サッカーEURO 08始まる

 日本時間の昨夜からサッカーヨーロッパ選手権・EURO 08が始まった。
 ‘ブラジルとアルゼンチンが出ない真のW杯’と呼ばれているハイレベルな
大会で、ヨーロッパ各国にとってW杯の優勝と同じぐらいステータスが高い
のだ。
8月の北京五輪に次ぐ今年のビッグなスポーツイベントでもある。
 しかもWOWOWが全試合OAするので我が家では、その気になれば全試合
見る事ができる。

 今回はスイスとオーストリアの共催だがレベルが高いので、 8年前の
ベルギー&オランダ大会で開催国の片割れであるベルギーがトルコに敗れ
てベスト8入りに失敗して以来の開催国のグループリーグ敗退が現実味を
帯びている。

 なにせスイスは早速チェコに開幕戦で敗れているし、トルコは ともかく
ポルトガルも強敵だ。
 またオーストリアも強豪のドイツや曲者のクロアチア相手では厳しいかも
しれない。

 EUROを初めて見たのは96年のイングランド大会。
 ドイツが優勝した大会だったが、ネドベド率いるチェコがイタリアやポルト
ガルなどに勝って大活躍しファイナルに進出したのを思い出す。
 そうそうダヴォン・スーケルやボクシッチ、ボバン、プロシネツキにアサノ
ビッチらキラ星のタレント揃いのクロアチアの強さも忘れ難い。
 トルコとデンマークに圧勝し3戦目のポルトガル戦でメンバーを落とした
ところ、勝たないとグループリーグ敗退もありえるポルトガル相手に完敗。
 しかもベスト8の初戦が優勝候補のドイツ、ところがクロアチアのブラゼ
ビッチ監督は‘我々はドイツと初戦で戦いたかったから’と言っていた。

 実際にドイツ相手のQファイナルでは圧倒的にボールを支配していたの
はクロアチアで先制された直後に追い付くが、5分後に退場者を出して
1-2で敗れた。
 しかし3年後のフランスW杯ではQファイナルで再戦し、4-0でクロアチ
アが圧勝したのを見ると96年に監督が言った事も まんざらホラでは
なかった。

 00年は2年前のフランスW杯で優勝したフランスがイタリア相手に 0-1
からロスタイムに追い付き、延長戦でVゴールで勝って優勝したのが印象
深い。
 と同時にSファイナルでは、イタリアが開催国のオランダ相手に退場者を
出しながら2本のPKを失敗させ最後はPK戦で勝つという信じられない勝ち
方をしたのが印象深い。
 今回は話題のグループCが、フランスにイタリア、オランダとルーマニア
という‘死のグループ’になっている。
 3強のうち1カ国は落ちるわけで、かなり興味深い。
 まぁグループリーグでは強豪国は、グループCを除いて調整試合のノリで
戦うので睡魔に襲われながらライブで見る必要はないし、トーナメントに
入ると1日1試合だからTV観戦も楽になる。 

 さてさて今回は、どこが優勝するのだろうか?

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