ゆ~たん音楽堂

ドキドキ&ハートフルな音楽と仲間を探して
東奔西走!
音楽ディレクター ゆ~たんの日常。

【Information】今年最後の音楽寺子屋は八重さんと襄さんがテーマです。

2013年10月25日 12時19分24秒 | Daily Life

4月の「鶴田浩二はなぜ『傷だらけの人生』を唄ったのか?」、
7月の「ぼくたちの国歌『君が代』について考える」に続き、
今年最後の音楽寺子屋トークライプを11月29日に行います。

今回のテーマは『八重と襄』、
そうですNHK『八重の桜』でおなじみの新島八重と
夫で同志社の創立者 新島襄が主人公です。

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1875年、新島襄によって設立された同志社は
リードオルガンを早々に備えるなど
音楽教育においても先駆的存在だった。
好奇心旺盛な八重はオルガンもよく奏し、
西洋音楽をこよなく愛した。
その一方、音痴だったと伝えられる襄は
音楽がますます嫌いになり…。
八重と襄、ふたりが同志社で紡いだ
明治黎明期の西洋音楽の姿。
唱歌誕生のもう一つの真相がここにある。
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八重と襄、讃美歌と唱歌、そしてオルガン、その奇しき関係について、
『唱歌と十字架』『バイエルの謎』などの著書で知られる音楽学者の安田寛さん、
そして新島襄、同志社の研究家として名高く、
NHK『八重の桜』で時代考証を担当された本井康博さんが
とことん語り尽くす一夜です。

当日は相田南穂子さんの素敵なリードオルガンの演奏も加わります。

どうぞご来場ください!!
心よりお待ちしております。

ゆ~たん音楽堂
店主 敬白

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トークライブ
八重と襄
そして歴史は動かなかった

■出演
 本井康博
 (NHK大河ドラマ「八重の桜」時代考証担当・前 同志社大学神学部教授)
 安田 寛
 (音楽学者・前 奈良教育大学教授)

■リードオルガン演奏
 相田南穂子
  (日本基督教団大泉教会オルガニスト)

■進行
 坂元勇仁
 (ユージンプランニング番頭)


平成25年11月29日(金)  
開演:午後6時30分(開場:午後6時)

重要文化財 自由学園 明日館 講堂
http://www.jiyu.jp/
東京都豊島区池袋2-31-3

◎入場料:1,500円

お問い合わせ・お申し込み
ユージンプランニング
TEL 03-3239-1906 / FAX 03-3239-1907
ongaku-terakoya@yujinplanning.com

NHK学校音楽コンクール 金賞受賞おめでとうございます!!

2013年10月15日 22時08分01秒 | Daily Life
若松歓合唱作品集~See You Again
クリエーター情報なし
日本コロムビア


一昨日の10月13日(日)に開催された
≪第80回 NHK学校音楽コンクール小学校の部≫において、
東京代表の日野市立七生緑小学校合唱団
(指揮:後藤朋子先生、ピアノ:畑野かん奈先生)の皆さんが
見事「金賞」を受賞されました。

本当におめでとうございます!!

七生緑の皆さんとは今年の冬から春にかけて、
若松歓さんのアルバム『See You Again』のプロジェクトで
ご一緒させていただきました。

若松さんとリハーサルに学校まで伺った時のこと、
後藤先生のご指導ひとつひとつに児童の皆さんが真剣な表情で向かっていた姿、
そして合唱団の皆さんがスタジオで本当に一生懸命歌って下さったこと、
そんなことが次々に思い出されます。

ぼく自身はとても短い時間のお付き合いでしたが、
時間は短くとも、とても濃密な時間を過ごさせていただきました。

またいつかご一緒に音楽づくりができる日が来ることを
こころから願っています。

おめでとうございました!!

ゆ~たん音楽堂
店主 敬白

佐村河内守さんの唯一の合唱曲「REQUIEM HIROSHIMA」CD付楽譜がついに発売に!!

2013年10月12日 11時42分27秒 | Daily Life
今朝、事務所に来てみたら
全音楽譜出版社の編集者 阿部真帆さんから郵便物が。

ひらいてみると佐村河内守さんの「REQUIEM HIROSHIMA」の楽譜(CD付)が入っていた。

「できたんだぁー!!」と感慨深く楽譜を手にした。

中には楽譜だけでなく、佐村河内さんによる手書きスケッチや
自筆楽譜も収められていて、とても美しい仕上がりに目が奪われる。


今年の冬、日本コロムビアの国崎ディレクター(佐村河内さんの担当D)と
いろんな話をしている中で、佐村河内さんに一曲だけ合唱曲があることを知った。
そして早速、楽譜や音資料を送っていただいたことから、
この楽曲と向き合う日々がスタートした。

出会ってから、いろいろな大きな広がりもあった。

ちょうど、夏に来日を予定していた、Young People's Chorus of New York City(YPC)は
ツアープログラムに入れて各地で素晴らしいパフォーマンスを繰り広げ、
また、その間、毎日新聞社学芸部の記者 齊藤希史子さんはこの曲をテーマに取材を続け、
8月には日曜版で大きな記事として掲載して下さった。

そして、それらと並行して楽譜出版が決まり、
ぼくは、ぼく自身、この曲と深く関わるために録音をやろうと思い、
栗山文昭さんにお願いし、その演奏が楽譜と一緒に世に出ることになった。

演奏は栗山文昭指揮/合唱団 響の皆さん、
録音・編集・マスタリングは奥ちゃん(奥原秀明氏)による。

本当に熱かったあの日の早稲田・アバコスタジオでのセッションのことは
あらためて書こうと思っている。

今日はまず、楽譜完成への感激の想いを記し、
皆さんへのご報告としたい。

いろいろとお力添えを下さった皆さま、本当にありがとうございました。

★楽譜は間もなく発売の予定です。
(現在、アマゾンでは予約受付中です)

ゆ~たん音楽堂
店主 敬白

新沢としひこさんとのしごと。

2013年10月11日 07時52分31秒 | Daily Life
まだ、からだのどこかにあの日のコンサートの余韻が残っている。
新沢としひこさんの「ほぼ30周年記念コンサート」。
(2013/10/5 渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール)

コンサートを聞きながら、初めてお会いした時のことや、
レコーディングで山中湖のスタジオに行ったこと、
セッションでの数々のシーンを思い出していたら、
思いがけずうるうるしてしまった。

新沢さんとのセッションはとにかく楽しい。

新沢さんのアタマの中にあるイメージをまず抽出してもらって、
それを音でどう表現するかについて、僕たちはサポートをするかたちだ。

そんなことを積み重ねて、ずっとやってきた気がする。

コンサート当日に配布されたパンフレットを読んでいたら
これまでのディスコグラフィも掲載されていた。

今まで、あたらめて作品数を数えたことなんかなかったけど、
印をつけてみたら14枚のCDを一緒に制作させてもらったらしい(笑)。
☆下記のリストをご参照ください。

そんなにたくさんだったのかぁ。
本当にありがたいこと。

そう思ったら、ますます胸がつまってきてしまった。

新沢さん、あらためて、30周年おめでとうございます!!
これからもたくさんのことば、メロディを作り続けてください。

そしてこれからもよろしくお願いします。

坂元勇仁

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1998
『ごきげんスマイル!』
『はるなつあきふゆあそびうた』
書籍:すずき出版

2000
『新沢としひこのどれみふぁシアター』
書籍:学研

2001
『手話ソングブック ともだちになるために』
書籍:すずき出版

2002
『キリンくんのパンパカあそびうた1』
『キリンくんのパンパカあそびうた2』
書籍:チャイルド本社

2003
『手話ソングブック2 きみとぼくのラララ』
書籍:すずき出版

2004
『新沢としひこのふれあい遊び あぶぶのぶう!』
書籍:すずき出版

2007
『手話ゲームブック だれかにあったらこんにちは』
書籍:すずき出版
『さよならぼくたちのほいくえん・ようちえん』(監修)
書籍:チャイルド本社

2008
『キリンくんのおもしろあそびうた』
書籍:チャイルド本社

2009
『おなかペコペコソングブック』
書籍:すずき出版
『新沢としひこのピカピカうんどうかい』
書籍:ひかりのくに

2012
『新沢としひこのみんなのたいそう』
書籍:すずき出版

*1998~2004 ビクターエンタテインメント
*2007~2009 TDKコア/クリエイティブコア(現 日本コロムビア)
*2012~ 日本コロムビア

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ゆ~たん音楽堂
店主 敬白

仙台で佐藤淳一さんの美しい日本語の歌に酔う。

2013年10月05日 15時56分16秒 | Daily Life
10月4日(金)

朝、仙台から東京に戻る。

仙台では9月28~29日にワインスタジオで録音した
佐藤淳一さんのアルバムに収録される音源の編集チェックを行った。

午後、打ち合わせと録音。
そのあと、ノルウェーから来日中のアルネ&カルロスの歓迎会。

それにしても仙台でのセッションは白眉は
佐藤さんの歌う日本語の明瞭さであり美しさだった。

淳一さんと知り合ったのはちょうど30年前。
僕が大学3年生で淳一さんが東京芸術大学大学院の2年生の時。

あの頃は合唱団のメンバーとして、
いっしょにステージに立たせてもらったり、
海外に演奏旅行に行ったり…、
考えてみるとなんともったいないことであったことよ。

今にして、その有難さが身にしむ。

アルバムの完成はもう少し先、
リリースの時期は「来春くらい」、とは淳一さんの弁(笑)。

そのへんは昔からおおらかのままである。

ファンの皆さま、どうぞご期待下さい。

☆写真は佐藤淳一さん(中央)、日野求さん(左=ワインスタジオ サウンド・ディレクタ)、
 中浜慎一さん(右=ワインスタジオ プロデューサ)


ゆ~たん音楽堂
店主 敬白