ゆ~たん音楽堂

ドキドキ&ハートフルな音楽と仲間を探して
東奔西走!
音楽ディレクター ゆ~たんの日常。

インターン生 M.Kの日記(最終回)

2016年09月13日 04時46分48秒 | Daily Life
本日は最後のインターンでした。

最終日の午前中は、19時からの井内美香さんの
「みんなでオペラ」という講習会のために会場準備をしました。

今までの会場準備の時は、
2人以上で作業をしていたためすぐに終わっていましたが、
今回は1人だったため時間がかかってしまいました。

会場準備を終えてから井内美香さんがいらっしゃるまでの間、合
唱のCDのリストを作る作業を行いました。

CDが何枚あったかは数えていなかったのですが、
段ボール1箱分いっぱいに詰められたCDを、
ワードでリスト化しました。

果てしなくあるCDの数に途中意識が飛ぶのではないかと思いましたが、
少しでもお役に立ちたくて、必死に打ち続けました。(笑)

井内美香さんがいらっしゃってからは、
講習会の会場設定のお手伝いをしました。

この講習会は本日から10回に渡り開催され、
オペラファンが新国立劇場2016/2017シーズンオペラに向け、
作品を勉強する会です。

本日のテーマは、ワーグナー作曲「ワルキューレ」です。

オペラ初心者の私は、どんな勉強ができるのだろうとワクワクしておりました。
井内美香さんの説明は、とてもわかりやすくて初
心者の私にも理解ができ、どんどん惹きつけられていきました。

ワルキューレの作品とともにワーグナーの人生や、
音楽の特徴など様々な事を学べる濃い2時間の講習会でした。

私は、初めてインターンに参加して、
インターンという印象はもっと堅苦しく、辛いのかなと思っていました。

しかし、ユージンプランニングで行うインターンは
そんな私の想像とはかけ離れた、学びが多く、幸せなインターンでした。

計4日間、緊張の1回目は、グラントワの記者会見を見学。
2回目は、合唱団のレコーディングを見学。
3回目は、レコーディングチェックの見学。
最終回は、オペラ講習会のお手伝い。と、
どの回も新しく発見することがあったり、
初めてみる音楽の世界があったりと、学び多いものになりました。

それと同時に、自分の知識のなさに痛感したインターンでもありました。
自分にはほんの少しの知識しかなく、勉強不足だなと思いました。

将来私は、教師になることを目指しています。
正直今までは、企業に就職するつもりがないから、
インターンに行かなくても大丈夫という、思っていた時がありました。

しかし、それは間違えで、企業に就職するつもりがなくても
インターンに行くべきだと思います。

将来、どのような形であれ、音楽と携わっていくならば、
どれほど勉強しなければならないのかがわかります。

また、自分がどれだけ音楽が大好きで、
音楽を勉強できていることが、
どれだけ幸せであるのかということが、再確認できます。

それくらい、このインターンは私にとって
すごく影響を受けたものになり、財産になりました。

そして2年生の夏休み中に行けて良かったな、と思います。

坂元さんをはじめ、ユージンプランニングの皆様、
大変お世話になりました。

とても濃いインターンシップでした。
ありがとうございました。

インターン生 T.Uの日記(最終回)

2016年09月10日 06時52分44秒 | Daily Life
インターンシップ3日目

今日は3日間のインターンシップの最終日でした。

最終日の今日も10時に事務所へ向かい、掃除をした後ミーティング。

ヒーリングミュージックのCD制作、売り込み等のミーティングでした。
医療的根拠を重要視する会社への制作提案ということで、難しく感じました。

大学でも音楽心理学や音楽療法、音楽認知学等を授業で学びましたが、
実際に商品としてそれらを音源にして売り出すにはそれらの知識だけでなく、
さらに専門性の高い専門家の監修、他がまだ手をつけていない新しいジャンルの開拓等、
多くの問題点が挙げられることがわかりました。

わたしはまだまだ浅い知識なので、意見がなかなか思いつかなかったため、
ヒーリングミュージックについて考えを深めてみたいと思います。

ヒーリングミュージックを売り込むにあたって、
実際にCDをどのような人がどこで手に入れているのかを調べるため、
ミーティング後は様々な楽器店やレコード店を直接取材に回りました。

店によっての傾向等、わかったことがいくつかあったので
細かい報告はレポートにまとめる予定にしています。

坂元さんと合流し、14:30からは演奏会の出演依頼の打ち合わせを見学。

この会社は企業向けのクローズドの演奏会を主にマネジメントしている会社ということ、
そのようなジャンルのマネジメント会社があるということは初めて知りました。

様々な形のマネジメントが存在していることがわかり、視野が広がった気がします。

その後、再びひとりでヒーリングミュージック取材。
たっぷり3時間ほど時間をいただき取材しました。

最後は、高次脳機能障害と戦いながら活動しているディジュリドゥ奏者GOMAさんのライブへ。
場所は渋谷のWWWX。まだ出来て1週間ほどの新しいライブハウスでした。

ディジュリドゥという楽器自体は知っていましたが、
高次脳機能障害という難しい記憶障害と向き合いながら活動している
アーティストがいるということは、初日に坂元さんからお借りした
「失った記憶 ひかりはじめた僕の世界」を読んで初めて知りました。

わたしが思い描いていたのは、民族楽器を用いたゆったりとした演奏会でしたが、
実際は民族音楽とクラブミュージックを融合させた即興セッションで、
いわゆるライブハウスにぴったりな、踊れる楽しいライブでした。

PAを通して耳に届く、今まで聞いたことのないディジュリドゥの低音と
パーカッションが合わさりミニマルミュージックをも思わせる、
浮遊するようなフレーズの連続が印象的でした。

演奏中、バックのスクリーンにはGOMAさんの絵、本
に出てくるGOMAさんの言葉が映し出されていました。
それらと明らかにリンクしている音楽の流れは、総合芸術のようで魅せられました。

GOMAさんのライブは意外性の連続で、
また見たい!と思わせてくれる素晴らしいものでした。

最後までいられなかったのが本当に心残りなので、
また必ずライブに足を運ぼうと思います!

3日間という限られた期間ではありましたが、
坂元さんをはじめ、様々な人からたくさんのことを勉強させてもらいました。

大好きな音楽を仕事にしたい、という気持ちを大切にして、
やるべきことに真摯に向き合おうと思わせてくれた実り多いインターンシップでした。

インターン生 K.Wの日記(その4)

2016年09月09日 08時03分25秒 | Daily Life
今日でインターンシップ最終日となりました。

この日は台風が接近していたため参加できるか不安でしたが、
電車も止まることなく無事参加することができました。

私は去年、体調不良のため1日しか参加することができず、
今年はリベンジを兼ねたインターンシップとなりました。
今回は体調を崩すこともなく、
無遅刻無欠席で参加できたことをまずは嬉しく思います。
この4日間という短い期間でしたが多くの人と出会いまた、
働く姿を間近で見ることができてとてもいい刺激を受けました。

本日は、午前中に音職ドットコムのミーティングに参加させていただきました。
今回で2回目の参加となる私は話の内容も少し理解しながら聞いていました。

前回も思いましたが情報量が多く、驚きます。
今回はオルゴールの話からCDについて話し合われました。

年々売り上げ枚数が減っていくCDについて私たち若者の意見を聞かれました。
学生メンバーの意見を聞くとやはりCDを購入せず、
音楽サイトや無料のアプリを利用してしまうことが分かりました。

私たちの音楽に対する価値観が違うのではないか、
など色々な意見が出て充実した時間になりました。

今回は同大学の学生だけでなく、
広島県からアートマネジメントを勉強している学生も一緒だったため
いつも違う意見や見方ができ、面白かったです。
目上の人や先生から刺激を貰いますが、
同い年の仲間からも多くの刺激や勇気を貰いより意欲的になれます。

午後は神谷町に移動し、教育芸術社さんとレコーディングのチェックでした。

前回は合唱のピアノ伴奏のレコーディングでしたが、
今回は二部合唱のアルトのレコーディングチェックでした。

前回も思いましたが直しが細かく何が何だか分からないところが正直な感想です。
しかし、注意深く聴いていると素人の私でも少しだけ分かるようになりました。

しかし、今回は9曲ほどチェックするため、
休憩を挟んでも疲れがたまっていきます。

後半は疲れて聞き流してしまうことが多かった私ですが、
ほかの方々は集中を切らすことなくチェックを入れていく姿に憧れました。

本当にプロフェッショナルだな、と思います。

現在、目まぐるしいほどに音楽の流行が変わり、
タダで最新の音楽が聴ける時代ですが、
こんなにも制作に時間をかけているにも関わらず
タダで音楽が扱われていることに私は悲しく思いました。

手軽で当たり前のように動画配信サイトで
タダで視聴していることは本当は間違っていることなのかもしれないと
改めて考えるきっかけになりました。

このように音楽の在り方が変わる現在の音楽業界に対して
柔軟に対応していく力が必要なことを今の音楽大学生には
知る必要があるなのかな、と思います。

4日間と短い間でしたが、たくさんの刺激を貰いとても勉強になりました。

最初は無事にやり遂げられるか心配で、不安ばかりでしたが
ユージンプランニングのみなさまに良くしていただき後半はリラックスできました。
本当に感謝しております。

大学生になると社会に触れる機会が多くなると言いますが、
私の関わる世界はまだまだ狭いんだなと改めて気づきました。
また、まだまだ勉強不足だなとも思いました。

勉強してもいないのに諦めることは勿体ないなことだと
やっと理解できたのもこのインターンシップのおかげです。

これからはさらに積極的に学び視野をさらに広くしたいと思います。
また学びに行きたいと思います。

4日間ありがとうございました。

インターン生 M.Kの日記(その3)

2016年09月09日 07時59分36秒 | Daily Life
本日で3回目のインターンでした。

まず、事務所についたら10時からのミーティングのために掃除をしました。

ミーティングの内容を、全てを理解するのは正直難しかったです。

話の中に「CDを今の人は買わなくなったね」という話題が出ました。
「それはどうしてだと思う?」と聞かれ自分の思っていることを素人ながら伝えたら、
「その通りだよ」と皆さんが同じ考えでした。

どうしたらたくさんの人に聞いてもらえるのか。
一時の流行ではなくて、長く聞いてもらえるのかを考えることは
とても難しい課題だなと思いました。

現状は、音楽の価値が下がってきているそうです。

自分でも価値が下がっていることに、少し気づいていても、
音楽界のプロに言われるととても寂しいなと、実感しました。

午後は、教育芸術社のレコーディングを見学させていただきました。
以前、合唱のレコーディングを見学させていただいた時は、
生で歌っている合唱団の姿が見れましたが、
今回は既に録音してある音源をパソコンなどで修正していくレコーディング法でした。

なんといっても、パソコンで調整している方の手さばきが素晴らしい。
手がおかしくなってしまうのではないかと言うくらい早い操作でした。

レコーディング方法は1度頭から流して、
気になったところを調整していくという流れでした。

素人からすれば、今の何が違うの!?と思うことや、
気にならなかったなあと思うことも沢山あり、
さすがプロだなあと、凄いなあと思いました。

歌詞の一文字ずつ、音程、ボリューム、声質、音質、
細かくチェックが入っていき、
妥協は一切せず何度も何度も直して聞いて、音楽を創りあげていました。

私は、今回の様なレコーディングと、
生の演奏者がいるレコーディングの両方見学をさせていただきましたが、
どちらともいい音楽を創るために、たくさんの方の能力と、
努力、そして想いが込められているのだなあ、と改めて実感しました。

あと1回のインターンになってしまいますが、
次回もたくさん吸収をして、勉強をしてきたいなと思います。

インターン生 T.Uの日記(その2)

2016年09月09日 07時37分07秒 | Daily Life
インターンシップ2日目

2日目の今日はわたしを含め3人のインターン生が参加しました。

10時から掃除をし、その後音職ドットコムのミーティングを見学しました。

そこでは、CDをどのように売っていくかという話題から、
CDの存在価値、合唱教育に関することなど様々な意見交換をし、
発言を通して自分自身の考えを見直すきっかけにもなりました。

今、進行中の円盤オルゴール企画の音源を聴かせてもらったり、
それを聴いて受けた印象を出し合ったりしました。

わたしたちの世代にとってCDとは何か、聴衆にとって音源とは何か、
時代によってCDをどのように売り出すべきなのか、
といろいろ考えることが出来よい機会となりました。
同世代の意見を聞けたのもわたしにとって良い経験になりました。

freekick studioに移動し、
13:00から教育芸術社さんレコーディング。

今日は合唱曲のアルトパートのトラックダウンチェックでした。

昨日見学させてもらったピアノ伴奏のレコーディングとは違い、
音源を細かく調節していく作業を間近で見させてもらいました。

見学してみて、トラックダウンチェックには
・音の強弱調節
・ノイズの除去
・他テイクとの比較、切り取り、貼り付け
・ピッチ修正
・縦を揃える
等があることがわかりました。

今日の音源は生徒たちの手本となるため、
ピッチ修正等細かく行われているのが印象的でした。

また、エンジニアの作業を昨日より近くで見させてもらい、
2人のエンジニアが役割をしっかりもっていて作業されていることがよくわかりました。

長丁場のレコーディングでしたが、
同年代の友達とたくさんの意見交換ができ、お互い良い刺激になりました。

インターン生 T.Uの日記(その1)

2016年09月08日 07時56分12秒 | Daily Life
インターンシップ1日目

広島から夜行バスで早朝東京に到着し、10時に事務所へ。

まずは掃除から。

掃除の後、坂元さんが二冊本を紹介してくださいました。
一冊は、授業でもお世話になった先生の執筆で、広島に帰ってからじっくり読んでみたいと思います。

教育芸術社さんのレコーディングを見学するため12:00に事務所を出発。

レコーディングは14:00?ということで、坂元さんとカフェでランチ。
(坂元注:ようするに時間を間違えた)

その時、この業界へチャレンジしようとしているわたしにとって
とてもためになるお話をしてくださいました。

目標としているゴールから逆算し、今行動できることはなにかを考え、
実際に勇気をもって行動することの大切さに改めて気付かされました。

14:00 レコーディング。

今日は合唱曲のピアノ伴奏録りでした。
レコーディングの現場に初めて立ち会って、驚きの連続でした。

アーティストのドキュメンタリーDVDなどでレコーディングの様子は
なんとなく想像できていましたが、実際のレコーディングはその想像を超えるものでした。

プレーヤー、エンジニア、ディレクターそれぞれがプロフェッショナルで、
作業が無駄なく行われていく様子は本当に圧巻でした。
とても有意義な見学をさせていただきました。

20:00 混声合唱団Neo-TOKYOの練習を見学。

団員の皆さんひとりひとりが活き活きと音楽をされている様子には感銘を受けました。
合唱、音楽を心から愛している人たちが集まっていることが音を聴いただけでわかる、
本当に素晴らしい合唱団でした。

団員の方との広島トークも楽しかったです。

慣れない土地でのインターンでどうなることかと思っていましたが
実り多い1日を過ごさせてもらいました。

明日はどんな経験ができるか今からとても楽しみです。

インターン生 Y.Nの日記(最終回)

2016年09月04日 07時22分26秒 | Daily Life
インターン 三日目

今日は、インターン最終日でした。 

事務所の掃除と「あんさんぶる」在庫整理をしました。

整理していて2009年の「あんさんぶる」を見て、
毎月こんなに中身の濃い雑誌を作っているという素晴らしさと
本当に音楽を好きという気持ちを感じました。

私も、物事に対して自信をもって「これが好き」というものを見つけたいと思いました。

今月号の「あんさんぶる」を坂元さん書かれたお手紙と
一緒に封をするという作業をしましたが、
一つ一つ丁寧に送るつもりで大切に「あんさんぶる」とお手紙を入れてほしいと
岸さんに言われて、今は簡単にスマホを使ってメールを一斉送信で送れるので
一つ一つ丁寧にという気持ちを思い出して作業することができました。

人に対してあまり手紙を出さなくなった今に、
大事な人たちへ楽しい贈り物になっていると感じました。

午後は大量のCDをジャンル別に分ける作業をしましたが、とても大変に感じました。

それでも、CDを拭いているときに
とても興味深い曲やCDが沢山あり、とても楽しかったです。

ジャンル別で段ボールごとに入れる時も先輩方が細やかな気配りで
とてもスムーズに物事が進み、自分では考え付かない些細な事にも
目を配っているのを見て自分はあと一年で
こんなにも大人な振る舞いができるようになりたいと思いました。

一学年しか年は変わらないのにこんなにも気を使えて、
控えめな大人になれるように道のりはかなり長いですが努力しなければと痛感しました。

インターンに行って仕事の内容だけでなく、自分を見つめなおす機会にもなりました。

この三日間で色々な経験をさせていただいて、
未知なことばかりでしたが自分から考えて行動するという大切さを改めて知りました。

このことをバネにして少しでも成長し、またインターンに参加したいと思います。

インターン生 Y.Sの日記(最終回)

2016年09月03日 08時04分18秒 | Daily Life
インターンシップ4日目。

本日は10時に事務所に集合をして、会議室や事務所の清掃を行いました。
掃除機やウェットティッシュを使い、隅々まで掃除をしました。

その後、「あんさんぶる」の整理をしました。
どのダンボールに何年の何月が何冊入っているのか、細かく数え調べました。

途中でお昼をはさみました。
お昼に近くのコンビニに行ったのですが、さすがお昼時です。
首から名札を下げたサラリーマンの方や、お友達とお財布を持ちながら、
ヒールの靴をカツカツと音を立てながら歩く女性の方など、
たくさんの社会人の方が利用していました。

私はこのような光景をテレビでしか見たことがなく、
本当にお昼時にはコンビニや周りの飲食店を
利用しているのだなと、驚きました。

私も大学でのお昼時には、学生がたくさん購買に集まり、
戦争の如く、ごはんの取り合いが始まります(笑)。
しかし、それとは一味違った凄さを感じました。

昼食後も、「あんさんぶる」の整理の続きを行いました。
その作業が終わると、CDの整理を行いました。
何種類ものCDがあり、合唱のものもあれば、ピアノや民謡、
童謡など、様々なものがありました。

その後は、会議室に移動し、
この前見学させていただいた舞台劇のCDを聞きました。

台本や楽譜が細かく書かれてあり、
衣装やセットのことも書かれてあり、見ただけで楽しくなるものでした。
教師側としても、このようなことが書かれてあるととても嬉しいと思います。

その後は、坂元さんとお話をしました。
様々なお話を聞けて、自分の将来のことや働くということ、
これからのことなど、たくさん考えることができました。

私はいま、いろんなことに悩んだり行動できない時があります。
勉強でも遊びでもなんでも、全力でまだやっていないことに気づきました。
学生のうちに、もっと全力になって、がむしゃらに物事に取り組みたいです。

最後に、「心に花を咲かせよう」という、
震災復興のプロジェクトの話し合いに参加させていただきました。

それぞれの方の思いや、どのようにこのプロジェクトを進めていくのか、
真剣に話し合っていて、私も気持ちが引き締まりました。
私にもできることをやっていきたいなと思いました。

インターンシップ4日間は、とても充実したものでした。
働くということ、音楽の仕事を体験できたこと、
自分の将来について深く考えられたこと、
これらのことは、このインターンシップで学びました。
とてもいい経験ができました。

坂元さんをはじめ、ユージンプランニングのみなさま、
関係者の方々には、深く御礼申し上げます。
ありがとうございました!

インターン生 K.Wの日記(その3)

2016年09月03日 07時59分58秒 | Daily Life
インターンシップ三日目。

午前中は掃除や荷物の整理などを重点的に行いました。

初めて事務所に訪れた時も思いましたが部屋は本や段ボールなど
荷物がいっぱいで大学の研究室を思い出します。
今日はCDも整理しましたがその数の多さとジャンルが広くとても驚きました。

午後もCDを整理し、その後、東京書籍さんから出版される
音楽劇の音源と台本を拝見しました。

この台本はすっきりと見やすく、またコーラス隊などもあり、
とても豪華な舞台になりそうでした。

また楽譜や台本のみならず舞台の小道具や衣装の作り方など
細かく記載されており、学校の学習発表会のみならず、
地域のイベントなど音楽劇に知識のない方々でも
再現することができるほど丁寧な作りとなっていました。

録音された歌声やセリフもかわいらしく
音源を聴くだけでも作品のイメージを持ちやすいかと思いました。

学校の先生やミュージカルなど興味のある友人や知人に
発売したら宣伝したいほど素敵なものになりそうです。
出来上がりがとても楽しみです。

その後、インターンシップ内での疑問や感想などを
仲間たちと共有しました。

ここではインターンシップでは説明はほとんどありません。
自分たちで考えるような配慮がされています。

実際、学校やアルバイト先では説明されて
当たり前のような考え方が定着しつつあり、そのため受け身になっていました。

また、私は吹奏楽部に所属していたため
挨拶はできていると思っていましたが実際、なっていなかったなと反省しております。

三日目になってようやくビジネスでの挨拶について調べだし、
本当に勉強不足のまま参加してしまったことがとても恥ずかしいです。

夜には、心に花を咲かせよう合唱団のミーティングに参加させていただきました。

ミーティングでは、今後の活動方針や子供の心のケアについて話し合われました。

団員のみなさまはお時間がない中、
またお仕事と両立しながら活動されておりすごいな、と思いました。

時が経つにつれて人や環境は変化していきます。
その変化に対応していくことの難しさをミーティングで感じました。

また実際に身近ではない都内に住む私たちは忘れがちなので
少しでも忘れないようにこう言った団体が
都内でも活動してもらえたらいいなと思います。

残りのインターンシップも万全の準備をし、
充実した内容にしたいと思います。

インターン生 Y.Mの日記(最終回)

2016年09月03日 07時53分49秒 | Daily Life
今日はインターン最終日。

坂元さんから、お知り合いの方々に
機関誌「あんさんぶる」を届けるということでしたので、
午前はそのために、手分けをして封筒に宛名シールを貼ったり、
中に雑誌や、坂元さんからのお手紙を入れたりする作業を行いました。

ただの作業としてではなく、ユージンプランニングからの贈り物として、
丁寧に、一つ一つ心を込めて行いました。

以前本で読んだのですが、アメリカの公民権運動指導者として、
4ノーベル平和賞を受賞したマーティン・ルーサー・キング牧師は、
「あなたが道路清掃人なら、最高の道路清掃人になりなさい。」
と言ったそうです。

この言葉は、私達が何をするかよりも、
「どのように」するか、の方が重要であることを示しています。

何をするにしても、学び、成長するために、最
善を尽くそうとすることは、とても大切なことだと思います。

この先どのような仕事をすることになっても、こんな仕事、と思わずに、
より良くするために努力して成し遂げられるような人になりたいと思っています。

次は、坂元さんが所有するたくさんのCDを、
種類ごとに分ける作業を行いました。

坂元さんのもとにあるCDは、小学生から高校生のため合唱曲集や、
ママさんコーラス、童謡、民謡、その他ソロ曲集など多くの種類があり、
私達は作業をしながら楽しく色々なCDを見させて頂きました。

特に興味を惹かれたのが、学校行事などのための、
効果音が収録されているCDです。

水の音一つにしても、波の音、蛇口から出る水の音、
川を流れる水の音など、本当に多くの効果音が収録されていました。

将来学校で働くことになっても、
学習発表会やその他イベントなどで必ず役に立つと思うので、
このようなCDも持っておきたいと思いました。

午後は、小学生向けの音楽劇の音源をきかせて頂きました。
ミュージカルのように、劇の中で歌が入ります。

坂元さん方は、音源をきいて、雑音などをチェックしたり、
学校の体育館などで使用された場合のことなどを話されていました。

この音楽劇は、台本、楽譜、CD、作品の解説書、
衣装の例と作り方の説明書、舞台での動きの参考例などがついており、
ここまで親切なものがあるとは、と、驚きでした。

実際に学校で使用されることがとてもよく考えられていると思います。
学校現場にこのようなものが届く前には、
多くのことが考え尽くされて作られていることを知りました。


今日は私のインターン最終日ということで、
坂元さんが質問の時間を設けて下さいました。

これまで見させて頂いたお仕事に関することや、
坂元さんご自身のことについてなど、色々なお話をして下さいました。

その中で、坂元さんの仕事に対する意識やレベルの高さを感じました。
仕事を、時間のかけたいところにたくさんかけられるように、
逆を言えば、時間をかけなくて良いところに時間を割かないように、
レベルの高いところで仕事をする。プロならではの言葉だと感じました。

一方、私を含め、今日インターンを共にした3人は、
自分についての悩みや将来に対しての不安があり、
話は途中から人生相談のようになってしまいました。(ごめんなさい。(笑))

ですが、仕事のことに絡めて、同期であるインターン生の考えや経験を
じっくりと聞くことができたのもまた、私にとっては貴重な経験になりました。

今日を含めた4日間のインターンシップで、多くの現場を見て、
また、体験させて頂いた中で、これまで知ることのなかった世界を知り、
多くの仕事人と出会うことができました。

そして、これまで音楽と仕事について漠然とした
イメージでしかなかったものが、少しはっきりと見えてきたような気がします。

私は、生きている中での不安や悩みもあり、
正直今の自分に自信があるとは言えません。

ですが、このインターンシップで出会った多くのプロのように、
私が目指している教員という職もまた、
教育のプロです。あまりくよくよと悩んでいられません。

音楽に携わって仕事をしている方々の姿を見て受けた刺激は大きく、
私は、残りの学生生活をより良いものにしていくことができると思いました。
時間を大切にし、色々なことを考え、深めながら成長していきたいです。

最後に、このインターンシップで、貴重な機会を恵んで下さった方々に、
心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。