まちづくりぷらす

ブログをお引っ越ししました。
すでに更新は停止しています。

きょうは普通の日

2006年03月31日 | まち歩記(+旅行)
ということで、長町というところまで行ってきました。中心部より南のほうです。
いまはチャリさえ持っていないので、地下鉄ばかり使っています。
地下鉄で目的の「ザ・モール仙台長町」へ。
ここは全国のザ・モール店舗のなかで堂々の売り上げ1位を
記録しているということで、どんなところかなぁと確認してきました。
まずはまちづくりマンとして、この1か月間はまちの概況把握に努める予定です。

↓こんなとこ


コレは確かにデカい(写真ではわかりにくい)!人も多かったです。
そこでお目当ての本棚になりそうなものを探していたんですが、いまいち。
結局、無印良品でパイン材のラックを買うことにしました。
(「それなら仙台駅前のロフトで買えばよかったじゃん」と思いながら…)。

いや~なかなか重かったですが、根性でいえまで持ってきました。
途中おばちゃんに、「その重そうなやつ、なんなの??」と聞かれたり(笑)


↑組み立てて本を入れるとこんな感じ。

ちなみにザ・モール仙台長町は、地下鉄長町南駅とエスカレータでつながっています。
そして隣には太白区役所がありますし、国道4号線もかなり近いみたいです。
どのあたりまでが商圏に入るんでしょうね。
仙台市中心部には気軽に入れる代名詞のダイエーがあります。
このザ・モールは「少しはオシャレしたいけど、そんなにお金は出したくない」
という人たちのための店舗が入ってそうでした(大多数の人はこの部類)。
最近はどこの大型ショッピングセンターでも、ワールドオンワードの店舗が入ってますね。
ちゃんとそういう趣向をわきまえて、中心と郊外の店舗のイメージを変えています。
岐阜には、ザ・モールに匹敵する店舗が何店舗かあり、完全に供給過多な気も。
まぁ商圏は愛知県の尾張地方北部は完全に含まれてますからねぇ。

ところで、ザ・モールが西友グループだってことは知っていたんですが、
昔のイメージがあるせいか、西友も西武グループだと思ってました。
いや~いつの間にか西友はウォルマートに買収されていたんですね。
(こういうときにウィキペディアは役に立ちます)

「経済に…うとい??」ということで、あしたから「日経4946」(購読開始します)。

2つの軸でつながる「つながり」

2006年03月30日 | 日記
まだ大学院の授業ははじまらないので、
きのうは弘前大学の高田さんとネットワークづくりをしました。
高田さんとは若者サミットin京都で知り合ったのですが、
いろいろアクティブに活動している学生さんです。
高田さんと仙台駅の伊達政宗像の前で待ち合わせをして、
牛タンを食べに行きました(仙台来てから牛タンばかり食べている)。

そのあと、高田さんと知り合いで北海道塾を主宰される江口さんとお会いしました。
江口さんとは、地方自治の話などをネタに話は盛り上がりました。
久しぶりに未来を見据えて話ができる人に会ったような気がしますし、
考えていることは、かなり近い部分があるんじゃないかな~と思いました。
あとはどれだけそれを何段階かの戦略を持って実行することなのかな、と。
北海道が「試されちゃってる大地」というのは非常に共感できます。

そして、江口さんの会社と協力して北海道・東北地域で
就活支援をしているエムジョイという会社へ行きました。
そこで就活ネットワークWILLの学生さんたちと会いました。
彼らの定期的な会議に参加させていただいたのですが、
金沢でまちづくりみたいなことをしていたときを思い出しました。
もう少しWILLの会議のほうが和やかに進んでいましたが(笑)

そのあと、エムジョイに続々と有名人集合!

まずは、学生起業家の若新くん(福井出身)と北陸話で盛り上がりました。
彼はいまIdealCareerという会社のCOOをしているそうです。へぇ~。
彼には、人間誰もが背負っているだろう重いよろいというものを脱ぎ捨てたとき、
もっと自分の能力を発揮できるんじゃないの?っていうのを突きつけられました。
久しぶりに、元気な起業家+学生に会うことができていい刺激を受けました。
とはいえ、みんながみんな彼のような生き方ができるわけではないですが…。
また、彼のような生き方が多くの人の幸せにつながるわけでもないでしょうし。
生き方のひとつのかたちとしては、とても参考になりました。

次に、デュナミス渡辺さんにお会いしました。
この渡辺さんもまたまた有名な方で、仙台で会うべき人として教えられたことも…。
お話しした印象では、しんがぶれていなくて大人な印象でした。
いろいろこれから協力できたら楽しそうだなって思いました。

そのあと、飲み会に繰り出し、さらに話は深まったわけで…。

仙台に引っ越してきました―東北のみなさんよろしくです!

2006年03月28日 | まちづくり
27日に仙台に移り住んできました。
ブログの都道府県欄も「宮城県」になってるでしょ??(笑)
いや~まだ自分が東北にいるとは思えない感じですね。
大学院がはじまったら忙しくなり、実感している暇もなさそうです。

きょうは、伊達政宗の霊廟である瑞鳳殿に行ってきました。
再建されたみたいですが、なかなかいいセンスの建物でした(写真)。
僕は初めて行ったんですが、これは仙台来たら行くといいかもしれません。

で、「るーぷる仙台」ってバスでまちをぐるっと1周。
レトロ風なバスはなかなかいいと思いますが、イスが若干少ないです。
みんな観光地巡りで疲れているので、イスを増やすといいですね。

あと閑散期は30分間隔なので、常に20分間隔にすると利便性は向上しますね。
1周1時間で30分間隔だから、閑散期は2台走っているっていうことですね。
繁忙期と同様にサブの1台を常に運行させると、20分間隔になりますね。
繁忙期・閑散期にかかわらず、「20分間隔だ」と観光客に理解してもらうほうが大切な気も。
もちろん、運転手など経費がかかることなのでむつかしいかもしれません…。

現在の料金は、1回250円で1日が600円です。
1回200円、1日500円くらいにすると、乗客は増えると思います。

なんか仙台に来ても相変わらず適当な文章だなぁ。
あしたは、弘前大学の学生といろいろネットワークづくりしてきます!
たぶんあしたの記事のほうがおもしろいと思います。
きょう急いで、新しい名刺を作りました…デザイン変わってませんが。

部屋もココロも空っぽ

2006年03月24日 | 日記
4年間ひとりで住むということが、自分の中でとても大きかったことを実感しました。
大学時代、金沢というまちで過ごせたことはほんとに意味のあるコトだと思います。

まちなかをクルマで走っていたら、涙がボロボロこぼれ落ちてきました。
このまちで、いろいろな出会いがあっていろいろな努力もしたなぁって。
この濃い4年間はこのときしかないって考えると感慨深かったです。
そして、友達のたくさんいる金沢はもう戻ってきません。

これからは「ああ、変わったなぁ」っていうことになるんでしょう。
でも、そんな土地ができたことがとってもうれしいです。
高校3年まで過ごした地元よりも金沢の方が詳しい気もします。
この濃密な時間を与えてくれた土地にほんとうに感謝です。

そんなココロのすきまを埋めるために、石川県西田幾多郎記念哲学館に行ってきました。
アリストテレスやライプニッツたちに、「愛するコトって?」「未来はどうなるの?」って質問(笑)
哲学書を読むならまだしも、施設に行って解決しようというのが相変わらず安直な発想です。
そこに、僕のココロを打つ西田幾多郎の遺品がありました。
それが肩書きの書かれていない名刺でした。
自分の才覚、そして身一つで勝負するということはこういうことなのかな…って。
そんな生き方はなかなかできないけど、カッコいいなぁって思いました。

24日に引っ越しして、岐阜に戻ってきました。
(写真は空っぽの部屋と掃除機でした)

卒業式と大学の思い出

2006年03月22日 | 日記
きょう3月22日は、卒業式でした。
いろいろな先生や友達にお世話になり、成長できた4年間でした。

1年のときは、とりあえず法律学と政治学どっちが向いてるのかな~と考える日々。
そして学科選択で公共システム学科へ(政治学系)。
親には「法学部なのに法律じゃないの?」なんて言われる始末。
それでも今でもこの選択は間違いなかったと思っています。

2年生の夏くらいから少し本気で勉強をし始めました。
このあたりから本をよく買うようになり、よく読むようになりました。
(そのせいで、今回の引っ越しで結構困ることになろうとは…)

決定的な出会いは、2年の12月のことでした。
白山市で行われた「金大タウンミーティング」でなぜか一番前に座らされたわたし。
目の前にいる先生に目をつけられ(笑)、メールアドレスを教えることに。
「連絡するって言ってたのにメール来ないなぁ~」なんて言ってました。
年明けて、一通のメールが。それこそ神谷先生からのものだったのです。
そしてわたしがとても政治に興味があるということをメールすると、
それからいろいろな神谷先生のネットワークを紹介していただきました。
そしていろいろな現場に連れて行って頂き、現場指向のものの見方を学びました。
神谷先生とは、きょうまで400通強のメールのやりとりをしました(笑)

3年になって、河村先生の「投票行動論」ゼミへ。
河村先生は東北大学の情報科学研究科へ異動が夏くらいに決まり、
ゼミも2週に1回くらいのペースの開講となりました。
とはいえ、出口調査バイトを斡旋されて行ったことはとても記憶に残っています。
わたしは能登半島の先っちょ、珠洲市の投票所の担当でした。
珠洲の高齢化を肌身で感じつつ、なかなか答えてくれないな~なんて。
ゼミでは、『不平等社会日本』を読み、いまの格差社会議論を少し先取りしました。

3年次は、社会調査論・社会調査実習で眞鍋先生にもお世話になりました。
なかなか実習は大変でしたが、女性議員にヒアリングしたことや、
実習室で3つのグループの報告と議論はとても記憶に残っています。
眞鍋先生もとてもいい先生でなにかと相談に乗ってくださいました。

とはいえ、大学院に行くとなると、適宜相談も必要となります。
ということで、4年からは木村先生の「公共政策論」ゼミに行くことになりました。
ここで、卒論の指導を受けました。ほんとうにいろいろ参考になりました。
平行して、神谷先生の院ゼミ(地理学)にも参加させていただきました。
ダブルで指導を受けられたことは、ほんとうに贅沢だったと思います。

4年次の夏休みは恐ろしく大変でした。
はづちをでインターンを1か月間行い、終わったのが9月11日。
毎日朝早くから夜遅くまで実習を行っていたので、院試がとても心配に。
(吉田さんと市民社会について議論する「夜のY談」は楽しみでしたが…)
とはいえ、持ち前の適当さ加減が功を奏したのか、合格することができました。

そんなこんなで、わたしをいろんな人が支えてくださいました。
法学部の普通の授業で学んだコトって言うのは、そんなに多くありませんが、
学外で学んだことや、いろいろな先生から教えられたことは数多くあります。

また、わたしのまわりには、ほんとうに個性豊かな友達が集まりました。
わたしのくどい議論にいつもつきあってくれてありがとうございました。
みんながいなくては、自分の考えはもっと練られてなかったのかもしれません。
これからそれぞれ違う場に行っても、その場で活躍することを願っています。

そんな思い出を胸に、東北の地で新たな動きを起こしたいと思います。
「もう大学院生は社会人なんだから、学生気分でいかないように」
と恩師から言われたことがありますが、それを心に刻んで全てに邁進します。

きょうで金沢でブログを更新するのは最後です。
金沢やいろいろな場所でかかわってくださったみなさんに感謝します。

引っ越しの準備をせずに本を読む

2006年03月19日 | 
田尾雅夫・川野祐二編著『ボランティア・NPOの組織論』(2004年、学陽書房)
浅野一郎・浅野喜治『立法政策の企画と立案』(2003年、LEC)

●きょうは愛着のある原付とおさらばしました。
雪道で信号が黄色に変わってブレーキをかけたら180度ターンして、
後ろのクルマの人と目があってお互い大笑いしたことなど思い出いっぱいです。
でも引っ越しの準備は特に進まず、本を真剣に読みました。
ほんとに、最近本を読んでいないので、かなり危機感があります。

○上の本は、非常に読みやすかったです。そこそこオススメ。
NPOに少しかかわったことがあれば、そのNPOを思い出しながら読み進めるとGOOD!
わたしも実際「はづちを」を思い出しながら、「ああそうそう」なんて読みました。
内容的には、当たり前なことなんですが、記述していくことに意味があるんですよね。
「お前に組織論が分かるか」と厳しいことを昔師匠から言われましたが、
やっぱり何かの組織に少し属してみると違うような気がしますね。
バイトを極端に嫌がる人がいますが、少し違った目線で社会を見れるようになります。

○下の本は、いまはそんなに役に立たなくても、そのうち役に立つのかなぁと。
今年の4月から地方自治体で勤める人は、買ってもいいんじゃないでしょうか。
ちゃんと問題とかをこなしながら、読み進めていく趣の本なので、
「ちゃんとやれば」それなりに条例の作り方は理解・実践できると思います。
わたしは問題を適当にしか考えなかったので、知識として入れただけって感じです。

誰がプランBをつくるのか

2006年03月18日 | 政治・行政
村尾信尚編『日本を変えるプランB』(関西学院大学出版会、2005年)を読みました。
「プランA」とは、経済成長ありきのこれまでの政策体系のことを指します。
「プランB」とは生産者から消費者へ、税金を使う側から納税者へ、官から民へ、
といった視点を変えた政策群のことを指しているみたいです。

で、こういった「プランB」を作るときに、
「誰がプランBをつくるのか」という根本的な課題があります。
「プランA」の政策をつくるのは、霞ヶ関の中央官庁であったり、
地方の役所であったりというのが想定されているのだと思います。

日本は政策形成の多元性が低いことが問題なのではないかと考えています。
「プランB」は「プランA」の代替案ということが言えると思いますが、
あまりに政策形成の資源が行政に偏りすぎているのではないでしょうか。
その問題意識の表れが「市民参加による政策形成」を卒論で取り上げた一因です。

「プランA」に「プランB」のスパイスを組み込むことが市民参加の大きな目的です。
そして「プランB」をつくるべきなのは、シンクタンクやコミュニティシンクタンク、
そしてNPOなどが想定されると思われます。
これらがさらに政策形成能力を高めていく必要があると考えています。
特にNPOには、その政策形成能力を高めるために政策提言型組織との協力が不可欠です。

「日本最大のシンクタンクは霞ヶ関の中央官庁である」とよく言われます。
わたしも現実はまさにそのとおりだと思うのですが、
それを少しでも変えるべきだという考えを持っています。

そのためには、公務員が「プランB」をつくる組織に出向し、
「プランB」をつくる人たちが「プランA」をつくっていた組織に行くのがよいのでは??
ある程度、このあたりでの雇用の流動化を進めることが重要だと感じます。
(この本にもそのあたりのことが少し触れられていました)

資料に囲まれる

2006年03月14日 | 日記
いま、資料の山に囲まれています。
宮川流域エコミュージアムの資料も3回行くと3回もらうわけで、
どんどん視察系の資料っていうのは増えていくんですよね。
それをそのときにていねいに整理していけばいいわけですが、
B型のわたしがそんなことできるはずもなく、どんどん積んでいきます。
そろそろ引っ越しの準備をしなきゃなぁということで、
封筒から資料を引っ張り出し、「あぁ、こんなの入ってたのね」
っていう作業を繰り返しています(…これらの資料はいらないのか??)。

とはいえ、いちおう重要そうな資料はとっておこうと思っています。
まぁ、こんな扱いになっていたら、資料はまったく生きませんね。
ちゃんと向こうでは、整理しなきゃな~と思いました。

宮川流域エコミュージアム見学会(11日・12日)

2006年03月12日 | まち歩記(+旅行)
○三重県で行われている宮川流域エコミュージアムへの見学会に参加しました(11日・12日)。エコミュージアムとは、「地域の環境をそれらが本来ある場所で保全し、地域全体を博物館と考え、住民自らが魅力的な地域づくりを行うことで、地域経済の活性化や地域振興を図るもの」(三重県HPより)です。金沢大学から出たバスは途中の白山市役所で、手取川流域にある観光ボランティアグループを乗せ、一路伊勢へ向かいました。途中、武生から敦賀まで通行止めだったため、とっても時間がかかりました。

バスのなかでは、こんな感じ↑でした。
最近めがねを変えたオシャレな宇津さん(左)+地理研の田中くんです。

○実は、宮川流域エコミュージアムを見学するのは、今回で3回目。1回目は、2004年の4月。2回目は2004年の9月にエコミュージアム全国大会に参加しました。そんな感じである程度エコミュージアムは何たるかを理解しているつもりのわたしはもう一度確認するために行ったようなものでした。白山市の人がどのように宮川流域から勉強して、それを自分たちの地域に生かすのかも注目していたんですね。

↑伊勢河崎商人館です。ここはNPO法人が管理しています。
わたしたちの他にも観光客が来ていました。

○あとは、宮川の堤を見たりして、ウェルサンピア伊勢に行きました。きょうの泊まる場所でした。11000円もするんだから、いい部屋を想像していましたが、そんなに大したこともなく、夕食がすごいのかと意気込んだら、そんなに大したこともなく…。公共の宿ってそこそこ安くてそこそこ旨いっていう印象があったんだけど、もうそれって過去の話なんですかね?結構じゃらんなどのネット宿泊予約サイトが果たした影響って大きいのかもって思いました。
○そんなこんなで手取川流域と宮川流域の意見交換会がはじまりました。手取川流域のほうは、とにかく自信家が多かったですね。どうしてそこまで自信があるのか?自分たちに問題点はないのか?って問いたくなるような質問ばかりでした。あれでは議論になりません。宮川の人が言うことを頭ごなしに否定したり、ひどい有り様でした。
○行政主導で行われている宮川流域と、そうでない手取川流域。違いは明確なんですが、その両者がお互いどうすればそのベストミックスが生まれるのかを模索する場にならなかったのが残念です。というか、今回は手取川流域メンバーの一部が、あまりに拙速に回答を求めすぎた気がします。手取川流域のメンバーに元助役がいて、その人の調整型官僚のような手腕でなんとかおさまった感じです。
○その点、宮川流域メンバーのほうの対応というと、非常に紳士的。さすがにエコミュージアム全国大会を開いているだけあります。余裕があるというか、ぎすぎすしていないというか。次の日(日曜日)には、自分の考えてきたことをまとめ、交流を次につなげようという努力もされていました。
○宮川流域のメンバーも手取川流域に来て、お互い問題点を指摘できるといいですね。そこからなにかが生まれてくるような気がします。個人的には、エコミュージアムって非常にコストパフォーマンスの高い事業だなぁって思っています。宮川のエコミュージアムも行政側の負担は1000万円をきっているはずです。北川知事時代に地域県民局に権限と予算を分権化したことが、この宮川流域のエコミュージアムを生んだような気がします(因果関係はわかりませんが…)。市町村単位より大きい流域という単位、こういう単位に地域県民局がかかわれることってまだあると思います。

卒論のテーマ

2006年03月10日 | 日記
不忍池でボートを漕ぎすぎて筋肉痛のわかおです。
気分はまさに「頑張っていきまっしょい」ですね。

金沢大学法学部卒業論文テーマ一覧

きょう久しぶりに大学のHPを見たら、法学部の卒論テーマ一覧が出ていました。
全部で38人が書いたみたいですね(選択12名、必修26名)。
このテーマ一覧を見てると、なかなか面白そうなモノも多いですね。

玄ちゃんの『公職選挙法の選挙運動規制に対する現場からの警鐘』って目を引きますね。
テーマのセンスが素敵です(笑)
「現場からの警鐘」っていうのが、彼の4年間の活動経験から導き出されたんですね。

僕のテーマは、『市民参加による政策形成―金沢まちづくり市民研究機構を中心に―』です。
このブログを見てて、読みたいっていう人がいたらお送りいたします。
u-lev2@mail.goo.ne.jp

新聞に載ってました―まちづくり連携研究会

2006年03月05日 | まちづくり
まちづくり連携研究会+いしかわ地域づくり講座に行ってきました(3月4日)。
NPOと行政との協働をテーマにした世古一穂さんによる講演会と
地域と大学の協働をテーマにしたワークショップの二本立てでした。
去年の8月17日から9月12日まではづちをでインターンを行ったわたしは、
ワークショップでの事例報告者として参加してきました。

いろんな場で行われるワークショップも何回か参加していますが、
世古さんやいしかわ協働ネットワークの人たちのコーディネート術はなかなかのものです。
ワークショップの手法としてとても勉強になったような気がします。

あんまりワークショップに参加したことない人も多かったみたいですね。
今回は結構うまく進められていましたが、やっぱりいろいろ見ると問題点も明らかです。
ワークショップはグループファシリテーターの力量によって議論はかなり左右されますし、
松江のFinemanさんの指摘の通り、使えるテーマと使えないテーマははっきりしています。

で、5日になって、友達からメールが。
「中日の朝刊よんどったらたっちゃんがでててびっくり!いろんなことしとるげんね」(原文ママ)
カメラで「パチパチ」っと撮られたので、写真が載ってるだけかなぁと思っていたら、
普通にわたしの名前や発表で話したことまで記事になっていました。びっくり!
というか、質問時間ではなぜかNPOの情報公開の話で白熱した議論に。

ということで、北陸中日新聞(2006年3月5日付朝刊)を貼り付けておきます。
何か、わたしの写真の格好がとても微妙ですね。
パワーポイントを動かすために、足が微妙に曲がってたり…。
もう少し、カッコよく撮ってほしかったです(笑)


「もとがもとだけにカッコよくはならねーんじゃねー」っていう発言は禁句です。

映画「県庁の星」見てきました(3月3日)

2006年03月03日 | 政治・行政
最近ちょこちょこ映画を見るようにしています。
博士の愛した数式→ナイト・オブ・ザ・スカイって感じです。
僕のまわりには、☆になれるかどうか分かりませんが、県庁に行く人は多いです。
(もちろん、☆になってほしいと期待している人は何人かいますよ)
今回は、「県庁の星」を見てきました。小説でも読んだのですが。
政治・行政・市民社会などのシステムに感心ある人間ですからねぇ。
エンターテイメントとしてどう描かれているか、確認しておきました。

「意識改革ってどうやってするの?」って少し前の記事にも書きましたが、
あらためてそれを聞きたくなりましたね。
だって織田裕二「行政改革は制度や組織を変えるコトじゃない。
今こそ意識を改革するチャンスです」なんて言っちゃうんだから。
これは、まさにわたしが書いた記事とドンピシャじゃないですか。
わたしが言いたいこととは、かなりズレているのですが。

まぁこの映画を見て行政職員は何かしら思うところがあると思いますけどね。
杓子定規的な対応では、実効的な政策を打てるわけないですから。
現場をしっかり見つつ、それでいて対象を客観的に見る目を持つ。
その的確な認識に基づき、政策を形成していく必要があるんでしょうね。

それには、社会調査手法も理解していないとダメでしょうし。
地域のなかに深く入って、対象の実態を把握する必要もあります。
たぶん行政職員に求められるスキルってどんどん上がっていきますよ。
官民協働・市場化テストで、現業部門がどんどん外部委託されたとき、
残るのは果たしていったいどういう機能なんでしょうね?

結局は、政策立案部門が中心になるんじゃないかなと思っています。
そのとき求められるスキルっていうのは、コンサルタントと変わらないはずです。
むしろコンサルよりも現実志向性が求められるという点では、さらに難易度が高い気がします。

公務員になる人は(もちろんどこでもそうだが)、入ってからもスキルアップに努めてくださいね。
そうしないと、自分が外部委託先に行くことになるかもしれませんね。
そっちで活躍するというのも、わたしはアリだと思いますが、
実際、そんなコト(外に出るとか)考えている人って少ないかもって思います。
(ちなみに外部委託先が受け入れてくれるかも問題ですね)

ってな感じで、全然映画の話じゃなかったですね。
ちょっと日本酒に酔っているわかおでした(ほんの少ししか飲んでないのに…)。
挑発的に書いてしまったような気がしますが、たぶん現実になります。
実際いまでも、スキル高い人とそうでない人の違いはかなり大きいです。

実家から戻ってきました

2006年03月02日 | 日記
2月25日:同窓会のあと、ダラダラと友達2人と河原で朝6時まで話してました。
帰ってきて寝て、昼起きたらなんと口内炎がポッコリできてました。
このあと、この口内炎を3つに増やしつつ苦しむことになります。

2月26日:特に何もなし。

2月27日:中部国際空港から仙台へ。
いえを決めに行ってきました。五橋ってトコにしました。
とりあえず、クルマなしでも便利なトコ、まちなか居住を実践します。
さぁ、これでまち歩きが楽しくなる―みなさん仙台に来たら連絡ください。

2月28日:いえを決めたので、とりあえず松島へ行ってきました。
電車に乗って行ったわけですが、岐阜弁で話していると注目を浴びます。

↑松島の様子。松をマクロにして撮ってみました(笑)日本三景達成は残りひとつです。

その後、卒論の注でも書いた仙台市市民活動サポートセンターへ行きました↓。

いろいろ話を聞きたかったのですが、あんまり話ができませんでした。
ただ、都市デザインワークスっていうコミュニティシンクタンクNPOが出した
デザインマスタープランとその参考資料が売っていたので迷わず購入。
もう少し、コミュニティシンクタンクのことを知らなければ…一度参加してみるか。
そのときに、少しお話しすることができました。今後もお世話になります、たぶん。
そして、夜の便で中部着―岐阜に戻ってきました。

3月1日:眠い目をこすりながら、金沢へ。
入学手続の書類が届いていました。同期生は27人か~よろしくです。

3月2日:ダラダラ。引っ越しの準備とかしなくちゃね。