ゆ~たん音楽堂

ドキドキ&ハートフルな音楽と仲間を探して
東奔西走!
音楽ディレクター ゆ~たんの日常。

インターン生 A.Iの日記(その8)

2019年01月20日 00時35分19秒 | Daily Life
1/16(水)

インターンシップ8日目。
前回に引き続き、トラックダウンの
様子を見学させていただきました。

今回は3曲、ソプラノ・アルト・男声の
それぞれの細かいチェックから始まりました。

最初に「時の旅人」
譜面を見た時に難しいと感じたのは、
16分音符が4拍 数小節続く部分メロディが
それぞれのパートにあるということ。とても短く、
1文字単位で切って他テイクと入れ換える場合、
違和感がないようにすることが果たして可能なのだろうか?
と思っていましたが、フェードや後ろのクリップをうまく使うことで、
切って繋げたとは思えないフレーズが出来ました。

次に「旅立ちの日に」
音が4分音符2分音符に対し「っ」の促音がある歌詞をも
っとそれらしくして欲しいという要望に対して
エンジニアお2人は瞬時に対応されていました。
私ならこんな操作・編集をすると考えながら見ていましたが、
どうすれば再現出来るか何も思い浮かばず、少し悔しく思いました。

最後に「決意」
まさに3連符の嵐。
ピアノの伴奏には8分音符で、歌には2拍3連が多くありました。
私も楽器をやっていて経験したことがあるのですが、
2拍3連は最後の音が短くなりやすいため長さを均等にするのが難しいと感じました。
他パートと同じ間で聞こえるか確認しながら修正されていきました。

自分が今まで勉強してきた技術が
どんなときに使われているのか気がつくことが出来て、とても嬉しく思います。
もうすぐProtoolsの試験もあるので、これから益々勉強を頑張ろうと思いました。

インターン生 A.Iの日記(その7)

2019年01月17日 08時31分46秒 | Daily Life
1/9(水)

インターンシップ7日目。
早いものでインターンシップが始まってから1週間が経過しました。
学校も始まり、Protoolsの授業を受けて復習をしながら
プロの現場を見せていただけて、本当に嬉しく思います。

今回は今までレコーディングしてきた曲の
トラックダウンの様子を見学させていただきました。

ミックスしてReverbがかかっているものを聞き、
レコーディングの時と同じように気になるところは
プレイリストの別テイクと入れ替えたり、
タイミングの調整を行なっていきました。
そうして作り直したクリップはまた
クロスフェードを使ってノイズが聞こえないように編集し、
Busを使って別トラックに
録音し直している(書き出している)のが印象的でした。

それぞれソプラノ・アルト・男声と
計5曲の再確認とトラックダウンが行われました。

途中ピッチ調整やスローでの歌入りの確認など、
Protoolsの知っているけど使ったことのない機能の実
際に使っている様子を見ることが出来ました。

完成間近の作業ということで、
曲の冒頭の編集をやっていたかと思えば最後の方に飛んだり、
1番の歌詞や音が同じ場所を変えたら
2番も同じにするなど変更点が多かったのですが、
エンジニアのお2人は瞬時に対応されていました。

お2人のとても速い作業を見ていて、
エンジニアにとってProtoolsを使えることがアドバンテージになるのではなく、
いかにそれを使いこなせるかが重要なのだと感じました。
私も何を要求されても対応出来るようになりたいと思いました。

インターン生 A.Iの日記 (その6)

2019年01月09日 06時21分50秒 | Daily Life
1/6(日)

インターンシップ6日目。

今日は去年に引き続き、
アルトパートのレコーディングを見学させていただきました。

歌ってくださったのはそれぞれ3人ずつ、
前と同じようにマイク1本を囲むように四角形に譜面が立ててあり、
2回通してからスタートしました。

最初に「心の中にきらめいて」

初見だったので譜面を見せていただきながら、
皆さんがどんなところに注意して作っていくのか見ていました。
ソプラノが既に録音してあったので、
それを聞きながら歌の入りと終わりを合わせていきました。
途中クリックなしなのに僅かなテンポのズレや、
1人だけ音程が少し違っていることなどの意見がありました。

次に「ぜんぶ」

この曲は他と違って譜面に
どんなふうに歌ってほしいのか日本語で書いてあるので、
途中の「たくさんの想いを込めてゆったりと」というところは
ritと書かれていないけれど、
そのイメージ通りに歌うようにされていました。
また臨時記号がついた音が多く、音程に気をつけながら進みました。

最後に「見上げてごらん夜の星を」

「ちいさな」や「ささやか」など母音が同じだったり
同じ文字が続いたりするところに気をつけて歌われていました。
また、クレッシェンドの範囲を譜面通りにするようにお話がありました。
cresc.と記号ではかける範囲が違うというは知っていましたが、
このレコーディングでは譜面通りにやることが求められているため
記号の長さに合わせるように皆さん瞬時に対応されていました。

最後にこの曲の3部合わせたものを皆さんと一緒に聞かせていただきました。
細かい編集などはまだされていませんが、
丁寧に作ったものが合わさり本当に美しい音楽が出来たのだと感じました。