まちづくりぷらす

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すでに更新は停止しています。

大型モールの淘汰がはじまった!

2009年01月06日 | まちづくり
1月3日の夕方にしてこの人の少なさ。
岐阜市南部にあるカラフルタウン岐阜の店内の様子です。

あけましておめでとうございます。
旧年中はほとんどブログを書かず申し訳ありませんでした。
今年は最低月1を目標に記事を書きたいと思います
(ですので、閲覧は月1で十分です(笑))。
 
本モールの特徴は、運営をトヨタオートモールクリエイトが行っている点です。
もともとこの土地がトヨタ紡織の工場という経緯もあり、トヨタ全開のモールです
(現在もバンパーを製造するトヨタ紡織岐阜工場が隣接)。
そのためモール内に、トヨタ販社5社とダイハツの計6つのショールームがあります。
さすがにこの景気減速の中で、ショールームは閑古鳥が鳴いていました。
また敷地内には、トヨタ系カー用品店のジェームス、中古車店のカーロッツがあります。

岐阜市南部(尾張北部)のモールトライアングルはこちら
(GoogleMapを直接表示できなかったので…)
これ以外にも一般的なGMSを含めれば、相当な数になります。

ここで問題になるのは、やはりコンテンツ。
新しいモールを建設する際に目玉にクルマを据えても、
結局クルマを毎回見ようという人はそんなにいないわけです。
となると、クルマのような場所をとるコンテンツは、店舗構成上足かせとなります。

カラフルタウンでは、専門店街の4分の1程度がクルマで占められています。
このクルマは運営会社や土地の経緯上、なかなかなくすわけにはいきません。
すでに私の感覚では、岐阜モール戦争に取り残されている感があります。
後発モールが魅力的なコンテンツを入れて大盛況の中で、
クルマを軸にカラフルタウンがどこまで奮戦できるかは要注目です
(かなり厳しい状況には変わりないと思いますが…)。

岐阜駅前再開発はこのような状況でどうするのか…
駐車場がいっぱいだと思えば、岐阜には見向きもせず、
名古屋の初売りに行く人たちを引きとめることができるのか
(1月4日東京に戻る際に岐阜駅前駐車場はどこもいっぱいでした)。

いろいろな地域の動きが見え隠れした里帰りでした。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。