では1-1の引き分けでも敗退という
シチュエーションで3-0と勝つと、ここからエンジンがかかり組
み合わせにも恵まれてタジキスタンに4-0で勝ちU-20W杯出場を
決めベトナムにも3-0で勝っての決勝進出するなど徐々にギアを
上げていった感じだ。

 こういった戦いができるのは強力なCBを中心にした堅い守りで、
フル代表でも岡田ジャパン以降失われたものだ。

 いくらボールをキープしてポゼッションを上げても守りが脆け
れば世界では戦えないし、最後にサウジの猛攻を120分にわたって
凌げたのは来年以降世界と戦うのに最高の財産になるだろう。

 近年フル代表の高齢化で未来を危ぶまれていた日本にとってよう
やく光明が差してきたU-19のアジア制覇だった。 

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