『音楽と批評』
今日は、『第二回 音楽を語る会』の準備・片付けの手伝いをした。
今回の講師は、音楽ジャーナリストの梅津時比古さん。
私が通う桐朋学園大学の先生でもある人だ。
今日の内容は、
●シューベルトの『魔王』『風見鶏』の聴き方
●ジャーナリストとしての批評の形
●なぜジャーナリストになったか
というもので、色々なお話たくさん聞いたが、その中でも特に印象に残ったお話を紹介したいと思う。
評論家は、おもに新聞・音楽雑誌・インターネットなどの中で活躍している。
その中でも圧倒的に読者が多いのは新聞だ。
しかし、新聞を読む人の大半は、実際にはその演奏を聴かずに批評だけを読んでいる。
そうすると、読者は自分で演奏を聴いていないのにもかかわらず、
その演奏の評価やイメージを持ってしまうことになる。
梅津さんはこれを『先見的聴取』とおっしゃっていた。
他のパターンも考えると
◆演奏会に行かずに批評だけを読む
◆演奏会に行って批評を読まない
◆演奏会に行って批評も読む
という3種類のパターンがある。
ジャーナリストの文章だけで演奏の批評が決まらないように、
梅津さんは3つのことに気をつけているそうだ。
◆価値評価をしない
◆良い・悪いを言わない
◆どうしても言わなければいけない時→きちんと理由をつける
私はこのお話を聞いて、とても難しい問題だと感じた。
また、梅津さんはドイツに留学したことがあるそう。
『日常的な出来事から色々なことに気づいた。
留学は、実技のレッスンのために、ではなく、文化を学ぶために行ってください』
というお話があり、なるほどと思った。
『音楽を語る会』では良い話をたくさん聞けて良かった。
R.S
今日は、『第二回 音楽を語る会』の準備・片付けの手伝いをした。
今回の講師は、音楽ジャーナリストの梅津時比古さん。
私が通う桐朋学園大学の先生でもある人だ。
今日の内容は、
●シューベルトの『魔王』『風見鶏』の聴き方
●ジャーナリストとしての批評の形
●なぜジャーナリストになったか
というもので、色々なお話たくさん聞いたが、その中でも特に印象に残ったお話を紹介したいと思う。
評論家は、おもに新聞・音楽雑誌・インターネットなどの中で活躍している。
その中でも圧倒的に読者が多いのは新聞だ。
しかし、新聞を読む人の大半は、実際にはその演奏を聴かずに批評だけを読んでいる。
そうすると、読者は自分で演奏を聴いていないのにもかかわらず、
その演奏の評価やイメージを持ってしまうことになる。
梅津さんはこれを『先見的聴取』とおっしゃっていた。
他のパターンも考えると
◆演奏会に行かずに批評だけを読む
◆演奏会に行って批評を読まない
◆演奏会に行って批評も読む
という3種類のパターンがある。
ジャーナリストの文章だけで演奏の批評が決まらないように、
梅津さんは3つのことに気をつけているそうだ。
◆価値評価をしない
◆良い・悪いを言わない
◆どうしても言わなければいけない時→きちんと理由をつける
私はこのお話を聞いて、とても難しい問題だと感じた。
また、梅津さんはドイツに留学したことがあるそう。
『日常的な出来事から色々なことに気づいた。
留学は、実技のレッスンのために、ではなく、文化を学ぶために行ってください』
というお話があり、なるほどと思った。
『音楽を語る会』では良い話をたくさん聞けて良かった。
R.S