ゆ~たん音楽堂

ドキドキ&ハートフルな音楽と仲間を探して
東奔西走!
音楽ディレクター ゆ~たんの日常。

【Information】札幌こどもミュージカル 東京公演迫る!!

2009年09月29日 20時35分39秒 | Daily Life
僕がビクター時代にCD制作を担当した「札幌こどもミュージカル」が、
10月6日・7日の両日、新宿・新国立劇場中劇場で、オリジナル作品2作を上演します。

◎10月6日(火)オペレッタ『ポロリンタン』
◎10月7日(水)オペレッタ『ひとつのおわんでトゥミクミク』

作品はともに長年に渡るアイヌ文化の研究を通して多くの資料を遺された、
故・萱野茂さんの資料の中から題材を得、細川眞理子さんが創作した
オリジナルのミュージカルです。

どうぞご期待ください!!

ミュージカルの詳細はこちらで

http://shop.tokyo-shoseki.co.jp/ad/00011/


ゆ~たん音楽堂
店主 敬白


神戸大学で集中講義をしてきました。

2009年09月27日 13時05分24秒 | Daily Life
ご無沙汰しました。
シルバーウィークはいかがお過ごしでしたか?

僕は先週から今週にかけ関西に滞在しておりました。
先週の9月14日から17日までは、
神戸大学国際文化学部「アーツプロデュース」の集中講義で講義を担当しました。

僕の担当は15日と16日の二日間でしたが、
14日と17日は公共文化施設の現在についての講義を聴講しました。

それで、講義はだいたい以下のような項目でした。


◎レコーディング・ディレクターという仕事を解剖する~その役割は何か
レコーディング・ディレクターの仕事ってわかりにくいものですよね。
ここでは、僕が知る限りのディレクター像を中心に、
ディレクターがどんな仕事に取り組む職業なのかをお話しました。
お恥かしながら、僕の録音現場の映像も収録し、学生の皆さんに見て頂きました。

◎ビジネスとしてのCD&DVD~レコード会社はどこで利益を得ているのか
普段僕たちが使用している「損益表」などを見ながら、
CDを作るためにはどんな費用がかかるのを説明しました。
また、CDを作るプロセスの概略も説明したり、
CDパッケージから見える「著作権」の基本についてお話をしました。

◎CDをプロデュースする~ 企画書を書き、企画を通す
学生の皆さんに、自分がプロデュースしたいCDの「企画書」を書いて頂き、
それをもとに「擬似企画会議」をやってみました。
ある種のロールプレイングゲームです。
企画者、反対者、賛成者、そして最終的にまとめる立場の人など、
それぞれの役割を担ってもらい、議事を進行しました。
実に新しい発見の多い、興味深い試みでした。

◎スタジオ・ワークをやってみる~人と人のつながりから音楽が生まれてくる
童謡の名曲「いぬのおまわりさん」を課題曲に、ディレクションの現場を体験しました。
これも一種のロールプレイングゲームで、ディレクター、歌手、ピアニスト、
そして、よくスタジオであるのですが「第三者」的立場の人を想定しました。
学生の皆さんも初めての試みだったと思いますが、
なかなかの役者魂で演出してくれました。

◎体験的ディレクター論~僕の心に残った仕事、そして人とのつながり
「近代唱歌集成」「K&J Kids」と続く、僕の韓国との仕事について話しました。
これらの日韓プロジェクトは僕にとって転機となる仕事でしたが、
そこで僕たちが直面した問題にどんなことがあったのか、
そしてそれをどのように解決していったかなどを話しました。
やはりここでもキイワードは「人と人の信頼関係」でした。

◎ 拡大する音楽ビジネス~その新たなディレクター像を探る
レコード業界が危機を迎えているという話題は後を絶ちません。
しかし、音楽業界全体から考えると拡大をしている分野もあり、
音楽に携わる仕事には新しい分野も切り開かれています。
やがてディレクターは新しい仕事を担う時代が訪れる…そんな話をしました。


とても拙い講義だったとは思いますが、
僕自身にとってとても刺激的で、楽しい2日間でした。

やっぱり「人前で語る」ことって、本当に大変ですけど勉強になりますね。

有難うございました!!

【御礼】「たたかうピアノ」全3夜、無事に終了しました!!

2009年09月20日 11時48分48秒 | Daily Life
スタンウェイ戦争/高木裕・大山真人 誰が日本のピアノ音楽界をだめにしたのか (新書y)
高木 裕,大山 真人
洋泉社

このアイテムの詳細を見る


《音楽寺子屋》真夏のトークセッションとして3カ月連続で開催致しました
「たたかうピアノ」は無事に9月12日を最終回に無事終了しました。

この間、たくさんのご声援をいただき有難うございました。

途中、高木さんの盲腸での入院もありハラハラする瞬間もありましたが、
「災い転じて福となす」の格言の通り、高木さんのダイエットも無事に成功し、
最終回には超スリムな高木さんを見ることができました。
(あのスリム感は、二度と見れないという噂もあり!!)

各回のテーマは
◎スタインウェイの光と影
◎高木裕のつくり方
◎どこへ向かうピアノ音楽とピアノ・ビジネス
…でした。

我ながら大きなテーマを設定したもんだと感心するやら、呆れるやらですが、
セッションでは高木さんの情熱的なトークも炸裂し、
本当に意義あるセッションとなりました。

セッションのトータル時間はおよそ8時間。
これを単発企画で終わらせるのはもったいないので、なんらかの方法で皆さんに
お伝えできる方法を今、思案中です。

あ、もし、「我が街で《たたかうピアノ》を!」とお申し出下さる方がいらっしゃいましたら、
ご一報いただけると嬉しいです!!
http://www.yujinmusic.com/contact.html

最後になりましたが、高木さん、タカギクラヴィアの皆さん、
制作を担当してくれた花岡美智さん、スタッフの皆さま、
そしてご来場下さった皆さまに心より御礼申し上げます。

有難うございました。


ゆ~たん音楽堂
店主 敬白

満員御礼!! 「たたかうピアノ」受付を終了しました。

2009年09月11日 14時35分17秒 | Daily Life
こんにちは、坂元勇仁です。

明日、9月12日(土)に開催致しますトークセッション「たたかうピアノ」は
おかげさまで満員となりました。
多くのお申し込み、有難うございました!!

いい会になるよう頑張ります。
取り急ぎ、お知らせまで。

ゆ~たん音楽堂
店主 敬白

来週は一週間、東京を留守にします。

2009年09月10日 14時29分59秒 | Daily Life
皆さまへ

来週(9/14~18)は一週間、神戸で仕事があるため東京を留守に致します。

日中は連絡が取りにくいかもしれませんが、
メールでご連絡をいただければ有難いです。

いろいろとご不便をおかけ致しますが、
どうぞ宜しくお願い申し上げます。

ユージン ミュージック プランニング
坂元勇仁

【Information】Edu-Culture Channelを更新しました!!

2009年09月10日 14時15分38秒 | Daily Life
Edu-Culture Channel Vol.3のゲストはアルテスパブリッシング株式会社の
代表取締役のおふたり、鈴木茂さんと木村元さん。

話題の版元「アルテス」について、いろいろ聞いてみた。


木村元さんに初めて会ったのは2006年の暮れ。
場所は新宿のワシントンホテル、
東京学芸大学の久保田慶一さんが主宰する「音楽を語る会」の第1回目の会合だった。

もちろん、その時、木村さんはまだ音楽之友社の社員だった。

それから3ヵ月後、
今度は木村さんが当時、僕たちの事務所があった下落合にやって来た。

「独立して会社を興す」と彼は言った。

彼としては少し前に独立した僕から何か参考になる話を聞くつもりだったと思うが、
もちろん、僕にはそのチカラがなかった。

そして春になって、新しい会社ができたという報せが届いた。

「アルテスパブリッシング」
なんていい響きのする名前なんだろうと、まずは思った。


それから2年が経ち、アルテスパブリッシングは次々と話題の本を出版する
注目の版元になっていた。

木村さんの盟友 鈴木茂さんとは新宿の居酒屋で初めて会った。
アルテスができてしばらく経ってからのことだった。

「名コンビ」ってこうやって生まれていくんだぁ、と思った。


この夏で出版点数が20冊を越えることを知り、
木村さんにEdu-Culture Channelに出演を依頼した。

「20冊? えーっ、そうでしたっけ??」という答えだった。

このユルさがたまらなくいい。
というか、そうとしか言えない。

でも、そのユルいばかりじゃ、この大変な状況の中でやってはいけまい。
きっと「秘密」があるに違いない。

という思いで臨んだ今回のインタビューと取材、
結果はどうなっているのだろうか。

とくとご覧いただきたい。

◎Edu-Culture Channelはこちらから

http://www.yujinmusic.com/educulture/index.html

◎アルテスパブリッシングのHPはこちらから

http://www.artespublishing.com/


ゆ~たん音楽堂
店主 敬白

唱歌の誕生はなぜ奇跡なのか??

2009年09月10日 00時15分54秒 | Daily Life
日本の唱歌と太平洋の讃美歌 ─唱歌誕生はなぜ奇跡だったのか─ (奈良教育大学ブックレット 第2号)
安田 寛(奈良教育大学 音楽教育講座)
東山書房

このアイテムの詳細を見る


先日、ネットで本を調べていたら安田寛さんの新刊が出版されていたのを知った。

「蝶々」「蛍の光」「むすんでひらいて」など-。わたしたち日本人が小さい頃に慣れ親しんだこれらの「唱歌」と同じ旋律が、ハワイやミクロネシアの島々、ポリネシアの島々では「讃美歌」として歌われていることを知っていますか? 讃美歌はプロテスタントの礼拝の中で歌われる歌です。その歌と日本の唱歌が、同じ旋律で、しかもほぼ同時期に伝わったなんて!これは一種のミステリーです。 この謎を解明すべく、奈良教育大学音楽教育講座の安田寛先生が「日本の唱歌と太平洋の讃美歌」について研究されました(されています)。唱歌誕生はなぜ奇跡だったのか-、本書を読めばその疑問がすっきり解けます。 (Amazonの紹介より)

新しい本とはいえ、去年の11月の発行。
「もー教えてくれればいいのにぃ」と購入直後、安田さんに電話を入れた僕でした(笑)。

それにしてもここでのテーマである「土着化」のとらえ方は難しいものだ。

【Information】「田中瑶子の1・2・3」がリリースされました!!

2009年09月09日 09時18分38秒 | Daily Life
少し前に「お友だちブログ」でご紹介した
CD「田中瑶子の1・2・3」が日本アコースティックレコーズからリリースされました。

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ピアニストと作曲家の交歓に満員の聴衆が湧いた!
1984年の伝説のコンサートが初CD化。

田中瑤子の1・2・3
ひとりのピアニストと2台のピアノと3人の作曲家たち

●収録曲
[DISC-1]
①林光:もどってきた日付 より
②新実徳英:かみさまのいろいろ
③三善晃:海の日記帳 より
[DISC-2]
④新実徳英:夕闇の中 -2台のピアノのための前奏曲-
⑤林光:アルレッキーノ -2台のピアノのための-
⑥三善晃:2台のピアノのための 響象Ⅰ
⑦「ダニー・ボーイ(ロンドンデリーの歌)」によるパラフレーズ(即興演奏による)

●演奏者
田中瑤子(ピアノ)
新実徳英(ピアノ ④⑦)
林光(ピアノ ⑤⑦)
三善晃(ピアノ ⑥⑦)

●録音
1984年3月26日
日本都市センターホールにおけるライヴ録音

宮本明さん運営の発売記念ブログはこちら。

http://tn123.blog66.fc2.com/blog-entry-2.html

日本アコースティックレコーズ(NAR)のHPはこちら。

http://www.narrecords.com/index.html
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どうぞ宜しくお願いします!!

ゆ~たん音楽堂
店主 敬白

【Information】「たたかうピアノ」、いよいよ最終回です!!

2009年09月09日 08時55分59秒 | Daily Life
いよいよ9月に突入しました。
新しい日本が誕生するような気配だけが漂う晩夏です。

さて、「真夏のトーク・セッション」として3ヵ月連続で開催しました
高木 裕さんとのイベント《たたかうピアノ》も今回が最終回です。

「スタインウェイの光と影」
「高木 裕のつくり方」
というコンセプトで過去2回開催して参りました。

そして今回はいよいよ高木さんのビジネス観・人生観について
たっぷりと語って頂きたいと思っています。

テーマは「どこへ向かうピアノ音楽とピアノ・ビジネス」。

混迷を続ける世界経済の中、
音楽ビジネスの世界はどこにその活路を見出すのか…。

ピアノを通して培ってきた高木さん独自のビジネス観を
根掘り葉掘り伺うつもりです。

どうぞ宜しくお願い申し上げます!!

*過去2回ともおかげさまで満員のお客さまをお迎えすることができました。
  お申込みはお早めにどうぞ。

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高木 裕の「たたかうピアノ」
テーマ: どこへ向かうピアノ音楽とピアノ・ビジネス

とき: 2009年9月12日・土曜日
   午後5時30分 開場/午後6時 スタート
ところ: 自由学園明日館 大教室タリアセン
    http://www.jiyu.jp/kanren/contact.html
入場料: 1,500円(お茶付)        

寺子屋師範: 高木 裕 (ピアノ・プロデューサー/タカギクラヴィア(株)代表取締役)
聞き手: 坂元勇仁 (レコーディングディレクター/ゆ~たん音楽堂店主)

主催(お申し込み): (有)ユージン ミュージック プランニング
TEL 03-3239-1906/FAX 03-3239-1907
E-mail: info@yujinmusic.com

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ゆ~たん音楽堂
店主 敬白

【Information】ザクセン声楽アンサンブル 来日ツアー !!

2009年09月06日 18時13分56秒 | Daily Life
僕の大学院時代の先輩で、
今、神戸大学で教鞭をとっていらっしゃる藤野一夫さんからメールを頂きました。
この秋、ドイツから合唱団を招聘し、コンサート・ツアーを開催されるそうです。
僕もCDで演奏を聴きましたが、極めて高水準の合唱団です。
どうぞ皆様、足をお運びくださいませ!!

ゆ~たん音楽堂
店主 敬白


若く才能にあふれたドレスデン出身のザクセン声楽アンサンブルが、音楽を通じた日独文化交流のために来日コンサート及びワークショップ・ツアーをおこないます。ハインリヒ・シュッツの賛美歌の他に、フェリックス・メンデルスゾーン・バルトルディーやヨハン・セバスチャン・バッハによるザクセン声楽の名曲も公演予定です。
1996年にドレスデンにてマティアス・ユング主宰のもと設立されたザクセン声楽アンサンブル。構成は音楽大学の学生及び卒業生が大半を占め、ツアーやCD制作の入賞により国内外で大きな注目を集めてきた。2002年にはクラシック音楽界の最も重要な国際賞『カンヌ・クラシカル・アワード』に輝く。合唱団の特長は、調音の正確さ、多彩さ、深い表現力と観客やメディアからも定評のある音の迫力。シュッツやバッハといった大家だけではなく、無名もしくは普段あまり馴染みのないドレスデン宮廷音楽の演奏にも力を入れている。

◆マティアス・ユング (指揮)
1964年マクデブルク生まれ。ヴェルニゲローデでの音楽英才教育を経て、ワイマール音楽大学にて合唱及びオーケストラの指揮を学ぶ。1991年にはドレスデン聖十字架合唱団の指導を引き受け、1994年~1996年まで同合唱団の臨時音楽監督を務める。1996年より自身が設立したザクセン声楽アンサンブルの指揮をとる。

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公開コンサート日程

【武蔵野公演】ドレスデン ア・カペラ合唱団“天上の響き”
ワークショップ:2009年9月20日(日)時間未定 
公演:2009年9月21日(月)15時   
会場:武蔵野市文化会館・小ホール

*21日のコンサートは完売ですが、公開ワークショップの見学は可能です。
問合せは武蔵野市民文化会館まで。(Tel:0422-54-8822)

【吹田公演】ザクセン声楽アンサンブル ~ドレスデンからの贈り物~
ワークショップ:2009年9月23日(水)時間未定 
公演:2009年9月24日(木)19時   
会場:吹田文化会館メイシアター・中ホール(Tel:06-6380-2221)
入場料:前売り2,000円(当日2,500円)全席自由

【神戸公演】ザクセン声楽アンサンブル ~ドレスデンからの贈り物~
公演:2009年9月25日(金)15時 15時30分よりプレ・セミナー有
ワークショップ:同日17時30分~19時(見学自由・無料) 
会場:神戸文化ホール・中ホール(Tel:078-351-3349)
入場料:一般2,000円(当日2,500円)/大学生以下1,000円(当日1,500)
全席自由

【びわ湖公演】ザクセン声楽アンサンブル ~ドレスデンからの贈り物~
公演:2009年9月26日(土)16時(15時20分よりプレトーク有) 
会場:滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール・小ホール(Tel:077-523-7136)
入場料:一般3,000円 25歳未満1,500円 指定席

【共通プログラム】
メンデルスゾーン:「朝の祈り」、「森で」、「3つの民謡」ほか
バッハ:モテット「来たれ、イエスよ、来たれ」ほか
シュッツ:「ヤハヴェよ、汝のすみかはいかに美わしく」ほか
*神戸、びわ湖公演はメンデルスゾーンの曲目が多くなります。

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コンサートツアー
2009年9月20日(日)~26日(土) 神戸、大阪ほか
連絡先: Tel: 078(803)7650
    (担当:神戸大学国際文化学研究科藤野一夫教授)
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