KEEP ON SMILING!

治らぬなら
治してみせよう
SLE
※SLEとはステキなレディーがなるエレガントな病気である。

入院日誌《Montag,10.Maerz》

2008-03-10 23:57:26 | ☆日記・随筆☆
本日の日記を書こうと思う。とは実は思っていなかったが消灯後でテレビもつけられず手元の光もつけられず本も読んだりできないので正直することがないのだ。

本日絶食が終わる。
トゥディ、ファストがフィニッシュ。(ルー語)

これはどれだけ感謝すべきことか!
大部屋だと周りの人が食事をしているのを横目で見ながら自分はじっと耐えなければならないのだ。
もう一つ喜ぶべきことは点滴がとれたこと!!
点滴は一週間、長い時には二週間つきっぱなしというのが私の中では普通なので入院三日目にしてとれたことは記録すべき画期的な出来事である。
とはいいつつ、これに至るまでにはちょっとしたアクシデントがあった。
朝に気付いたのだが私の袖がピンクの液体で濡れているのだ。
ピンクの液体というのは血と点滴の液体がまざったもの。
そう、点滴がもれている。
看護師さんにいうと、「腕腫れてます?」と聞かれ、片方の腕と太さを比べると格段に違う。
「めちゃくちゃ腫れてますねぇ!」と言ったら「それは漏れてるわ、違う場所につけなおしますね」といってくれた。
なぜ点滴が漏れると腫れるのかというとどうやら血管以外のところまでに点滴の液が充満してしまっているということらしい。
つまり私の腫れた腕は血管以外のところも点滴の液でいっぱいということなのだ。
かなり腫れ上がった私の腕を見ながら「そうか、この中には点滴の栄養分と抗生物質が入っているのだな。はい、私に問題。抗生物質は英語で?antibiotics.おー素晴らしい。では栄養分は?ん?nutrition?それって栄養素?どっちもおんなじ単語?あれ?」と思っていた時のことだった。
私を悲劇が襲ったのだ。
血管が見えにくいということでめちゃくちゃきつく腕をしばられ(私は元々病気で腕に筋肉痛のような痛みがあるのにもかかわらず)、ブスッとさして、中でぐりぐり血管をさがすのだ。
しかもそれでも見当たらないらしくかなりの間私の腕に針は入れたままだった。おかげで私の腕は両腕穴だらけで腫れていて、まるで薬物常用者(注:薬物乗用車ではない)なのである。
なんか私の腕えらいことになってないか!?と思った瞬間、私の主治医が「もう点滴はいいよ」といってくれたのだ。
普段はナイナイの岡村に似てるなあなんて思っていた私の主治医だがこの時ばかりはスケートの高橋大輔に似ていてかっこいいかも!なんて思ってしまった。(要するに濃い顔の若い主治医である)
とにかくある時は岡村隆史、ある時は高橋大輔の主治医に助けられ、私は点滴地獄からの脱出に成功した。
ただ一つ残念なことは私が何の努力もせずに脱出は成功したということだ。

はい、本日の日記終わり!
これから何しよう(>_<)