ゆ~たん音楽堂

ドキドキ&ハートフルな音楽と仲間を探して
東奔西走!
音楽ディレクター ゆ~たんの日常。

インターン生 M.Sの日記(その6)。

2010年08月09日 14時37分12秒 | Daily Life
『音楽と批評』

今日は、『第二回 音楽を語る会』の準備・片付けの手伝いをした。
今回の講師は、音楽ジャーナリストの梅津時比古さん。
私が通う桐朋学園大学の先生でもある人だ。

今日の内容は、
●シューベルトの『魔王』『風見鶏』の聴き方
●ジャーナリストとしての批評の形
●なぜジャーナリストになったか
というもので、色々なお話たくさん聞いたが、その中でも特に印象に残ったお話を紹介したいと思う。

評論家は、おもに新聞・音楽雑誌・インターネットなどの中で活躍している。
その中でも圧倒的に読者が多いのは新聞だ。

しかし、新聞を読む人の大半は、実際にはその演奏を聴かずに批評だけを読んでいる。
そうすると、読者は自分で演奏を聴いていないのにもかかわらず、
その演奏の評価やイメージを持ってしまうことになる。

梅津さんはこれを『先見的聴取』とおっしゃっていた。

他のパターンも考えると
◆演奏会に行かずに批評だけを読む
◆演奏会に行って批評を読まない
◆演奏会に行って批評も読む
という3種類のパターンがある。

ジャーナリストの文章だけで演奏の批評が決まらないように、
梅津さんは3つのことに気をつけているそうだ。

◆価値評価をしない
◆良い・悪いを言わない
◆どうしても言わなければいけない時→きちんと理由をつける

私はこのお話を聞いて、とても難しい問題だと感じた。

また、梅津さんはドイツに留学したことがあるそう。

『日常的な出来事から色々なことに気づいた。
留学は、実技のレッスンのために、ではなく、文化を学ぶために行ってください』
というお話があり、なるほどと思った。

『音楽を語る会』では良い話をたくさん聞けて良かった。

R.S

インターン生 R.Aの日記(その6)。

2010年08月09日 08時34分18秒 | Daily Life
『インターンシップ一週間の総括』

インターンシップが始まって5日間、初めての経験ばかりでした。

インターンシップというのはバイトのようなものだと思っていましたが全く違いました。
会社内で、バイトの研修のように、仕事を教わって、私にもできるような
簡単な仕事をするのだと思っていました。

レコーディングスタジオへ行ったときには、たくさんの人がいて驚きました。
また、何度も録音しているのを見て、普段同じようにきいているCDの音楽と
生演奏の違いを知りました。

『かたり音らいぶ』では、『語り』の公演を初めて聞きました。
2回公演があったけれど、同じ内容なのに2回ともまったく違うものに感じました。

合唱のセミナーにも行って、久しぶりに歌も歌えました。
学校の先生たちが、すごく授業を研究しているのを知りました。
合唱の指導の参考にもなりました。

ミーティングも何度も見学できました。
インターン生が来ているからということでいろいろな話も聞かせてもらいました。
何度も確認することが大切で、とても細かい作業だと思いました。

いろいろな場所に行って、沢山の人に会って話を聞かせていただいたことが
すごく良い経験になっています。

特に、毎日いろいろな場所に行くことで、普段どれだけ出かけていないのかを知りました。

とにかく毎日起こることが初めてのことでとても新鮮で、その日感じたこと、
思ったことを整理できないまま次の日になってしまう。というような5日間でした。

というか整理するのがかなり苦手だと実感しました。

それでも、初日から比べると今は少しだけ余裕が出てきたと思います。

残り一週間、大切にしていきたいと思います。

R.A