ゆ~たん音楽堂

ドキドキ&ハートフルな音楽と仲間を探して
東奔西走!
音楽ディレクター ゆ~たんの日常。

インターン生 R.Aの日記(その5)。

2010年08月07日 09時25分42秒 | Daily Life
『5日目』

今日でインターンシップ5日目です。
早いもので半分が終わってしまいました。

今日はまず、校正を少し手伝いました。
その後、カワイにミーティングに行きました。

そこでは、校正を手伝った雑誌について話されました。
表紙の色の濃度など、細かいところにもこだわって雑誌は
作られているんだと知りました。

その後、事務所に戻ってコンサートのチラシを分けたり、音楽教室に電話して
チラシを置いて貰えるか聞いたりしました。

こういう電話をするのは初めてなので、少し緊張しました。
マニュアルを作ってもらえたので、なんとかできました。

思ったのは、考えていたより意外と簡単にチラシを置いて貰えることでした。
少し驚きました。

私にとってこの5日間は初めてのことだらけでした。
残り5日間もがんばろうと思います。

R.A

インターン生 M.Sの日記(その4)。

2010年08月06日 07時41分57秒 | Daily Life
『うた』

今日は『夏の教育セミナー』に行ってきた。

場所は、大手町の日経ホールだったのだが…大手町ってビルが多いですねー。
こういう所に来るとついつい上を見上げながら歩いてしまう。

プログラムの最初は、合唱の指導法。
講師は、作曲家の信長貴富さんと合唱指導の榊原哲さん。

まず、船橋さざんか少年少女合唱団のみなさんが今日の曲『遠く』『こみちのきもち』
『リフレイン』を歌ってくれた。

可愛らしく、澄んだ響きだと思った。
ハキハキしていてさわやかな感じ。

大学の声楽科の合唱の授業で聞く響きとは全く違う響きだった。
声楽科の私たちは皆、合唱の授業の時以外はオペラのアリアを歌っていることが多いので、
たまに合唱の先生に『そこ、変なふうに色気出さないで(笑)』なんて注意されたりする。
でも、『ここは君たちだからこそ歌えるところ。大人っぽくたっぷり歌って。』と
言われることも。

それぞれの響きに良いところがあるし、曲の歌い方も1つではないと思うから、
両方とも好き。
これがもし混声合唱になったら、またそれはそれで全然違う音色になるので、
歌って面白いと思う。

私はてっきり合唱の指導の仕方を座って聞くセミナーかと思っていたので、
『それでは、今度はみなさんが歌ってみましょう!』と言われ、
思わぬ展開に嬉しくなった。

『合唱指導法のセミナー』というより…私の立場から言うと『うたを楽しむ会』の
ような感じだった。

昨日の夜インターネットでこのセミナーのページを見たので、
今日の内容が合唱指導法だということは知っていて楽しみにしていたのだが…
予想していたよりももっともっと楽しかった!

ホールを出た後、面白い場所に連れて行っていただいた。

丸善 丸の内本店の中の松丸本舗。
昨年10月にオープンし、『一度入ると脱出困難』『知の迷宮』などと評されているそうだ。

面白いような怖いような、少し不思議な感じのする場所だった。
連れて行ってくださってありがとうございました。また今度行ってみます。

M.S

インターン生 R.Aの日記(その4)。

2010年08月06日 07時37分28秒 | Daily Life
『合唱』

今日はまず、「夏の合唱教育セミナー」を見学しました。

これは、小学校の音楽の先生が受けるセミナーでした。
最初は、信長貴富さんが作曲した組曲『リフレイン』を歌いました。
曲の解釈や、言葉のアクセント、子どもへのアプローチなど、教えていただきました。

次に、菊本るり子さんが作曲した『MIDORI~繋がる輪~』と
『地球はまわる』を歌いました。

菊本さんは、小学校の先生だということに驚きました。
けれど歌ってみて、普段から子どもたちと接していてこそできる素敵な曲だと思いました。

私は来年、教育実習で合唱の指導をする予定なので、とても参考になりました。
なにより、久しぶりに合唱をして楽しかったです。

その後、松丸本舗に連れて行ってもらいました。
本の配置や、本棚の形、並び方など普通の本屋さんと違って、面白かったです。

最後に、新宿へミーティングに行きました。
正直なところ、毎回あまり意味は分かっていません。

今日のミーティングでは、とにかくメモをとることが大事だと教わりました。

R.A

インターン生 R.Aの日記(その3)。

2010年08月05日 09時19分33秒 | Daily Life
インターンシップ3日目の今日は、午前中本を読んでいました。

『読書』
読んだのは『これで納得!よくわかる音楽用語のはなし』の中国語版です。
中国語は読んだというか眺めてました。
けれど作曲者が漢字になっているのはおもしろかったです。

もう一冊は『片山杜秀の本3 クラシック迷宮図書館─音楽書月評1998-2003』という本です。
前に池袋のリブロで発見して気になってはいたのですが、
買おうか迷って買わなかった本でした。
見た目面白そうだけどきっと中身は難しいんだろうなぁと思っていましたが、
中身も読みやすくて面白かったです。

午後は、東京書籍に行って、ミーティングを見学しました。

そこでは、著作権の話もしていただきました。
著作権といっても対象によって、全く違います。
楽譜だけをとっても、出版とネットでの配信では違うし、
内国曲・外国曲でも変わることを知りました。

著作権について興味が湧いたのでやる気があるうちに、勉強しようと思います。

この3日間だけでも、下りたことのない駅にたくさん行って、
普段だったら絶対に行けないようなところにたくさん行きました。

普段からもうちょっといろいろな所に出かけてみようと思いました。

R.A

インターン生 M.Sの日記(その3)。

2010年08月05日 09時12分08秒 | Daily Life
『ミーティング』

今日の午後は王子の東京書籍で「音楽専門館」のミーティングがあった。

ミーティングの内容は、おととい私たちが楽譜を整理し実物も見せていただいた、
保育士試験用『唱歌・童謡メロディ 101』について、
『卒業の歌』レコーディングについて、等。

…少し話は逸れるが、私たちは先週『卒業の歌』のレコーディングの見学に行った。
曲は『YUME 日和』。私の大好きな曲!!

小学生か中学生の時ドラえもんの映画を観に行って、
その時のエンディングテーマが島谷ひとみさんが歌うこの曲だった。

映画館を出てから妹と母と『いい曲だよね!』と口すさんでいた大好きな曲と、
まさかこんなところで再会できるとは!とハイテンションになってしまい、
帰り道歩きながら1人で(小さい声で!)歌っていたので、
すれ違う人に変な人だと思われていたかも(笑)

ミーティングでお会いした東京書籍のSさんは、
『せっかくインターンシップ生もいますし…』と色々な面白いお話をしてくださった。

その1つが、『権利』について。

●今の時代では、曲の譜面を欲しいと思った時インターネットで
ダウンロードすることができるが、外国の曲を日本のサイトから買うことは難しかった。
しかし、ネットを海外のサイトに繋いでしまえば買うことができたので、
この規則は実質意味がなかった。
そのため最近では日本のサイトからも外国の曲を買えるようになった。

●外国曲と内国曲とでは権利の管理の仕方が全く違う。
外国曲では、多くの場合権利を持つ人=出版者が好きなように値段を操れるが、
内国曲ではジャスラックなどの管理会社に委託している場合、値段が均一。
……というお話。

私も高校生の時に、ミュージカルを上演する際、とてもとても面倒くさいことが起きて、
著作権についてさんざん調べたことがあった。
だからその時は『著作権』という言葉が大嫌いだった。

他にもたくさんお話を聞けて今日は勉強になった。

M.S

インターン生 R.Aの日記(その2)。

2010年08月04日 07時54分22秒 | Daily Life
『充実!』

今日は、平野啓子さんの『かたり音らいぶ』を手伝わさせていただきました。

語り部・かたりすと、という仕事を今回初めて知った私は、
どんな公演になるか全く想像もつきません。

けれど、私はすぐに『語り』というものに引き込まれました。

お客さんに話し掛けるように、小説の登場人物の心情を感じ、
詩の情景が鮮明に浮かぶように、また視線を変えたり、間の取り方や呼吸など、
とてもたくさんの表現がありました。

私は、音楽を学んでいますが、表現することなど、通じるものがたくさんあると感じました。
わたしも演奏する上で、楽曲の構成を理解したり、作曲家の意志を感じ取ったり、
もちろん自分の感情も大事に表現して、本番はお客さんのことも考えて、
出来たらいいなと思いました。

また、今日は2回の公演があったのですが、2回とも全力で行う姿勢が素晴らしかったです。
お客さんの雰囲気でトークを変えたり、プロはすごい!!と思うことばかりでした。

今日も一日とても充実してとても勉強になりました!

R.A

インターン生 M.Sの日記(その2)。

2010年08月04日 07時44分27秒 | Daily Life
『夢』


『夢』…今日の平野啓子さんの『かたり音らいぶ』のテーマだ。

今日はとても素敵な体験をした。

何が素敵だったのかというと、今日出会った3人の方…語り部の平野啓子さん、
詩人の島田奈都子さん、尺八演奏家の入江要介さん。

◆平野啓子さん
平野啓子さんは人を惹きつける力をお持ちだと思う。
『表現すること』というのはとても難しい、と私はよく感じる。
それは演奏、踊り、言葉…色々なことに共通して言えることだ。

頭の中ではどんどんイメージが沸いてきて理想的な自分を作れるけれど、
それを実際に表に出すのはなぜか難しい。
さらにお客様の心をつかむのはもっと難しい。
でもこれができる人のことをプロというのだろう。

平野啓子さんは『語る』人だが、手振りや表情も使って言葉を表現している。
役者だと思った。

◆島田奈都子さん
私もあんなにきれいな言葉をすらすらと使えたら…
自分の思ったことを素直に上手に言えたら…!

詩は本当にどれも素敵。
柔らかくまるく、心を落ち着かせてくれる詩だった。

私が特に好きだったのは『花時計』という詩。
おとぎ話のワンシーンのようなメルヘンチックな詩だった。

◆入江要介さん
入江さんは、ご自分で書いた曲で演奏活動をなさっているそうだ。
尺八という楽器の演奏を間近で聴いたのは、今日が初めてだった。
美しい尺八の音色は、すぐに私をうっとりとさせた。

平野啓子さんの『夢十夜』の朗読と入江要介さんの尺八演奏のコラボレーションは
とても美しく切ない感じだった。
お客様は目を閉じて聴き入っていて、中には感動して涙を流している方もいらっしゃった。
この時の曲は『フェノメノン・オブ・ジ・アース』という曲。
『フェノメノン』というのは『現象』という意味だそうだ。
入江さんの演奏をまたぜひお聞きしたいと思った。

『夢というのは自分のシェイクスピアである』という言葉があるそうだ。
私は、大学生になってから夢なんてほとんど見なくなった。
毎日が忙しすぎて疲れて、深ーく眠ってしまうので…。
平野啓子さんの朗読を聴きながら、私も夢を見たくなった。

M.S

インターン生 R.Aの日記(その1)。

2010年08月03日 06時53分51秒 | Daily Life
今日からインターンシップが始まりました。

いろいろな場所に行って、普段出来ない体験をたくさん出来そうです。
たくさんのことを知りたいと思います。

今日は早速2ヶ所行ってきました。

1つめは東京駅近くの会社でミーティングに参加してきました。
コンサートを開くのには、宣伝、チラシ、プログラム、チケットなど
たくさんやることがあります。
普段全然考えてなかったけれど、どうやったらたくさんの人に来てもらえるかを
考えるのが大切だと知りました。

2つめは『ビクタースタジオ』でレコーディングの見学をしました。
録音するまでにはマイクの調整があったり、やることがたくさんあることが分かりました。
何度も録音していて、演奏する人も録音する人もとても集中力がいると思いました。

このインターンシップでの体験はとても貴重なものになると思います。

明日からはもっと、体験することを聞き逃したり、見逃したりしないように
注意して過ごしたいと思いました。
今日は写真も撮り忘れてしまいました。

明日からは載せられるようにしたいと思います。

R.A

インターン生 M.Sの日記(その1)。

2010年08月03日 06時46分31秒 | Daily Life
『インターンシップ初日 新しい世界』

今日はインターンシップ初日。

1日目からさっそく打ち合わせに出席させていただいたり、
レコーディングを見学したり…色々なことがあり、とても長い1日だった。

午前中は事務所で楽譜の整理や封筒作り。
楽譜は保育士試験で使用したもので、『ぞうさん』『故郷』『赤とんぼ』など、
小学生の頃歌った曲ばかりで懐かしい気持ちになった。

午後はまず会社内のミーティング。
現在進行中の仕事について、今週の予定についての確認をした。
レコーディング、雑誌編集、プロジェクト、インタビュー…。
様々な仕事を同時進行しながらその合間に打ち合わせが入っていたりして、
ぎゅうぎゅう詰めの予定。

1週間の流れを頭に入れようと努力したものの、
いろいろなことがたくさんありすぎて、結局ごちゃごちゃになってしまい
正直70%くらいはチンプンカンプンだった(笑)
この忙しい毎日にもはやく慣れるようにしよう。

その後、東京駅近くで演奏会企画の打ち合わせ。

こんなシャツ+ズボンで入ってしまって良いのだろうかと
躊躇してしまうくらい素敵で現代的な場所だった。
案内していただいた応接室もまたまたすごく立派な部屋。
演奏会のプログラム等についての話し合いをじっと黙って聞き様子を見ていたが、
部屋といい打ち合わせといい、今まで経験したことのない世界に
ポンッと放り込まれたようだった。

1つの演奏会を開くにあたって、出演者の後ろでは、プログラムのこと、
チケットのこと等あらゆる面について打ち合わせが重ねられ、
たくさんの人や企業が動いているのだと実感した。

18時からは千駄ヶ谷のビクタースタジオでレコーディングの様子を見せていただいた。
レコーディングが始まる前、スタジオの真ん中でマイクの前に立ってみた。

自分がもしもここでこうやって歌えたら!!と想像したら最高の気分になった。
それから、難しい機械が目の前に並ぶ大きなイスに座らせてもらえたり…。
こんな体験ができたのもインターンシップのおかげだ。

レコーディングは途中、少し変更を入れつつ進んでいった。
細かい音の響きにもこだわって、良くなるまで何度もとり直しをしていた。

演奏を録音するだけで3時間。
私たちはここで帰ったが、この後まだまだ作業は続くようだ。
『CDを1枚作るのにも、大変な時間と手間がかかっている』とは聞いていたが、
その場を見たのは初めてだった。

今日だけで、今まで自分の知らなかった場所・仕事・人にたくさん出会った。
これからの2週間は、新しい世界との出会いの連続になりそうだ。

M.S