まちづくりぷらす

ブログをお引っ越ししました。
すでに更新は停止しています。

東北大学公共政策大学院を修了!

2008年03月27日 | 日記
無事に2008年3月25日付で東北大学公共政策大学院を修了しました。

学位記授与式では、総長賞をいただきました。
この賞は、これまで支援してくださった教員のみなさま、
議論にいっぱい付き合ってくれた公共政策大学院の同志、
そして、黙って支えてくれた両親のおかげで頂けたものです。

本当にありがとうございました。

きょう27日の午前中の新幹線で仙台を去る予定です。
仙台で関わってくださったすべての方々に御礼申し上げます。

大学院での思い出記事は、次回にさせて頂きたいと思います
(本ブログの今後の処遇をどうするかは、まだ未定ですが…)。

「塩竈ぼんぼん」に行きました(8日)

2008年03月10日 | まちづくり
Picasa「塩竈ぼんぼん」

塩竈に行ってきました。塩竈は何度か行ったことがありますが、
今回は「塩竈ぼんぼん」という塩釜女子高校の生徒と
東北大法学部(経産ゼミ)の学生のコラボイベントを見に行きました
(経産ゼミの学生によるプロジェクトブログはこちら)。
イベントでは塩竈の新名物を作るとの目的で作られた以下の商品が。
(1)「まぐまぐバーガー」:マグロをたたいてパティにしたハンバーガー
(2)「ミニカプ」:女子高生が食べたいスイーツ?
これらの試食会が行われるとのことで、試しに行ってみたわけです。

とりあえず、「上から見ないと」ということで、NKTくんといっしょに
「壱番館」という銀行と公共施設が同居した建物に入りました。


入ってみると…!!



↑なぜこの二つをくっつけたのでしょうか??おもしろいです。

で、景色を眺めながら↓の感想は…「さすが人口密度東北一!」

↑山裾にも家がいっぱいあります。

で、とりあえず上から見たので、今回の目的地「亀井邸」を目指すことに。
裏坂って書いてあったから文字どおり、裏の坂なんだろうと上っていくと、
あれ??塩竈神社に着いてしまいました。駐車場に向かう坂でした…(笑)



とはいえ、あの急な坂↓を上らなくていいのであれば結果オーライかと
(NKTくんは合気道で鍛えた健脚を生かしたかったようですが…)。


ようやく裏坂の位置を把握して、亀井邸↓に着きました。


当初は、まぐまぐバーガーを230円、
ミニカプを150円から売る予定だったようですが、カンパ制に変えて、
「今後の女子高生の活動にご支援を!」となったようです。

↑これがまぐまぐバーガーとミニカプ。

到着後、担当の佐分利先生と大学生のリーダー格、Hさんにお会いしてお話。
女子高生と大学生はこの日のために頑張ってきたとのことです。

今後もぜひそれをつなげて欲しいということで、誤解を恐れず批評します。

【まぐまぐバーガーの批評】
味自体はマグロかはよく分からないなぁというのが第一印象。
味はおいしいのですが、逆に言えばクセを消したことが
「普通のハンバーガーとの違い」という付加価値を生み出せていません。
あと、調理場の問題で温かくなかったのは仕方ないとはいえ、
お客さんに出すのであれば、保温の方法などを考えるべきだと思いました。
パティだけをパックにして売り出すのも、ひとつの手ではあると思いました。
「来てまで食べたいか?」と言えば、「う~ん、もう一歩」というところ。
なぜ他のご当地バーガーがうまくいくのか?をもう少し分析すべきでしょう
(二匹目のドジョウを得ようとする記事はこちら)。

【ミニカプの批評】
これは正直、わたしにとってはイマイチかなぁと思いました。
女子高や観光遊覧船の中で売り出すなど、
売り場を考えればまだ何とかなるかなぁとは思いました。
ただ、中身に特色が見あたらないので、逆に言えばどこにでもある味です
(そのどこにでもある味が塩竈で食べられないということなら必要かも)。

これらを差し引いても、女子高生と大学生は最善を尽くしたと思います。
これからも、塩竈地域を担う人間として頑張って欲しいと感じました。

その後一行は、市場を軽く見て、昼ご飯を食べました。
それにしても、塩竈の寿司屋はほとんどメニュー表を出していません。
あれじゃ、貧乏学生は怖くて入れませんよ…。
1平方キロメートルあたりの寿司屋の数が全国一でもこれじゃダメです。

最後にイオンをちらっと見て帰ってきました。

大学院修了決定!

2008年03月09日 | 日記
大学院の修了が決定しました!
わたしを支援してくださったみなさまに大変感謝しています。
その前にですが、松江のFinemanさんから手書きのハガキをいただきました。
わたしがいただいた万年筆「プロフェッショナルギア」が描かれています。
絵と言えば、落書き帳に小さな頃、クルマばっかり描いていたことを思い出します。
それ以来、あまりセンスがないようで、うまい絵を見ると感動します。

相変わらず、プロ・ギアは、相棒としてガンガン頑張ってもらっています。
Finemanさん、どうもありがとうございました。

公共的課題に気づくきっかけは何か?(大学生編)

2008年03月05日 | 公共課題に気づくきっかけ
ネタがないときの「公共的課題に気づくきっかけは何か?」の大学生編です。
先日取材を受けていたら、何か運に左右されているような印象を与えたような…。

1.小学生のとき

2.中学生のとき

3.高校生のとき

4.大学生のとき

(1)ずっと政治に興味があったため政治学にはまった
最初は法律か政治か悩んでいて、宅建とかに手を出したこともありましたが…。
大学2年の学科選択のときに、「やっぱり興味の赴くまま行こう!」と、
政治学系の「公共システム学科」(次の年に廃止された…)を選択しました。
で、大学2年の夏から「まじめにやるなら本は今後すべて買う」という方針に。
その結果、学部の引っ越しには苦労することになります(今回は若干処分)。
まぁ、政治学とか公共政策に関係する本は今より詳しかった気がします。
だから2005年以前に出版された本はそれなりに詳しいのですが…。

(2)すばらしい教員陣に出会って現場主義をたたき込まれた
このブログにたびたび出てくる文学部地理学教室の神谷先生
まぁ「陣」ということは他にもいろいろな方がいらっしゃいます
(2006年3月22日記事「卒業式と大学の思い出」)。
指導教員の木村先生のゼミでは、いつも口頭試問ばりの質問攻め。
ゼミ生が少なくて大変でしたが、すごい勉強になりました。
社会調査論・実習関係でお世話になった眞鍋先生は、
いつもフィールドワークの重要性を訴えられており、
その考え方などは非常にいまの自分に役立っています。

(3)石川県議会議員の学生政策スタッフをやっていた
この話はあまりこのブログに書いたことはないのですが…
(というより、ブログをやり始めた頃はもうやっていなかったので)。
もともと政治学が専攻で実際の政治に興味があったので、
具体的に地方議員とコラボする機会を神谷先生に作ってもらい、
そこで質問案を考えたり、視察に帯同することを約6か月やってました
(2004年3月~9月くらいまでが実働期間でした)。
理論と実践を意識し始めたのはちょうどこの頃ですかね。

(4)NPOに1か月間インターンシップに行った
2005年8月記事
2005年9月記事
上に大体インターンシップの経過の記事がありますが、
それまでNPOというと怪しい存在で必要あるかなぁ?と思っていたのですが、
具体的に活動しているNPOの中に入ってみて活動してみると、
いろいろ問題はあるものの意味のある活動をやっていることも多いと実感
(本ではよく出てくるんですが、学生で実態を知っている人は少ない気が)。
毎日温泉に入れたので、このインターンシップに行ってよかったです(笑)

(5)友人や教員と議論しまくった
夜から朝まで友達の家で「あーでもない、こーでもない」と話していたのは、
いま振り返っても懐かしいなぁと思います(ジョイフルで10時間耐久とか)。
こういう学友に恵まれたことは本当にラッキーだと思いますし、
先生たちともいろいろお話しして、考えさせられることが多かったです。

やっぱり、いい教員や友人に恵まれて、いろんな機会を与えられて、
それを吸収していこうとしっかりと努力していったことが、
公共的課題を捉える視点を磨いていく過程では重要だったと思います。
もう少し、しっかりしたまとめを考えられたらUPLOADしたいです。

さよならBOOKS

2008年03月04日 | 日記
学部時代から溜め込んでいた本を処分することにしました。
基本的には本は買って売らないことにしていたのですが、
引っ越しに恐ろしい値段がつきそうなのでやめました。
これから人にあげたりするのも面倒なので、BOOKOFF行きに
(6日の午前中に取りに来てもらう予定です)。

「どうしても欲しい!」って本があればご連絡ください
(5日の夜までに連絡をくだされば対応が可能かと)。
まぁ、郵送したりするのはさすがに面倒なので、
物理的に仙台にいらっしゃる方に限られますが…。

以下はその羅列(順不同で見にくくてすみませんが…)。

番号 著者名 題名 出版社 出版年
1 村尾信尚 「行政」を変える! 講談社現代新書 2004年
2 山口二郎 戦後政治の崩壊―デモクラシーはどこへゆくか 岩波新書 2004年
3 五十嵐敬喜ほか 公共事業をどうするか 岩波新書 1997年
4 新藤宗幸 行政ってなんだろう 岩波ジュニア新書 1998年
5 橘木俊詔 企業福祉の終焉―格差の時代にどう対応すべきか 中公新書 2005年
6 ロナルド・ドーア 働くということ―グローバル化と労働の新しい意味 中公新書 2005年
7 古厩忠夫 裏日本―近代日本を問い直す 岩波新書 1997年
8 中西輝政 なぜ国家は衰亡するのか PHP新書 1998年
9 菊川智文 イギリス政治はおもしろい PHP新書 2004年
10 中島義道 哲学の道場 ちくま新書 1998年
11 仲正昌樹 「不自由」論―「何でも自己決定」の限界 ちくま新書 2003年
12 猪瀬直樹 日本システムの神話 角川書店 2002年
13 舛添要一 内閣総理大臣―その力量と資質の見極め方 角川書店 2002年
14 日本人を知る研究会 県民性の統計学 角川書店 2002年
15 立花隆 21世紀知の挑戦 文春文庫 2002年
16 森孝一 「ジョージ・ブッシュ」のアタマの中身 講談社文庫 2003年
17 荷宮和子 若者はなぜ怒らなくなったのか 中公新書ラクレ 2003年
18 養老孟司 バカの壁 新潮新書 2003年
19 姜尚中ほか ナショナリズムの克服 集英社新書 2003年
20 広瀬隆 アメリカの巨大軍需産業 集英社新書 2001年
21 猪瀬直樹 続・日本国の研究 文春文庫 2002年
22 大嶽秀夫ほか 政治学 有斐閣 1999年
23 宮台真司ほか ニッポン問題。 インフォバーン 2003年
24 仲正昌樹 「みんな」のバカ!―無責任になる構造 光文社新書 2004年
25 玄武岩 韓国のデジタルデモクラシー 集英社新書 2005年
26 加藤秀治郎 日本の選挙―何を変えれば政治が変わるのか 中公新書 2003年
27 玄田有史 ニート 幻冬舎 2004年
28 大谷恭子 共生の法律学 有斐閣 2002年
29 清水江一 自治体の新政策形成戦略 ぎょうせい 2002年
30 池田謙一 コミュニケーション 東京大学出版会 2000年
31 森脇俊雅 集団・組織 東京大学出版会 2000年
32 岡本義行編 政策づくりの基本と実践 法政大学出版局 2003年
33 佐藤竺編 住民参加をめぐる問題事例 学陽書房 1979年
34 世古一穂 市民参加のデザイン ぎょうせい 1999年
35 鶴木眞編 コミュニケーションの政治学 慶應大学出版会 2003年
36 横山寿一 社会保障の市場化・営利化 新日本出版社 2003年
37 大前研一 チャイナ・インパクト 講談社 2002年
38 塩光輝 農業IT革命 農文協 2001年
39 山中俊之 公務員人事の研究 東洋経済新報社 2006年
40 石渡正佳 利権クラッシュ WAVE出版 2003年
41 魚住昭 野中広務―差別と権力 講談社 2004年
42 日本規格協会編 対訳ISO9001 日本規格協会 2001年
43 野口吉昭 コンサルタントの「現場力」 PHPビジネス新書 2006年
44 室田武 地域・並行通貨の経済学 東洋経済新報社 2004年
45 田畑暁生 地域情報化政策の事例研究 北樹出版 2005年
46 樫田秀樹 「新しい貯金」で幸せになる方法 築地書館 2006年
47 山内直人編 NPOデータブック 有斐閣 1999年
48 中小企業診断士協会 中小企業施策の手引(平成18年改訂版) 同友館 2006年
49 ウィリアム・パウンドストーン ビル・ゲイツの面接試験 青土社 2003年
50 島田晴雄 成功する!「地方発ビジネス」の進め方 かんき出版 2006年
51 島田晴雄 行政評価 東洋経済新報社 1999年
52 山岡義典編 NPO実践講座―いかに組織を立ち上げるか ぎょうせい 2000年
53 山岡義典編 NPO実践講座2―人を活かす組織とは ぎょうせい 2002年
54 山岡義典編 NPO実践講座3―組織を活かす資金源とは ぎょうせい 2003年
55 東北産業活性化センター編 コンパクトなまちづくりの時代へ 日本地域社会研究所 2006年
56 山岡義典ほか 協働社会のスケッチ ぎょうせい 2001年
57 人見剛 協働型の制度づくりと政策形成 ぎょうせい 2000年
58 武藤博己 分権社会と協働 ぎょうせい 2001年
59 平石裕一 地域再生の協同金融 地域産業研究所 1999年

実際にさよならBOOKSはこれ以上ありますが、
とりあえずエクセルに打った分だけUPLOADしてみました。
それにしても、学部時代買った本が多いです。